ニヴォーズ (フリゲート)

ニヴォーズ
基本情報
建造所 アルストム=アトランティーク造船所
運用者  フランス海軍
艦種 フリゲート
級名 フロレアル級フリゲート
艦歴
発注 1989年
起工 1991年1月16日
進水 1991年8月11日
就役 1992年10月15日
要目
排水量 基準 2,600t
満載 2,950t
全長 95.5m
最大幅 14.0m
吃水 4.3m
機関 ディーゼルエンジン方式、2軸推進
SEMT ピルスティク6PA6 L280ディーゼルエンジン × 4基(8,800HP
ボードアン 12P15 2SRディーゼル発電機 × 3基(590kW
アルストムAA 49L9発電機 × 3基
Ulstein艦首スラスター × 1基(200kW)
速力 最大速 20kt
航続距離 巡航15ktで10,000海里
乗員 100名
兵装 CADAM 100mm単装砲 1基
F2 20mm単装機関砲 × 2基
MM40SSM単装発射機 × 2基
L5 533mm5連装魚雷発射管 × 2基
搭載機 AS 565 パンテル × 1機
C4ISTAR CSEE Najir火器管制装置 × 1基
レーダー DRBV-21対空捜索 × 1基
RM1290航海 × 1基
RM1290着艦 × 1基
探索装置・
その他装置
フルノ測深システム
電子戦
対抗手段
CSEE Mk.2デコイ発射機 × 1基
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ニヴォーズフランス語Nivôse, F 732)は、フランス海軍フロレアル級フリゲート3番艦。艦名はフランス革命暦雪月に由来する。

艦歴[編集]

「ニヴォーズ」は、アルストム=アトランティーク造船所で建造され1991年1月16日に起工、1991年8月11日に進水、1992年10月15日に就役する。

1993年10月9日ヌメアと命名都市の関係を結ぶ。「ニヴォーズ」はレユニオンに配備され海外領土経済水域の警備を主任務とし海洋における諸任務に当たる。

2001年10月から不朽の自由作戦に参加するためペルシャ湾に派遣される。

1999年9月から2000年3月にかけてインド洋周辺諸国を訪問する。2004年3月にハリケーン被害が出たマダガスカルに救援のため派遣される。2005年3月にはケープタウンに寄港、その後6月にナミビアウォルビスベイに寄港し二国間訓練を実施する。2008年後半にはソマリア沖の海賊に対応するため欧州連合によるアタランタ作戦に参加しアデン湾に展開する[1]2009年4月11日モンバサ沖900kmにてリベリア籍の商船「サフマリン・アジア」が襲撃されこれの救難信号を受信し、同月15日に海賊の母船を臨検して容疑者を拘束した[2]

2010年2月には再びアタランタ作戦に参加するためソマリア沖・アデン湾に展開している[3]

2013年5月10日、アタランタ作戦の一環として9日間に渡りジブチからケニアモンバサ港まで世界食糧計画がチャーターした船舶の護衛を果たす[4]

脚注[編集]

  1. ^ CNN Suspected pirates rescued in Gulf of Aden2008年12月5日
  2. ^ ニューヨーク・タイムズ 11 Pirates Seized by French Navy2009年4月15日
  3. ^ EU NAVFOR Welcomes French Warship FS NIVÔSE In Operation Atalanta
  4. ^ EU Naval Force Warship FS Nivôse Escorts World Food Programme Ship To Safety

関連項目[編集]

外部リンク[編集]