ド天国

天国てんごく
メンバー
  • ゴトウタイガ
  • 河村ぬりえ
  • てんと
結成年 2022年[1]
事務所 吉本興業
活動時期 2022年 -
出身 NSC東京校29期
旧コンビ名 フライ・ハイ(河村)
旧トリオ名 虎ノ門
炎天下(ゴトウ、てんと)
過去の代表番組 ド天国のドッカンドッカンTV
同期 伝書鳩
なでなでボーイ など
受賞歴
NSC大ライブTOKYO 2024 優勝
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ド天国(ドてんごく)は、吉本興業東京本社に所属する日本のお笑いトリオNSC東京校29期。

メンバー[編集]

ゴトウ タイガ(2000年8月14日[2] - )(23歳)
神奈川県出身[2]
本名、後藤 泰河(ごとう たいが)[3]
河村 ぬりえ(かわむら ぬりえ、2000年12月6日[2] - )(23歳)
東京都出身[2]
本名、河村 勇一郎(かわむら ゆういちろう)[4]
てんと(2000年7月27日[2] - )(23歳)
新潟県出身[2]
本名、前田 天道(まえだ てんと)[3]

来歴[編集]

法政大学のお笑いサークル「HOS」の21期生[注 1]によるお笑いトリオ[5]。結成時のトリオ名は「虎ノ門」だった[1]

「虎ノ門」を結成する前は、ゴトウとてんとはトリオ「炎天下」、河村はコンビ「フライ・ハイ」として活動していた。ゴトウとてんとが3年生の時に、「炎天下」は「大学生M-1グランプリ2021」で優勝[3]。しかし1学年上のメンバーが就職を希望していたため、そのメンバーの卒業に伴い解散が決まる。同時期に河村のコンビも解散したため、現メンバーによるトリオを結成する運びになった[1]

2023年、吉本興業の養成所・NSCに入学。東京校29期生となる。この頃よりトリオ名を「ド天国」に改めた。在学中に出場した「キングオブコント2023」では、準々決勝に進出[6]。また、在学中にテレビのネタ番組への出演もしている(#出演節を参照)。

2024年2月、養成所の卒業ライブ「NSC大ライブ2024 TOKYO」で優勝。その年の東京校の首席となる[7]

芸風[編集]

主にコント。学生時代から漫才もコントもしていたが、NSC入学当初の授業で漫才を披露したところ、講師である佐藤哲夫パンクブーブー)から「コテンパンに言われ[8]」たため[注 2]、その後はコントに絞ってネタ作りをしてきた[8]。NSC大ライブ優勝時のインタビューでは、「卒業後は漫才も頑張っていきたい」と意気込みを語っている[8]

台詞をあまり使わずコミカルな動きをメインとしたコントが多く、てんとが大ファンである『トムとジェリー』からの影響であるという[10]。大学時代に受けたインタビューの中では、ネタについては「3人でアイデアを出したものの中から良さそうなものを選び、その場で実際にやってみる」という作り方をするため、「誰もネタを書いていない」と話していた[1]

賞レース等での成績[編集]

出演[編集]

テレビ[編集]

レギュラー・冠番組
  • ド天国のドッカンドッカンTV(BSよしもと、2024年3月28日〈27日深夜〉[13]
その他

ライブ[編集]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 河村とてんとは同大学の出身だが、ゴトウは芝浦工業大学出身。他大学のお笑いサークルを選んだ理由について、ゴトウは「芝浦工業大学から電車1本で行けて、有名な大学の方がお笑いサークルは強いと思ったから」と述べている[1]
  2. ^ このことについて、佐藤は「最初からトリオとしての形ができていたが、当時は声が小さかった。声を張るようになったウケるようになった[9]」と話している。
  3. ^ a b チーム「兄貴感謝」として[12]

出典[編集]

  1. ^ a b c d e 虎ノ門 河村「そうなんすよ。俺、すぐ泣くんすよ。」」『アマチュア芸人インタビューwatch』(インタビュー)(インタビュアー:渡邉、湯澤)、2023年3月21日。2024年3月28日閲覧
  2. ^ a b c d e f g ド天国|コンビ情報」『M-1グランプリ公式サイト』。2024年3月28日閲覧
  3. ^ a b c 大学生M1グランプリはトリオ炎天下が優勝 女性不在の合コンネタで沸かす」『日刊スポーツ』2021年12月18日。2024年3月28日閲覧
  4. ^ a b NSC卒業ライブ優勝は「ド天国」 在学中から活躍するトリオの原点に〝海外アニメ〟」『東スポWEB』2024年2月27日。2024年3月28日閲覧
  5. ^ HOS21期卒業ライブ『食いにげ』 [@HOS21st_live]「【卒業ライブ『食いにげ』出演者紹介①】・海ほたる(木村、牧) ・ドロップボロップ(うなぎ、徳永) ・虎ノ門(河村、てんと、後藤)」2023年3月14日。X(旧Twitter)より2024年3月28日閲覧
  6. ^ a b EXIT、劇団スティック、都トム、トレエン、ぼる塾ら「キングオブコント」準々決勝へ」2023年8月4日。2024年3月28日閲覧
  7. ^ NSC現役生による卒業ライブ「NSC大ライブ」でトリオのド天国が優勝 約330組の頂点に」『デイリースポーツonline』2024年2月27日。2024年3月28日閲覧
  8. ^ a b c NSC東京の大ライブ優勝はトリオの「ド天国」! ノンスタ石田「仕上がってたし、上に行くやろうなと思っていた」」『FANY Magazine』2024年2月29日。2024年3月28日閲覧
  9. ^ NSC卒業ライブは法大出身トリオ「ド天国」がV ノンスタ石田絶賛「作り方も面白いし、表現力も高い」」『スポニチアネックス』スポーツニッポン新聞社、2024年2月28日。2024年4月1日閲覧
  10. ^ 【ライブレポート】NSC東京29期生の首席はド天国、KOC準々決勝にも進んだ実力派トリオ(写真18枚)」『お笑いナタリー』。2024年4月1日閲覧
  11. ^ 虎ノ門 後藤「最初の3年と最後の再スタートの1年で全然違う感じがする。」」『アマチュア芸人インタビューwatch』(インタビュー)(インタビュアー:渡邉、湯澤)、2023年3月21日。2024年3月28日閲覧
  12. ^ a b 「もうアマチュアのイメージではない」 大学お笑い賞レース「NOROSHI」決勝は今年も大激戦」『FANY Magazine』2023年3月20日。2024年3月28日閲覧
  13. ^ ド天国のドッカンドッカンTV」『BSよしもと』。2024年3月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年3月28日閲覧
  14. ^ 冗談来人プレゼンツ アオタガイグランプリ2023「予選コント大会」」『WEBザテレビジョン』。2024年3月28日閲覧
  15. ^ 千鳥のクセスゴ!2時間SP」『WEBザテレビジョン』。2024年3月28日閲覧
  16. ^ BSよしもと [@bsyoshimoto]「👂📺#キクテレミルラジ265👀📻」2024年4月2日。X(旧Twitter)より2024年4月4日閲覧
  17. ^ 【東京】2023年度NSC東京校首席“ド天国”ド解剖」『よしもとライブ』。2024年4月9日閲覧

外部リンク[編集]