ドラガン・トラヴィツァ

ドラガン・トラヴィツァ
Dragan Travica
基本情報
国籍 イタリアの旗 イタリア
生年月日 (1986-08-28) 1986年8月28日(37歳)
出身地 ザグレブ
ラテン文字 Dragan Travica
身長 200cm
体重 94kg
選手情報
所属 イタリアの旗 シル・サフェーティ・ペルージャ
ポジション S
利き手
スパイク 335cm
ブロック 320cm
獲得メダル
イタリアの旗 イタリア
オリンピック
2012 男子バレーボール
欧州選手権
2011 男子バレーボール
2013 男子バレーボール
ワールドリーグ
2013 男子バレーボール
2014 男子バレーボール
ワールドグランドチャンピオンズカップ
2013 男子バレーボール
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ドラガン・トラヴィツァ(Dragan Travica, 1986年8月28日 - )は、クロアチアザグレブ出身[1][2][3][4]イタリアに帰化した男子バレーボール選手[5][6]。ポジションはセッター。元イタリア代表。日本ではドラガン・トラビカの表記がある[7][8]

来歴[編集]

父親はセルビア・モンテネグロ男子代表監督を務めたことで知られるセルビアのバレーボール指導者リュボミール・トラヴィツァ[5][6]。息子のドラガン・トラヴィツァはイタリアで育ち、2000年にシスレー・トレヴィーゾのユースチームでバレーボールを始め、キャリアをスタートさせた[5]

セリエB1パッラヴォーロ・ファルコナーラでの1シーズン終了後、2003-04シーズンにセリエA1パッラヴォーロ・モデナと契約し、プロバレーボールでデビュー[5]。ここで2年間を過ごす。

2005-06シーズンのセリエA2パッラヴォーロ・レイマ・クレーマを経て[注 1]、次シーズンはスパークリング・バレー・ミラノで下位リーグが続くも、コッパ・イタリアA2優勝とセリエA1昇格を果たし、翌シーズンも同じチームで競技を続ける。2007年11月11日、フォルリで行われたオールスターゲームのイタリア-オールスターA2戦(2-0)でイタリア代表デビューを飾った[3]

2008年のミラノチームの廃部後、2008-09シーズンはモデナに戻り、次シーズンからモンツァガベカ・パッラヴォーロに2シーズン在籍。イタリア代表として2011年欧州選手権で銀メダルを獲得し[3]、ベストセッター賞を受賞した[11]

2011-12シーズンはマチェラータASバレー・ルーベと契約し、スクデット獲得とスーペルコッパ・イタリアーナ優勝。イタリア代表では2012年ロンドンオリンピック2013年ワールドリーグでそれぞれ銅メダル獲得[3]2014年ワールドリーグ2013年ワールドグランドチャンピオンズカップにおいて再び銅メダル獲得。2013年欧州選手権で銀メダルを獲得した[3]

2013-14シーズンにロシア・スーパーリーグベロゴリエ・ベルゴロドへ移籍し、2度のスーパーカップ優勝、2013年ロシア・カップ優勝、2013-14年欧州チャンピオンズリーグ優勝を飾った。

2015-16シーズン、トルコ1部リーグのハルクバンク・アンカラへ移籍[12]

球歴[編集]

受賞歴[編集]

所属クラブ[編集]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ パッラヴォーロ・レイマ・クレーマはセリエA2プレーオフに勝利し、セリエA1昇格が決定していたが[9]Mローマ・バレーに権利を譲渡し、セリエA2に残留した[10]

出典[編集]

  1. ^ Dragan Travica”. FIVB. 2015年7月7日閲覧。
  2. ^ Dragan TRAVICA”. CEV. 2015年7月7日閲覧。
  3. ^ a b c d e Dragan TRAVICA”. FIPAV. 2015年2月27日閲覧。
  4. ^ Dragan Travica”. Legavolley. 2015年7月7日閲覧。
  5. ^ a b c d Dragan Travica - "Belogorie has a perfect organization"”. WorldofVolley (2014年2月11日). 2015年2月27日閲覧。
  6. ^ a b You can grow up every day - Dragan Travica”. FIVB (2014年9月5日). 2015年2月27日閲覧。
  7. ^ ワールドカップバレーボール2011 出場チーム紹介 イタリア -ITA-”. JVA. 2015年2月27日閲覧。
  8. ^ ロンドン五輪競技日程 バレーボール男子3位決定戦”. SANSPO.com. 2015年2月27日閲覧。
  9. ^ Crema è nell'olimpo del volley”. Legavolley (2006年5月23日). 2015年2月27日閲覧。
  10. ^ Cessioni dei diritti sportivi in Serie A”. Legavolley (2006年6月9日). 2015年2月27日閲覧。
  11. ^ Competition Final Standing - Individual Awards”. 2011 CEV Volleyball European Championship. 2015年2月27日閲覧。
  12. ^ Dragan Travica for WoV: "I am going to HalkBank!"”. WorldofVolley (2015年6月29日). 2015年7月4日閲覧。

外部リンク[編集]