トーマス・サムエルボ
| ||||
---|---|---|---|---|
![]() | ||||
基本情報 | ||||
国籍 | ![]() | |||
生年月日 | 1976年2月16日(49歳) | |||
出身地 | ![]() | |||
ラテン文字 | Tuomas Sammelvuo | |||
身長 | 193cm | |||
体重 | 90kg | |||
選手情報 | ||||
所属 | 大阪ブルテオン | |||
愛称 | コッピ(Köpi) | |||
役職 | 監督 | |||
ポジション | OH | |||
利き手 | 右 | |||
スパイク | 348cm | |||
ブロック | 320cm |
トーマス・サムエルボ(Tuomas Sammelvuo, 1976年2月16日 - )は、フィンランドの元男子バレーボール選手。元フィンランド代表。
来歴
[編集]プダスヤルヴィ出身。1993年、フィンランドのライシオ・ロイムへ入団。同年10月3日にリーグ戦デビューを果たす[1]。プロとしてのキャリアは1997年のフランスリーグから始まり[1]、2000年からプレーしたイタリア・セリエAでレギュラーを獲得してキャリアを磨き、2002年コッパ・イタリア優勝[1]、2005年のトゥールVB在籍時に欧州チャンピオンズリーグで優勝を経験した[1]。

同年Vリーグの豊田合成トレフェルサ(現・ウルフドッグス名古屋)へ移籍。日本では愛称である「コッピ」の登録名でプレーした。ロシアスーパーリーグ、セリエAを経て、2009年、ポーランドリーグへ移籍した。
17歳でフィンランド代表に選出され、1993年11月17日に行われたクロアチア戦で代表デビューを飾り[1]、通算296試合に出場[注 1]。20年に渡りフィンランドチームを支えて来たベテラン選手の一人で、1997年から長年ナショナルチームのキャプテンを務めた。
ワールドリーグ出場のほか、2007年欧州選手権ではフィンランド初の準決勝進出へ貢献した[2]。また、初のオリンピック出場権獲得を目指して臨んだ、2008年北京オリンピック欧州予選にも出場した。
現役引退後の2013年3月、フィンランド代表監督に就任[2]。32年ぶりとなる2014年世界選手権出場へ導いた[2]。2019年からはロシア代表、2022年からはカナダ代表の監督を務めオリンピックに出場した。
2025年、ロラン・ティリの後任として大阪ブルテオンの監督に就任[3][4]。
人物
[編集]- 母語のフィンランド語に加え、英語、フランス語、イタリア語、ロシア語、ポーランド語を解する[3][5]。
- 2020年に離婚した元妻との間に子供が2人[6]、再婚相手との間に2024年誕生の娘がいる[7]。
球歴
[編集]所属クラブ
[編集]ライシオ・ロイム(1993-1994年)
KuPS-Volley クオピオ(1994-1997年)
RCストラスブール(1997-1998年)
スタッド・ポワトヴァンVB(1998-2000年)
ピエモンテ・バレー(2000-2002年)
パッラヴォーロ・ピアチェンツァ(2002-2003年)
トゥールVB(2003-2005年)
豊田合成トレフェルサ (2005-2006年)
ディナモ・ヤンタリ・カリーニングラード(2006-2008年)
カッリポ・ヴィボ・ヴァレンツィア(2008-2009年)
ザクサ・ケンジェジン=コジレ(2009-2010年)
ロコモティフ・ノヴォシビルスク(2010-2011年)
UVサン・ジュスティーノ(2011-2012年)
ロコモティフ・ノヴォシビルスク(2012-2013年)
指導歴
[編集]クラブチーム
[編集]クズバス・ケメロヴォ(2016-2019年)
VCゼニト・サンクトペテルブルク(2019-2022年)
ザクサ・ケンジェジン=コジレ(2022-2024年)
アセッコ・レソヴィア・ジェシュフ(2024-2025年)
大阪ブルテオン(2025年-)
代表チーム
[編集]フィンランド男子代表(2013-2018年)
ロシア男子代表(2019-2022年)
カナダ男子代表(2022-2024年)
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e f “Tuomas Sammelvuo maajoukkueen päävalmentajaksi”. Suomen Lentopalloliitto (2013年1月5日). 2015年1月30日閲覧。
- ^ a b c d “Team profile - Finland”. FIVB Volleyball Men's World Championship Poland 2014. 2015年1月30日閲覧。
- ^ a b “トーマス・サムエルボ新監督 就任のお知らせ”. 大阪ブルテオン (2025年5月29日). 2025年5月29日閲覧。
- ^ “大阪ブルテオン新監督にかつて日本でもプレーしたトーマス・サムエルボ氏が就任”. バレーボールキング (2025年5月29日). 2025年5月29日閲覧。
- ^ volleyballworld.com. “Sammelvuo on Olympic silver, coaching and kalakukko” (英語). volleyballworld.com. 2025年5月29日閲覧。
- ^ Kanerva, Juha (2020年11月13日). “Pietariin muuttanut Tuomas Sammelvuo eroaa suomalaisvaimostaan” (フィンランド語). Ilta-Sanomat. 2025年5月29日閲覧。
- ^ “Tuomas Sammelvuo, 48, ja Alina-rakas: Lapsi syntyi” (フィンランド語). www.iltalehti.fi. 2025年5月29日閲覧。