トロムス・オ・フィンマルク県

トロムス・オ・フィンマルク県
Troms og Finnmark fylke
Romssa ja Finnmárkku fylka
Tromssan ja Finmarkun fylkki
トロムス・オ・フィンマルク県の県章
県の紋章
トロムス・オ・フィンマルク県の位置
ノルウェーの旗 ノルウェー王国
地方区分ノールノルゲ
県庁所在地トロムソ
県知事所在地ヴァドソー
県知事Elisabeth Aspaker(2019年-)
県議会議長(県長)Tarjei Jensen Bech(2021年-2023年)
公用語ノルウェー語(ニュートラル[1]
北部サーミ語クヴェン語
面積
 - 総計
 - 陸上
 - 水域
 - 国土に占める割合
1位
74,827.05 km2
70,920.72 km2
3,906.33 km2 (5.2%)
 - 23.1 %
[2]
人口
 - 総計 (2023)
 - 全人口に占める割合
 - 人口変化 (3年間)
 - 人口密度
10位
242,452 人
4.4 %
-0.4 %
3.2 人/km2
[3]
県内総生産
 - 総計()
 - 全GDPに占める割合

 万NOK
 %
創設年
廃止年
2020年1月1日
2024年1月1日
県番号54
ISO 3166-2:NO54
時間帯夏時間CET (UTC+1)
CEST (UTC+2)
公式サイトtffk.no/

トロムス・オ・フィンマルク県(トロムス・オ・フィンマルクけん、ノルウェー語: Toroms og Finnmark北部サーミ語: Romsa ja Finnmárkuクヴェン語: Tromssa ja Finmarkku[4][5])は、2020年から2024年までノルウェーに存在した県。北ノルウェー最北端に位置していた。面積は74,827.05 km2であり、ノルウェー国内で最大の面積を誇った[2]。人口は243,311人(2023年[3])であった。

県南はヌールラン県と接し、南にスウェーデンノールボッテン県フィンランドエノンテキエイナリウツヨキ)、ロシアムルマンスク州ペチェングスキーと接していた。

ノルウェー地域改革2017年にノルウェー立法府ストーティングで採用され、2020年1月1日にトロムス県フィンマルク県が合併。また、この時ヌールラン県に属していた自治体、チェルスンはトロムス・オ・フィンマルクに移された。尚、旧トロムス県と旧フィンマルク県の両者とも、選挙区については合併以前と同様である。また、既存の県章(Fylkesvåpen)を2つ用いる唯一の県であった[6]

合併は現地住民にあまり受け入れられておらず、特にフィンマルクにおいてこの傾向は強い。合併前にフィンマルクで行われた住民投票では、約87%の住人が合併に反対した[7]。2022年に県議会は合併解消を決議し[8]、2024年1月1日付で合併解消により廃止された[9]

なお県廃止後もトロムス・オ・フィンマルク県知事(Statsforvalteren)は新トロムス県と新フィンマルク県の県知事を兼ねる形で留任している[10]

名称[編集]

トロムス・オ・フィンマルク県の名称は3つの言語に公式の表記が存在する。以下に県名と「県」を含めた正式名称を示す[4]

トロムス・オ・フィンマルク県は、合併した旧トロムス県と旧フィンマルク県の2つの名前から構成されている。「オ」はノルウェー語の接続詞ogであり、英語のandにあたる。

2018年2月15日に、トロムス・オ・フィンマルク県の名称は合併に関する合意書の中で発表された。[11]

歴史[編集]

行政の歴史[編集]

トロムスとフィンマルクの両地域は、ヴァードウスレーン(Vardøhus len)に中世後期から17世紀半ばに分割されるまで属していた(この「len」とは郡を指す)。元来はベルゲンフスレーン(Bergenhus len)の下位区分であったが、1576年に主要郡の地位を獲得した。1662年からヴァードウスアムト(Vardøhus amt)となる。1680年、ヴァードウスアムトはヌールランアムト(Nordlandenes amt)に組み込まれたが、1685年に分離し、現在のフィンマルクに相当する地域が完成した。1787年、ヌールランアムトにあった現在のトロムス地域を含む地域がヴァードウスアムトに移された上、地域名はフィンマルケンスアムト(Finmarkens amt)に変更された。1844年に現トロムス地域は郡の地位を獲得し、トロムソアムト(Tromsø amt)となり、トロムソとフィンマルク2地域の教区知事が置かれることとなった。

1918年にはこの区画配置は廃止され、トロムス県とフィンマルク県がそれぞれ誕生した。

2020年1月1日に両県は合併した。合併については下記を参照。[12]

2020年のノルウェー地域改革と合併[編集]

トロムス県とフィンマルク県の合併は、地域改革の一環として行われた。この改革は、ノルウェーの現首相(2020年現在)エルナ・ソルベルグ内閣の政治プロジェクトの1つであり、19県を11県に再編するというものであった。[13]

改革についての通達は2016年4月5日にストーティングで発表され、翌年2017年6月8日に改革が決定された[14][15][16]

しかしながら、フィンマルク県では合併に対し反対の声が上がった。実際に、合併前の2018年5月7日から14日まで行われたフィンマルクの住民投票では、約87%の住人が合併に反対した[17]

2018年2月14日、トロムス県とフィンマルク県の各代表者が2県の合併の合意のために、オスロガーデエモンにあるOslo Airport Hotellに集結し、翌日の2月15日16時に、交渉が締結された[18]

合併の解消へ[編集]

合併してわずか6か月後の2020年6月23日、県議会は地方自治省へ合併の取り消しを求める申請書を提出した[19]。2021年10月29日、ノルウェー政府は県の分割プロセスの開始を許可した[20]

2022年2月25日、県議会は賛成39反対18でトロムス・オ・フィンマルク県の解体を正式に支持し、旧トロムス県と旧フィンマルク県の県境に基づいて分割することを決定した[8]。なお合併前はヌールラン県に属していたチェルスンはトロムス県に帰属する。分割は2024年1月1日に実施され、トロムス・オ・フィンマルク県は消滅した[9]

政治[編集]

トロムス・オ・フィンマルク県知事 Statsforvalteren i Troms og Finnmark
画像 氏名 所属政党 就任日 退任日 備考
1 Elisabeth Aspaker 保守党 2019年1月1日[21] 現職 最後のトロムス県知事(2014年 - 2018年)
トロムス・オ・フィンマルク県長 Fylkesordfører i Troms og Finnmark
画像 氏名 所属政党 就任日 退任日 備考
1 Ivar Bühring Prestbakmo[22] 中央党 2020年1月1日 2021年12月14日 ストーティング議員となるため休職[23]
- Tarjei Jensen Bech ノルウェー労働党 2021年12月14日 2023年12月31日 副県長
県長代行[23]

地理[編集]

Kvalsundの山並み
アルタのアルタフィヨルド

トロムス・オ・フィンマルク県は、ノルウェーで最も北、そして東に位置する県である(スヴァールバル諸島は県ではない)。また、ノルウェーで最も大きな県であり、最も人口密度の低い県である。

ノールカップクニフシェロッデンがヨーロッパ最北の地とされることが多いが、実際はレーベスビューノードキン半島ノールキン岬がヨーロッパ最北である。またノールカップ基礎自治体ホニングスヴォーグは世界最北端の都市であると主張している。また、ヴァードーはノルウェーで最も東に位置する街であり、イスタンブールよりもさらに東にある。

海岸線は広大なフィヨルドにより不規則な形をしている。

北部の沿岸部では、ノルウェーで最も大きい規模の海鳥のコロニーを見ることが出来る。1番大きいものはモゼーイェルムソヤのコロニー、そしてノールカップ基礎自治体のGjesværstappanのコロニーである。

最も標高の高い場所は、ルッパに位置する45km2の面積を持つオクスフィヨルド氷河の頂上である。フィンマルクの中央部と東部は基本的に山岳地帯が少なく、氷河はない。ノールカップ以東の土地は大抵が300m未満である。

バレンツ海に面した不毛の沿岸地域、フィヨルド地域、渓谷、樹木の生い茂る地域もあり、様々な自然が見られる。県の約半分が森林限界より上に位置し、残り半分の大部分はカバノキの一種である低いヨーロッパダケカンバに覆われている。

最も緑の多い地区はアルタ地域とタナ川周辺の渓谷、東側ではセル=ヴァランゲルパスビク渓谷の低地地域であり、この地域にあるとシベリアトウヒの森は、ロシアタイガ植生の一部とされている。この渓谷はノルウェー国内で最もヒグマが住んでおり、またマスクラットが生息する国内で唯一の場所である。オオヤマネコヘラジカはフィンマルクの大部分に住んでいるが、沿岸地域ではまれである。

基礎自治体[編集]

トロムス・オ・フィンマルク県の基礎自治体

トロムス・オ・フィンマルク県は39の基礎自治体(ノルウェー語: Kommune)に分けられる。自治体によって公式のノルウェー語筆記法が異なり、ニュートラル(Nøytra、中立)はどちらにも限定していないことを表す。またサーミ法が適用される自治体は北部サーミ語を、一部では更にクヴェン語をノルウェー語と同格の公用語として認めている。全言語名を併記する場合、基本的に北部サーミ語-ノルウェー語-クヴェン語の順序で並べられる[4]

自治体
コード
紋章 自治体名 ノルウェー語名 人口[3]
(2023年)
総面積[2]
(km2)
採用筆記法[24] 合併前の所属県 備考
5401 トロムソ Tromsø 77,992 2,520.80 ニュートラル トロムス県
5402 ハーシュタ Harstad 24,903 445.27 ニュートラル トロムス県 北部サーミ語: Hárstták
併記名: Harstad - Hárstták
5403 アルタ Alta 21,317 3,848.95 ブークモール フィンマルク県
5404 ヴァードー Vardø 1,933 600.85 ブークモール フィンマルク県
5405 ヴァドソー Vadsø 5,593 1,258.06 ブークモール フィンマルク県
5406 ハンメルフェスト Hammerfest 11,310 2,692.81 ブークモール フィンマルク県 北部サーミ語: Hámmerfeasta
併記名: Hammerfest – Hámmerfeasta
5411 クヴァフィヨールノルウェー語版 Kvæfjord 2,866 512.62 ニュートラル トロムス県
5412 チェルスン Tjeldsund 4,206 814.41 ブークモール ヌールラン県 北部サーミ語: Dielddanuorri
併記名: Dielddanuorri – Tjeldsund
5413 イベスタッドノルウェー語版 Ibestad 1,279 241.15 ブークモール トロムス県
5414 グラタンゲンノルウェー語版 Gratangen 1,079 312.76 ニュートラル トロムス県
5415 ラヴァンゲンノルウェー語版 Lavangen 983 301.62 ニュートラル トロムス県 北部サーミ語: Loabák
併記名: Loabák – Lavangen
5416 バルドゥノルウェー語版 Bardu 3,949 2,703.89 ニュートラル トロムス県
5417 サランゲンノルウェー語版 Salangen 2,048 458.06 ニュートラル トロムス県
5418 マーセルヴノルウェー語版 Målselv 6,782 3,324.45 ニュートラル トロムス県
5419 ソレイサノルウェー語版 Sørreisa 3,428 362.97 ニュートラル トロムス県
5420 ディロイノルウェー語版 Dyrøy 1,056 288.64 ブークモール トロムス県
5421 セーニャノルウェー語版 Senja 14,851 1,946.09 ニュートラル トロムス県
5422 バールスフィヨールノルウェー語版 Balsfjord 5,517 1,496.99 ブークモール トロムス県
5423 カールソイノルウェー語版 Karlsøy 2,171 1,091.60 ニュートラル トロムス県
5424 リンゲンノルウェー語版 Lyngen 2,714 812.70 ニュートラル トロムス県
5425 ストーフィヨールノルウェー語版 Storfjord 1,836 1,542.73 ニュートラル トロムス県 北部サーミ語: Omasvuotna
クヴェン語: Omasvuono
併記名: Storfjord – Omasvuotna – Omasvuono
5426 カーフィヨールノルウェー語版 Kåfjord 2,000 991.16 ブークモール トロムス県 北部サーミ語: Gáivuotna
クヴェン語: Kaivuono
併記名: Gáivuotna – Kåfjord – Kaivuono
5427 スキイェルヴォイノルウェー語版 Skjervøy 2,790 474.00 ブークモール トロムス県
5428 ノルドレイサノルウェー語版 Nordreisa 4,772 3,437.77 ブークモール トロムス県 北部サーミ語: Ráisa
クヴェン語: Raisi
併記名: Nordreisa – Ráisa – Raisi
5429 カヴェナンゲンノルウェー語版 Kvænangen 1,118 2,109.75 ニュートラル トロムス県
5430 カウトケイノ Kautokeino 2,847 9,707.35 ブークモール フィンマルク県 北部サーミ語: Guovdageaidnu
併記名: Guovdageaidnu – Kautokeino
5432 ルッパ Loppa 862 689.27 ブークモール フィンマルク県
5433 ハスヴィク Hasvik 970 555.43 ブークモール フィンマルク県
5434 モゼー Måsøy 1,119 1,137.19 ブークモール フィンマルク県
5435 ノールカップ Nordkapp 2,932 926.58 ニュートラル フィンマルク県
5436 ポルサンゲルノルウェー語版 Porsanger 3,863 4,874.29 ブークモール フィンマルク県 北部サーミ語: Porsángu
クヴェン語: Porsanki
併記名: Porsanger – Porsáŋgu – Porsanki
5437 カラショーク Karasjok 2,543 5,452.94 ブークモール フィンマルク県 北部サーミ語: Kárásjohka
併記名: Kárášjohka – Karasjok
5438 レベスビーノルウェー語版 Lebesby 1,226 3,460.50 ブークモール フィンマルク県
5439 ガンヴィク Gamvik 1,054 1,416.55 ニュートラル フィンマルク県
5440 ベルレヴォーグ Berlevåg 908 1,121.77 ブークモール フィンマルク県
5441 ターナノルウェー語版 Tana 2,804 4,051.28 ブークモール フィンマルク県 北部サーミ語: Deatnu
併記名: Deatnu – Tana
5442 ネッセビーノルウェー語版 Nesseby 864 1,437.07 ブークモール フィンマルク県 北部サーミ語: Unjárga
併記名: Unjárga – Nesseby
5443 ボツフィヨール Båtsfjord 2,117 1,435.12 ニュートラル フィンマルク県
5444 セル=ヴァランゲル Sør-Varanger 9,850 3,971.42 ブークモール フィンマルク県

住民[編集]

少数民族のサーミ人が居住しており、1987年6月12日にサーミ人の文化・社会的保護が盛り込まれたサーミ法(sameloven)が採決されたことで、一部の自治体ではサーミ語(北部サーミ語)がノルウェー語と共に公用語に認められていている[25]。また2005年にノルウェー政府によってクヴェン語は独自の言語と認められ、公用語に定める自治体も出てきている[26]

脚注[編集]

  1. ^ Forskrift om endring i forskrift om språkvedtak i kommunar og fylkeskommunar”. Norsk Lovtidend (2023年9月6日). 2024年2月27日閲覧。
  2. ^ a b c 09280: Areal av land og ferskvatn (km²) (K) 2007 - 2023”. Statistisk sentralbyrå. 2024年1月21日閲覧。
  3. ^ a b c 07459: Alders- og kjønnsfordeling i kommuner, fylker og hele landets befolkning (K) 1986 - 2023”. Statistisk sentralbyrå. 2024年1月21日閲覧。
  4. ^ a b c d e Stadnamn og offisielle språk i Noreg at the Wayback Machine (archived 2023-03-27)
  5. ^ moderniseringsdepartementet, Kommunal-og (2018年4月6日). “Nye fylkesnavn” (ノルウェー語). 2020年6月15日閲覧。
  6. ^ NRK (2017年8月25日). “Aspaker blir fylkesmann for Troms og Finnmark” (ノルウェー語 (ブークモール)). NRK. 2018年2月15日閲覧。
  7. ^ NRK (2018年5月16日). “Folkeavstemningen i Finnmark: 87 prosent stemte nei” (ノルウェー語 (ブークモール)). NRK. 2020年12月30日閲覧。
  8. ^ a b Fylkestinget i Troms og Finnmark går formelt inn for oppdeling – vil bevare de gamle fylkesgrensene”. TV2 (2022年2月25日). 2022年12月4日閲覧。
  9. ^ a b Fylkesinndelingen fra 2024”. Regjeringen.no (2022年7月5日). 2022年12月4日閲覧。
  10. ^ Beholder dagens struktur og styrker statens tilstedeværelse”. Regjeringen.no (2024年2月23日). 2024年3月7日閲覧。
  11. ^ Her er avtalen mellom Troms og Finnmark” (ノルウェー語). www.nordlys.no (2018年2月15日). 2020年12月31日閲覧。
  12. ^ Mæhlum, Lars (2020-03-22). “Troms og Finnmark” (ノルウェー語 (ブークモール)). Store norske leksikon. http://snl.no/Troms_og_Finnmark. 
  13. ^ moderniseringsdepartementet, Kommunal-og (2017年4月5日). “Prop. 84 S (2016–2017)” (ノルウェー語 (ニーノシュク)). Regjeringa.no. 2020年12月31日閲覧。
  14. ^ moderniseringsdepartementet, Kommunal-og (2016年4月5日). “Meld. St. 22 (2015–2016)” (ノルウェー語). Regjeringen.no. 2020年12月31日閲覧。
  15. ^ moderniseringsdepartementet, Kommunal-og (2016年4月5日). “Regjeringen vil ha om lag 10 regioner” (ノルウェー語). Regjeringen.no. 2020年12月31日閲覧。
  16. ^ Sak” (ノルウェー語). Stortinget (2008年2月13日). 2020年12月31日閲覧。
  17. ^ NRK (2018年5月16日). “Folkeavstemningen i Finnmark: 87 prosent stemte nei” (ノルウェー語 (ブークモール)). NRK. 2020年12月31日閲覧。
  18. ^ NTB (2018年2月14日). “Meklingen mellom Troms og Finnmark er i gang: – Hver stein blir snudd” (ノルウェー語). iFinnmark. 2020年12月31日閲覧。
  19. ^ I dag søker Troms og Finnmark om «skilsmisse»”. ノルウェー放送協会 (2020年6月23日). 2022年12月4日閲覧。
  20. ^ Troms og Finnmark splittes: Slik svarer Vedum om Alta”. ノルウェー放送協会 (2021年10月29日). 2022年12月4日閲覧。
  21. ^ “Blir fylkesmann i Viken og Oslo”. ノルウェー放送協会. (2017年8月25日). https://www.nrk.no/tromsogfinnmark/aspaker-blir-fylkesmann-for-troms-og-finnmark-1.13657706 2024年2月27日閲覧。 
  22. ^ Prestbakmo valgt til fylkesordfører”. ノルウェー放送協会 (2019年10月28日). 2024年2月27日閲覧。
  23. ^ a b Tarjei Jensen Bech (29) er tidens yngste fylkesordfører”. Nyhetsdøgnet (2021年11月18日). 2024年2月28日閲覧。
  24. ^ a b Forskrift om språkvedtak i kommunar og fylkeskommunar (språkvedtaksforskrifta)”. Norsk Lovtidend (2024年1月16日). 2024年3月7日閲覧。
  25. ^ Theil, Rolf; Duolljá, Svenn-Egil Knutsen: nordsamisk i Store norske leksikon på snl.no. Henta 7. mars 2024 frå https://snl.no/nordsamisk
  26. ^ Theil, Rolf: kvensk i Store norske leksikon på snl.no. Henta 7. mars 2024 frå https://snl.no/kvensk