チャーリー・カレロ

チャーリー・カレロ
チャーリー・カレロ(2018年)
基本情報
出生名 Charles Calello
生誕 (1938-08-24) 1938年8月24日(85歳)
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 ニュージャージー州ニューアーク
ジャンル ポップスロック
職業 編曲家音楽プロデューサー指揮者
活動期間 1958年 -
共同作業者 フォー・シーズンズ

チャーリー・カレロ(Charles Calello、1938年8月24日 - )は、アメリカ合衆国編曲家音楽プロデューサー指揮者

来歴[編集]

ニュージャージー州ニューアークに生まれる。ニューアーク芸術高校とマンハッタン音楽学校に在籍した[1]

1958年、ニューアークのナイトクラブを訪れたフランキー・ヴァリは、出演していたバンドの演奏にうちのめされる。ヴァリは誰がそのバンドの編曲をしているのか尋ね、そこでチャーリー・カレロを紹介される。カレロはフォー・シーズンズの前身であるフォー・ラヴァーズに参加。グループのベーシスト兼アレンジャーとして本格的な音楽活動を始める。

1960年にフォー・ラヴァーズを脱退したが、彼はその後数々のフォー・シーズンズのヒット曲の編曲を担当した。また、1968年に独立するまでコロムビア・レコードのプロデューサー兼アレンジャーを務めた。

1979年には「ザ・チャーリー・カレロ・オーケストラ」名義でアルバム『Calello Serenade』を発表した[2]

主な編曲・プロデュース作品[編集]

年号 アーティスト 作品名 レコード 担当
1963年 フォー・シーズンズ 恋のハリキリ・ボーイ シングル 編曲
1963年 フォー・シーズンズ キャンディ・ガール シングル 編曲
1963年 ダイアン・リネイ ネイビー・ブルー シングル 編曲
1964年 ダイアン・リネイ キス・ミー・セイラー シングル 編曲
1964年 シャーリー・エリス ネーム・ゲーム シングル プロデュース、編曲
1964年 フォー・シーズンズ 悲しき朝やけ シングル 編曲
1965年 フォー・シーズンズ レッツ・ハング・オン シングル 編曲
1965年 フォー・シーズンズ バイ・バイ・ベイビー シングル 編曲
1965年 フォー・シーズンズ[3] くよくよするなよ シングル 編曲
1965年 シャーリー・エリス クラッピング・ソング シングル プロデュース、編曲
1965年 ザ・トイズ ラヴァーズ・コンチェルト シングル 編曲
1965年 ルー・クリスティ 恋のひらめき シングル プロデュース、編曲
1966年 ジャッキー・アンド・ロイ Changes アルバム 編曲(A2、A4、B2-5)[4]
1968年 ローラ・ニーロ イーライと13番目の懺悔 アルバム プロデュース、編曲
1969年 ニール・ダイアモンド スイート・キャロライン シングル 編曲[5]
1969年 ジャニス・イアン 愛のためらい アルバム プロデュース、編曲[6]
1969年 アル・クーパー 孤独な世界 アルバム 編曲[7]
1974年 フランキー・ヴァリ 瞳の面影 シングル 編曲
1974年 ラズベリーズ 素晴らしき再出発 アルバム 編曲[8]
1975年 ブルース・スプリングスティーン 明日なき暴走 アルバム 編曲(B4)[9]
1976年 ローラ・ニーロ スマイル アルバム プロデュース[10]
1976年 山下達郎 CIRCUS TOWN アルバム プロデュース、編曲(A面)
1976年 ケニー・ノーラン 夢のバラード シングル プロデュース、編曲
1977年 グレン・キャンベル サザン・ナイツ シングル 編曲[11]
1977年 ポール・アンカ ザ・ミュージック・マン アルバム プロデュース[12]
1979年 レックス・スミス 初恋のときめき シングル プロデュース、編曲[13]
1979年 ジョン・メイオール ボトム・ライン アルバム 編曲(A2、B1、B2)[14]
1981年 ジュース・ニュートン 夜明けの天使 シングル 編曲
1981年 ジュース・ニュートン クイーン・オブ・ハート シングル 編曲
1982年 ピア・ザドラ クラッピング・ソング シングル プロデュース、編曲
1983年 ジュース・ニュートン テル・ハー・ノー シングル 編曲
1984年 安部恭弘 MODERATO アルバム 編曲
2000年 リン・アンダーソン Live at Billy Bob's Texas アルバム プロデュース[15]

脚注[編集]