タフターン山

タフターン山ペルシア語: تفتان‎、Taftân‎)とは、ユーラシア大陸の中央部南寄りに存在する、活火山とされているの1つである。

概要[編集]

地上から見たタフターン山。
タフターン山周辺の衛星写真。

タフターン山は、おおよそ北緯28度36分00秒、東経61度07分57秒付近に位置しており[1]、この場所はイラン南東端部のスィースターン・バルーチェスターン州に属している[2]。山頂の標高は約3941 m[1][2][注釈 1]。イラン国内には標高4000 mを超える山が幾つも存在しているものの、同国の南東部においては、このタフターン山が最も標高の高い山である。なお、山の名称は「熱のある場所」といった意味のペルシア語であり、この山は活動中成層火山だと見られている。しかしながら、噴火のような強力な火山活動は、2013年現在まで確認されていない[3]。ただし、噴気孔からは二酸化硫黄が噴出し、硫黄も析出しているなど、噴気活動は盛んである。液体となった硫黄が流れるようなことも起こっている。

調査について[編集]

2003年に、タフターン山では調査が行われた。

注釈[編集]

  1. ^ なお、タフターン山の山頂の標高は、3940 mであるとする文献も存在する。

出典[編集]

  1. ^ a b Iran
  2. ^ a b イランのタフターン山
  3. ^ Taftan (Eruptive Historyを参照のこと)

主な参考文献[編集]