タケオキクチ

タケオキクチ (TAKEO KIKUCHI) は日本の男性向けファッションブランド。トラディショナルな英国風スタイルが特徴で、株式会社ワールドが展開する。

概要[編集]

1984年にワールドに移籍したデザイナーの菊池武夫が設立。

なお、菊池武夫は2003年限りでデザイナーを退任、信國太志2008年春夏まで担当した。 その後2008年秋冬から2013年春夏まで福薗英貴がコレクションラインを担当した。 福薗在籍時後期、2012年秋冬から菊池武夫がクリエイティブディレクターとして復帰している。福薗はデザインディレクターとして新体制を組んだことが話題となったが、福薗の退任により1年足らずで解散することになった。2013年春夏以降、独自路線を貫いていたコレクションラインも消滅した。現在は主にデザインチームによる商品展開がメインである。

派生ブランド[編集]

2009年1月現在、タケオキクチにはTKTHE SHOP TKTK SAPKIDと、3つの派生ブランドが存在する。ただしタケオキクチから直接分岐したのは最上位のTKのみであり、THE SHOP TKはTKから、TK SAPKIDはTHE SHOP TKからさらに分岐した経緯があるため、タケオキクチとの連続性は比較的乏しく、THE SHOP TK以下は通常のストリートブランドとしての性格が色濃い。

TK
若年層向けのストリート路線のサブブランド。1999年の創始時にはTK TAKEO KIKUCHIであったが2006年ごろに現在のTKに改名。ブランドロゴも一新された。初期にはタケオキクチ由来の英国テイストが色濃く、また「和柄」の多用も特徴のひとつであったが、改名以後はよりオーソドックスな路線に転換しつつある。
THE SHOP TK MIXPICE
TKからさらに派生した低価格・カジュアル志向のストリートブランドで、略称はTHE SHOP TK(通称TSTK)。デパートを中心に出店するタケオキクチ、ファッションビルを中心に出店するTKに対し、THE SHOP TKはイオンモール等の郊外型ショッピングセンターに集中出店している。当初はTHE SHOP TK TAKEO KIKUCHIとしてスタートし、ブランドロゴはTK TAKEO KIKUCHIと共通であった。TKのブランド改名後は単独で旧ロゴを使用していたが、2008年9月ごろに現在のTHE SHOP TK MIXPICEに改名、新たなロゴマークが設定された。ワールドのニュースリリース[1]によると「MIXPICE」は「MIXTURE」「SPICE」を組み合わせた造語であり、改名以後はラインナップの多様化を推し進めるとしている。
TK SAPKID
THE SHOP TKの子供服ラインで、小学校低学年までの幼児が対象[2]。単独店のほか、THE SHOP TK店でも取り扱われている。

なお、タケオキクチのスポーツラインとしてタケオキクチ スポーツ (TAKEO KIKUCHI SPORT) の2009年春からの展開がアナウンスされている[3]

脚注[編集]

外部リンク[編集]

タケオキクチ
TK
THE SHOP TK MIXPIECE / TK SAPKID
ボタニカ