ステートオブレスト

ステートオブレスト
欧字表記 State Of Rest
品種 サラブレッド
性別
毛色 鹿毛
生誕 2018年4月11日(6歳)
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Repose
母の父 Quiet American
生国 アイルランドの旗 アイルランド
生産者 Tinnakill Bloodstock Ltd
調教師 ジョセフ・オブライエン
競走成績
生涯成績 13戦5勝
WBRR I122 / 2022年[1]
勝ち鞍
G1 サラトガダービー 2021年
G1 コックスプレート 2021年
G1 ガネー賞 2022年
G1 プリンスオブウェールズS 2022年
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ステートオブレスト(欧字名:State Of Rest2018年4月11日 - )は、アイルランド競走馬。主な勝ち鞍は2021年のサラトガダービーコックスプレート、2022年のガネー賞プリンスオブウェールズステークス

戦績[編集]

2歳(2020年)[編集]

6月15日のフェアリーハウス競馬場の未勝利戦でデビューして勝利。続くレパーズタウンの条件戦は2着と好走する。

8月6日のタイロスステークス(G3)の5着、23日のネース競馬場の条件戦を4着を挟んで、9月12日のシャンペンステークス(G2)は3着と好走する。その後は10月24日フューチュリティトロフィー(G1)を5着として2歳戦を終えた。

3歳(2021年)[編集]

6月26日のセレブレーションステークス(L)で始動して3着。

アメリカに遠征して8月7日のサラトガダービー(G1)に7番人気で出走し、中団馬群から直線で鮮やかに抜け出してG1初制覇を果たした[2]

さらにオーストラリアに遠征し、コックスプレート(G1)に出走。道中6番手から馬群の中を進出し、内ラチから3、4頭分離れて最終コーナーを回り、アナモーとの接戦を0.1馬身差で制した[3]

4歳(2022年)[編集]

5月1日のガネー賞(G1)で始動。残り400mから動き出し、好位で粘るシリウェイを競り落として、追い込んできたプリティダイガーを3/4馬身差抑えて3ヵ国目のG制覇を挙げた[4]。続く22日のタタソールズゴールドカップ(G1)は1番人気で出走し、ロードノースの並んで追走するがアレンカーとハイデフィニションを捉えらえず3着に敗れた[5]

その後、ロイヤルアスコット開催に参戦し、6月15日のプリンスオブウェールズステークスに出走。4番人気に推される。スタートからハナを主張して競馬を進め、最後は1番人気馬ベイブリッジに1馬身差まで詰め寄られるも余裕をもってゴール板に飛び込み、4ヵ国目のG1制覇を鮮やかな逃げ切りで飾った[6]

しかし、8月14日に行われたジャック・ル・マロワ賞では見せ場なく8着と惨敗。その後、オーストラリアに遠征を予定していたが事前のMRI検査で故障が判明したため現役を引退することになった。引退後はアイルランドのラスバリースタッドで種牡馬入りする[7][8]

血統表[編集]

ステートオブレスト血統 (血統表の出典)
父系 デインヒル系

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栗毛 2006年
父の父
Choisir
栗毛 1999年
Danehill Dancer *デインヒル
Mira Adonde
Great Selection Lunchtime
Pensive Mood
父の母
Gold Anthem
栗毛 1999年
Made Of Gold Green Forest
Vindaria
National Song Vain
Olympic Aim

Dam Repose
鹿毛 2012年
Quiet American
鹿毛 1986年
Fappiano Mr. Prospector
Killaloe
Demure Dr. Fager
Quiet Charm
母の母
Monaassabaat
栗毛 1991年
Zilzal Nureyev
French Charmer
It's In The Air Mr. Prospector
A Wind Is Rising
母系(F-No.) Sweet Hawthorn系(FN:4-K)
5代内の近親交配 Mr. Prospector 4×4、Dr. Fager 5×4


脚注[編集]

  1. ^ The LONGINES World's Best Racehorse Rankings For 3yos and upwards which raced in 2022”. IFHA. 2023年1月18日閲覧。
  2. ^ G1昇格の米サラトガダービー、J.オブライエン厩舎のステートオブレストが快勝”. JRA-VAN ver.World. 2022年6月14日閲覧。
  3. ^ J.オブライエン厩舎のステートオブレスト、審議対象も豪G1コックスプレート制覇”. JRA-VAN ver.World. 2022年6月14日閲覧。
  4. ^ 仏G1ガネー賞、ステートオブレストが3カ国目のG1制覇”. JRA-VAN ver.World. 2022年6月14日閲覧。
  5. ^ アレンカーが待望のG1初制覇、タタソールズGCを見事に差し切り”. JRA-VAN ver.World. 2022年6月14日閲覧。
  6. ^ シャフリヤールはプリンスオブウェールズS4着、ステートオブレスト逃げ切り”. JRA-VAN ver.World. 2022年6月16日閲覧。
  7. ^ プリンスオブウェールズS覇者ステートオブレスト引退・・・ジャックルマロワ賞8着がラストラン”. 日刊スポーツ極ウマ. 2022年9月1日閲覧。
  8. ^ ステートオブレストが突然の引退、アイルランドで種牡馬入りへ”. JRA-VAN ver.World. 2022年9月1日閲覧。

外部リンク[編集]