ステラ (映画)

ステラ
Stella
監督 ジョン・アーマン
脚本 ロバート・ゲッチェル
原作 オリーヴ・ヒギンズ・プローティ
『ステラ・ダラス』
製作 サミュエル・ゴールドウィン・Jr
出演者 ベット・ミドラー
トリニ・アルバラード
音楽 ジョン・モリス
撮影 ビリー・ウィリアムズ
編集 ジェロルド・L・ルドウィグ
バッド・モリン
製作会社 タッチストーン・ピクチャーズ
サミュエル・ゴールドウィン・カンパニー英語版
配給 アメリカ合衆国の旗 ブエナ・ビスタ・ピクチャーズ
日本の旗 日本ヘラルド
公開 アメリカ合衆国の旗 1990年2月2日
日本の旗 1990年10月6日
上映時間 109分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
興行収入 $20,240,128[1]
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ステラ』(Stella)は、1990年アメリカ合衆国で公開されたドラマ映画。オリーヴ・ヒギンズ・プローティの1923年の小説『ステラ・ダラス』(Stella Dallas)の3度目の映画化作品。

ストーリー[編集]

酒場で女バーテンダーとして働くステラは、富も教養も持ってないが、それでもプライドを持って力強く生きていた。そんなある日、医者の卵であるスティーヴンが彼女に一目惚れし、価値観の違う二人は付き合うようになる。ところが「住む世界が違う」二人の間には次第に溝が生まれていき、しかもステラは妊娠していることが発覚する。この報せを聞いて、ステラにプロポーズをするスティーヴンだったが、彼女は「自分は一人でも生きていける」とこれを拒否するのだった。そして月日は流れ、ステラは娘のジェニーと二人で幸せに暮らしていた。しかし、年頃になったジェニーは、チンピラ風の男ジムと付き合うなど、次第に母であるステラと衝突するようになってしまう。そんな中、ジェニーは、スティーヴンの婚約者で、貧しい出ながら雑誌編集者として成功した女性ジャニスと出会い、彼女に憧れを抱くようになる。また、ジェニーが良家の子息であるパットと互いに惹かれ合うようになると、ステラはジェニーにとって自分のような無学で品のない母親の存在が障害でしかないことに気付かされる。そしてステラはジェニーの将来のためにジェニーをスティーヴンとジャニスに託すことにする。ジェニーはステラが自分のために身を引こうとしていることに気付くが、ステラはジェニーのために心を鬼にし、昔なじみの男友だちでジェニーが嫌っている呑んだくれのエドと結婚するので、ジェニーの存在が邪魔だと嘘をつく。泣きながらスティーヴンのもとに向かうジェニーを見送ったステラはその場で泣き崩れる。それから月日が経ち、ジェニーはパットとの結婚式を迎えるが、ステラの行方は分からなくなっていた。ステラに逢いたいと願うジェニーをスティーヴンはなぐさめる。結婚式が始まると、式場の外にステラがそっと姿を現し、雨の中、窓の外から万感の想いでジェニーの誓いのキスを見守る。ステラは涙ぐみながらも幸せな気持ちでその場を後にする。

キャスト[編集]

日本語吹替[編集]

役名 俳優 日本語吹替
ソフト版 日本テレビ
ステラ・クレア ベット・ミドラー 新橋耐子 今井和子
ジェニー・クレア トリニ・アルバラード 佐々木優子 岡本麻弥
エド・マン ジョン・グッドマン 池田勝 麦人
スティーヴン・ダラス スティーヴン・コリンズ 羽佐間道夫 堀勝之祐
ジャニス・モリソン マーシャ・メイソン 沢田敏子 藤田淑子
ウィルカーソン夫人 アイリーン・ブレナン
デビー・ウィットマン リンダ・ハート英語版 さとうあい
ジェニー (8歳) アリサン・ポーター
ジム・アップテグローヴ ベン・スティラー 二又一成 宮本充
パット・ロビンス ウィリアム・マクナマラ 関俊彦 成田剣
トニー・デ・バンザ ロン・ホワイト英語版 村松康雄
ビリー マイケル・ホーガン英語版 円谷文彦
ジョージ ジョージ・ブザ英語版 石森達幸

出典[編集]

  1. ^ Stella”. Box Office Mojo. 2012年8月6日閲覧。

外部リンク[編集]