スティーブン・タープリー

スティーブン・タープリー
Stephen Tarpley
ロングアイランド・ダックス #36
ニューヨーク・ヤンキース時代
(2019年4月5日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 カリフォルニア州ロサンゼルス郡ロサンゼルス
生年月日 (1993-02-17) 1993年2月17日(31歳)
身長
体重
6' 1" =約185.4 cm
235 lb =約106.6 kg
選手情報
投球・打席 左投右打
ポジション 投手
プロ入り 2013年 MLBドラフト3巡目
初出場 2018年9月2日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

スティーブン・ニコラス・タープリーStephen Nicholas Tarpley, 1993年2月17日 - )は、アメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルス郡ロサンゼルス出身のプロ野球選手投手)。左投右打。アメリカ独立リーグアトランティックリーグロングアイランド・ダックス所属。

経歴[編集]

プロ入り前[編集]

ギルバート高等学校英語版アリゾナ州)在学時の2011年MLBドラフト8巡目(全体248位)でクリーブランド・インディアンスから指名を受けた[1]が、南カリフォルニア大学へ進学。その後、スコッツデール・コミュニティ・カレッジ英語版へ転校した。

プロ入りとオリオールズ傘下時代[編集]

2013年MLBドラフト3巡目(全体98位)でボルチモア・オリオールズから指名され、プロ入り[2]。契約後、傘下のルーキー級ガルフ・コーストリーグ・オリオールズでプロデビュー。7試合に先発登板して0勝1敗、防御率2.14、25奪三振を記録した[3]

2014年はA-級アバディーン・アイアンバーズ英語版でプレーし、13試合(先発12試合)に登板して3勝5敗、防御率3.66、60奪三振を記録した[3]

パイレーツ傘下時代[編集]

2015年1月27日にトラビス・スナイダーとのトレードで、後日発表選手[注 1]と共にピッツバーグ・パイレーツへ移籍した[5]。シーズンでは傘下のA級ウェストバージニア・パワーで20試合に先発登板。1度の完封を含む11勝4敗、防御率2.48、105奪三振を記録した[3]

2016年はA+級ブレイデントン・マローダーズでプレーし、20試合に先発登板して6勝4敗、防御率4.32、90奪三振を記録した[3]

ヤンキース時代[編集]

2016年8月30日、8月1日に行われたトレード[注 2]の後日発表選手として、ティト・ポロと共にニューヨーク・ヤンキースへ移籍した[6]。移籍後はA+級タンパ・ヤンキースで1試合に登板した[3]

2017年はA+級タンパで開幕を迎え、リリーフとして14試合に登板して6勝0敗、防御率0.00、36奪三振を記録した。8月にAA級トレントン・サンダーへ昇格すると、4試合に登板して1勝0敗、防御率3.48、6奪三振を記録した[3]

2018年はAA級トレントンで開幕をスタート。19試合に登板して5勝0敗1セーブ、防御率1.26と好投。6月下旬にAAA級スクラントン・ウィルクスバリ・レイルライダースへ昇格した。AAA級スクラントン・ウィルクスバリでは17試合に登板して2勝2敗、防御率2.65、38奪三振を記録した[3]セプテンバー・コールアップの9月1日にヤンキースとメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りすると[7]、翌2日のデトロイト・タイガース戦でメジャーデビュー。3点ビハインドの9回表から登板したが、1回を投げ3安打3失点2四球に終わった[8]。この年メジャーでは10試合に登板して防御率3.00、13奪三振を記録した。

2019年は21試合に登板して1勝0敗2セーブ、防御率6.93、34奪三振を記録した。

2020年1月11日にブレット・ガードナーの再契約に伴ってDFAとなった[9]

マーリンズ時代[編集]

2020年1月15日にジェームズ・ネルソンとのトレードで、マイアミ・マーリンズへ移籍した[10]

2021年1月3日にDFAとなった[11]

メッツ時代[編集]

2021年1月8日にウェイバー公示を経てニューヨーク・メッツへ移籍した[12]。7月11日にDFAとなり[13]、16日に自由契約となった[14]

独立リーグ時代[編集]

2022年4月22日にアトランティックリーグロングアイランド・ダックスと契約した[14]

詳細情報[編集]

年度別投手成績[編集]





















































W
H
I
P
2018 NYY 10 0 0 0 0 0 0 0 0 ---- 40 9.0 6 0 6 0 0 13 0 0 3 3 3.00 1.33
2019 21 1 0 0 0 1 0 2 2 1.000 120 24.2 34 6 15 1 2 34 5 1 20 19 6.93 1.99
2020 MIA 12 0 0 0 0 2 2 1 2 .500 53 11.0 11 2 8 2 3 11 0 0 12 11 9.00 1.73
2021 NYM 1 0 0 0 0 0 0 0 0 ---- 4 0.0 1 0 2 0 1 0 0 0 2 2 ---- ----
MLB:4年 44 1 0 0 0 3 2 3 4 .600 217 44.2 52 8 31 3 6 58 5 1 37 35 7.05 1.86
  • 2021年度シーズン終了時
  • 『-』は記録なし

年度別守備成績[編集]



投手(P)












2018 NYY 10 0 1 0 0 1.000
2019 21 2 2 0 1 1.000
MLB 31 2 3 0 1 1.000
  • 2019年度シーズン終了時

背番号[編集]

  • 71(2018年 - 2019年)
  • 37(2020年)
  • 46(2021年)

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 2018年2月20日にスティーブン・ブロートと発表されている[4]
  2. ^ イバン・ノバがパイレーツへ移籍。

出典[編集]

  1. ^ 8th Round of the 2011 MLB June Amateur Draft” (英語). Baseball Reference. 2018年9月15日閲覧。
  2. ^ 3rd Round of the 2013 MLB June Amateur Draft” (英語). Baseball Reference. 2018年9月15日閲覧。
  3. ^ a b c d e f g Stephen Tarpley” (英語). Baseball Reference. 2018年9月15日閲覧。
  4. ^ Jeff Todd (2015年2月20日). “Pirates, Orioles Complete Travis Snider Trade” (英語). MLB Trade Rumors. 2018年11月29日閲覧。
  5. ^ Pirates and Orioles make trade” (英語). MLB.com (2015年1月27日). 2018年9月15日閲覧。
  6. ^ Yankees' Stephen Tarpley: Traded to Yankees” (英語). CBS Sports (2016年8月30日). 2018年9月15日閲覧。
  7. ^ Yankees transactions - 9/1” (英語). MLB.com (2018年9月1日). 2018年9月15日閲覧。
  8. ^ Tigers vs. Yankees - Play-By-Play - September 2, 2018” (英語). ESPN (2018年9月2日). 2018年9月15日閲覧。
  9. ^ TC Zencka (2020年1月11日). “Yankees Announce Brett Gardner Signing, DFA Stephen Tarpley” (英語). MLB Trade Rumors. 2020年1月14日閲覧。
  10. ^ ヤンキースがマーリンズから有望株ネルソンを獲得”. nikkansports.com (2020年1月17日). 2020年1月17日閲覧。
  11. ^ Marlins Designate Stephen Tarpley For Assignment” (英語). MLB Trade Rumors. 2021年1月8日閲覧。
  12. ^ Mets Claim Stephen Tarpley” (英語). MLB Trade Rumors. 2021年1月8日閲覧。
  13. ^ Anthony Franco (2021年7月11日). “Mets Designate Stephen Tarpley For Assignment” (英語). MLB Trade Rumors. 2021年7月12日閲覧。
  14. ^ a b MLB公式プロフィール参照。2022年5月23日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]