スコット・ディクソン

スコット・ディクソン
Scott Dixon
2021年 インディ500 にて
基本情報
国籍 ニュージーランドの旗 ニュージーランド
生年月日 (1980-07-22) 1980年7月22日(43歳)
出身地 オーストラリアの旗 オーストラリア
クイーンズランド州ブリスベン
インディカー・シリーズでの経歴
デビュー 2003年
所属 チップ・ガナッシ・レーシング
車番 9
出走回数 346
優勝回数 55
ポールポジション 32
ファステストラップ 26
シリーズ最高順位 1位 (2003年、2008年、2013年、2015年、2018年、2020年)
過去参加シリーズ
1994年
1995年-1996年
1997年-1998年

1999年-2000年
2001年-2002年
ニュージーランドFormula Vee
ニュージーランドFormula Ford
オーストラリア フォーミュラホルーデン
インディライツ
CARTチャンプカー
選手権タイトル
1994年

1995年

1996年

1998年

2000年
2003年
2008年
2013年
2015年
2018年
2020年
ニュージーランドFormula Vee クラスII
ニュージーランドFormula Ford クラスII
ニュージーランドFormula Ford クラスI
オーストラリアドライバーズチャンピオンシップ
インディライツ
インディカー・シリーズ
インディカー・シリーズ
インディカー・シリーズ
インディカー・シリーズ
インディカー・シリーズ
インディカー・シリーズ
受賞
1999年
2001年
2001年
2003年

2004年
2008年
2008年

2008年

2009年

2012年
ジム・クラークトロフィー
CARTルーキー・オブザイヤー
ジム・クラークトロフィー
ブルース・マクラーレントロフィー
ジム・クラークトロフィー
インディ500
ブルース・マクラーレントロフィー
ニュージーランド スポーツマン・オブザイヤー
ニュージーランド モータースポーツ殿堂入り
ニュージーランド・メリット勲章

スコット・ロナルド・ディクソンScott Ronald Dixon, MNZM1980年7月22日 - )は、ニュージーランド出身のレーシングドライバー

チップ・ガナッシ・レーシングに所属し、米国のインディカー・シリーズに長きに渡って参戦。通算6度のシリーズタイトル獲得(2003年2008年2013年2015年2018年2020年)し、北米で最も成功しているニュージーランド人ドライバーである[1]

概要[編集]

インディ・レーシング・リーグに参戦し、2009年8月にミッドオハイオ・スポーツカーコースで開催されたホンダ・インディ200で21勝目を挙げる。2008年のインディ500ではポールポジションから優勝を遂げた[2]

同年8月のケンタッキーで6勝目を挙げ、これはシーズン最多のタイ記録であった。ディクソンは安定してレースを完走することで知られ、2005年のワトキンズ・グレンから2007年のミッドオハイオまで28戦連続完走の記録を達成した[3]。彼はまた90戦の内48回表彰台に上り、その勝率はフルタイム参戦するIRLドライバーの中で最高である。

インディカー・シリーズでは通算6度のシリーズチャンピオンを獲得しており[4]2020年シーズンの時点で歴代の最多記録である。

表彰も数多く、ジム・クラーク・トロフィーを3回(1999, 2001, 2004)、ブルース・マクラーレン・トロフィーを2回(2003, 2008)受賞している。2012年にはニュージーランド・メリット勲章を受章した。

経歴[編集]

ディクソンはオーストラリアブリスベンニュージーランド人のロンおよびグレニス・ディクソン夫妻の間に生まれた。両親は共にダートレーサーであった[5]。一家はディクソンが幼少時にオークランドに戻った。ディクソンは7歳でカートレースを始め[6]、13歳でレースのライセンスを獲得して世間の注目を集めた[7]。ニュージーランドでは16歳になるまで路上の運転免許を取得できなかった。

ディクソンはプケコヘ・パーク・レースウェイで行われた日産・セントラによるワンメイクレースで横転し、その様子がTVで放映されて全国から注目された[8]。その後は参加したあらゆるシリーズで勝利を挙げていった。

1994年母国ニュージーランドのフォーミュラ・ビィーでチャンピオン、1998年にはオーストラリアでのフォーミュラ・ホールデンでチャンピオンを獲得し渡米、1999年よりCARTの直下のカテゴリーであったインディ・ライツにヨハンソン・モータースポーツより参戦開始。翌2000年には12戦6勝をあげてチャンピオンを獲得した。なお、チームオーナーのステファン・ヨハンソンは以後ディクソンのマネージャーとなり長年のビジネスパートナーとなった[9]

CART/インディカー・シリーズ[編集]

2001年にCARTにステップアップ、マーク・ブランデルの後任としてパックウェスト・レーシングと契約する。第3戦ナザレスで最年少記録での優勝をとげた。この20歳9ヶ月14日での優勝は、CARTは勿論、F1IRLNASCARを含めた世界のメジャーレース史上での最年少ウィナー(当時)としての記録である。 しかし、2002年にパックウエスト・レーシングがシーズン途中で撤退となってしまった。シート喪失のピンチとなったが、急遽チップ・ガナッシ・レーシングがサードカーを走らせてディクソンを起用することになり、シーズン途中でトップチームのシートを獲得することとなった。 2003年よりチームと共にIRLへ転向、開幕戦勝利を含めて3勝をあげて参戦初年度からチャンピオンに輝いた。

2004年-2005年 IRLデビューイヤーにチャンピオン獲得したディクソンだったが、その後2年間は一転して不振に陥る。 ディフェンディングチャンピオンとして迎えた2004年開幕戦はリタイヤに終わってしまうが、第2戦で2位、第3戦で5位と安定した成績を残した。ここから本領発揮と思われたが、その後は1度もトップ5フィニッシュできず、結局この年は1勝も出来ず第2戦での2位がベストリザルトとなった。不振の原因としては所属チームのチップ・ガナッシが使用していたトヨタエンジンが、この年のチャンピオンを獲得したトニー・カナーンの所属するアンドレッティ・グリーンレーシングをはじめとするチームが使用するホンダエンジンに対し、劣勢だったことが挙げられる。事実、前年ディクソンとチャンピオンを争い同じトヨタエンジンを使用するチーム・ペンスキーも、この年は2勝しか挙げられず、トヨタユーザーはすべて苦戦は必至だった。さらに、ディクソン等が使用するパノスシャシーが、その他多くのチームが使用しているダラーラシャシーに対して性能が劣っていたことが、エンジンの劣勢に加えディクソンの成績不振に拍車をかけていた。翌2005年も、第15戦までは1度もトップ5フィニッシュできず、チームメイトも次々変わるというチーム内が混乱していた中で、第16戦のワトキンス・グレンで2年ぶりの優勝を成し遂げ、元チャンピオンの貫禄を見せた。           

2006年 エンジンとシャシーに足を引っ張られた2年間を終えたディクソンにとって、2006年は念願がかなったシーズンとなった。それまで複数のメーカーのコンペティションだったエンジンとシャシーだったが、トヨタが2007年限りでの撤退を表明したところ、それによってディクソンの所属するチップ・ガナッシレーシングやライバルであるチーム・ペンスキーなどのトップチームが次々とホンダエンジンに乗り換えたため、トヨタは1年前倒ししてIRLからの撤退することを決める。これにより、ワンメイク化が1年早まることとなった。そして、チームメイトには前年のチャンピオンのダン・ウェルドンというチャンピオンコンビとなり、チームは磐石の体制となった。そして開幕戦は、予選4位、決勝もチームメイトのダン・ウェルドンが優勝すると自身も5位に入り好調な滑り出しとなる、第2戦はペンスキーエリオ・カストロネベスが優勝しディクソンは2位を確保する、このレースはコーション中にサム・ホーニッシュJr.とウェルドンが接触するというアクシデントがあった。その後第3戦はトップ争いを展開中にリタイア、第4戦インディアナポリスでは速度違反ペナルティで25位となるが第5戦のIRL初のウエットレースとなったワトキンスグレンと第9戦ナッシュビルで優勝し、最終戦までタイトルを争うことが出来た(ランキングは4位)

2008年 チップ・ガナッシ・レーシングで6回のポールポジションと6回の優勝でシーズンチャンピオンに輝いた。

2009年・2010年もそれぞれタイトル争いには絡んだものの、2009年に加入したチームメイトダリオ・フランキッティに2年連続でタイトルを奪われる結果となっている。

2011年のタイトル争いはフランキッティとウィル・パワーのマッチレース状態であり、ディクソン自身はそれに加わることはなかったが、この年で一時終了となったインディ・ジャパンを含む2戦で優勝、ランキング3位を獲得した。

記録[編集]

ディクソンが2007年・2020年に記録した3連勝及び2008年に記録した年間6勝は、共にインディカー・シリーズ最多タイ記録[10]である。また、インディ500では2012年現在1366周連続完走という記録を持っている。

アメリカン・オープンホイール[編集]

インディ・ライツ[編集]

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 順位 ポイント
1999年 ヨハンソン・モータースポーツ MIA
3
LBH
2
NAZ
4
MIL
15
POR
11
CLE
14
TOR
18
MIS
16
DET
7
CHI
1
LS
2
FON
16
5位 88
2000年 パックウェスト・ライツ LBH
1
MIL
1
DET
4
POR
11
MIS
14
CHI
1
MDO
2
VAN
1
LS
1
STL
15
HOU
15
FON
1
1位 155

CART[編集]

チーム シャシー エンジン 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 順位 ポイント
2001年 パックウェスト・レーシング レイナード・01i トヨタ MTY
13
LBH
19
TXS
NH
NZR
1
MOT
9
MIL
3
DET
Ret
POR
7
CLE
Ret
TOR
5
MIS
10
CHI
4
MDO
12
ROA
4
VAN
13
LAU
9
ROC
Ret
HOU
Ret
LS
4
SRF
15
FON
Ret
8位 98
2002年 PWR チャンピオンシップ・レーシング ローラ・B02/00 MTY
6
LBH
18
MOT
9
13位 87
チップ・ガナッシ・レーシング MIL
6
LS
6
POR
7
CHI
6
TOR
5
CLE
15
VAN
16
MDO
5
ROA
17
MTL
10
DEN
2
ROC
12
MIA
18
SRF
15
FON
6
MXC
7

(key)

インディカー・シリーズ[編集]

チーム シャシー エンジン 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 順位 ポイント
2003年 チップ・ガナッシ・レーシング Gフォース トヨタ HMS
1
PHX
20
MOT
15
INDY
17
TXS
6
PPIR
1
RIR
1
KAN
6
NSH
2
MIS
5
STL
15
KTY
2
NZR
16
CHI
2
FON
2
TXS2
2
1位 507
2004年 HMS
18
PHX
2
MOT
5
INDY
8
TXS
14
RIR
8
KAN
12
NSH
8
MIL
Wth
MIS
7
KTY
13
PPIR
20
NZR
9
CHI
7
FON
8
TXS2
6
10位 355
2005年 パノス HMS
16
PHX
12
STP
6
INDY
24
TXS
11
RIR
22
KAN
18
NSH
6
MIL
13
MIS
19
KTY
23
PPIR
16
SNM
7
CHI
19
WGL
1
FON
10
13位 321
ダラーラ MOT
21
2006年 ダラーラ ホンダ HMS
5
STP
2
MOT
9
INDY
6
TXS
2
RIR
11
KAN
4
NSH
1
MIL
10
MIS
16
KTY
2
CHI
2
4位 460
パノス WGL
1
SNM
4
2007年 ダラーラ HMS
2
STP
2
MOT
4
KAN
4
INDY
2
MIL
4
TXS
12
IOW
10
RIR
2
WGL
1
NSH
1
MDO
1
MIS
10
KTY
2
SNM
1
DET
8
CHI
2
2位 624
2008年 HMS
1
STP
22
MOT1
3
LBH1
DNP
KAN
3
INDY
1
MIL
2
TXS
1
IOW
4
RIR
3
WGL
11
NSH
1
MDO
3
EDM
1
KTY
1
SNM
12
DET
5
CHI
2
SRF2
2
1位 646
2009年 STP
16
LBH
15
KAN
1
INDY
6
MIL
1
TXS
3
IOW
5
RIR
1
WGL
3
TOR
4
EDM
3
KTY
7
MDO
1
SNM
13
CHI
2
MOT
1
HMS
3
2位 605
2010年 SAO
6
STP
18
ALA
2
LBH
4
KAN
1
INDY
5
TXS
4
IOW
6
WGL
8
TOR
20
EDM
1
MDO
5
SNM
2
CHI
8
KTY
7
MOT
6
HMS
1
3位 547
2011年 STP
16
ALA
2
LBH
18
SAO
12
INDY
5
TXS1
2
TXS2
2
MIL
7
IOW
3
TOR
2
EDM
23
MDO
1
NHM
3
SNM
5
BAL
5
MOT
1
KTY
3
LVS
C3
3位 518
2012年 ダラーラ・DW12 STP
2
ALA
2
LBH
23
SAO
17
INDY
2
DET
1
TXS
18
MIL
11
IOW
4
TOR
25
EDM
10
MDO
1
SNM
13
BAL
4
FON
3
3位 435
2013年 STP
5
ALA
2
LBH
11
SAO
18
INDY
14
DET1
4
DET2
4
TXS
23
MIL
6
IOW
16
POC
1
TOR1
1
TOR2
1
MDO
7
SNM
15
BAL
19
HOU1
1
HOU2
2
FON
5
1位 577
2014年 シボレー STP
4
LBH
12
ALA
3
IMS
15
INDY
29
DET1
11
DET2
4
TXS
5
HOU1
19
HOU2
18
POC
5
IOW
4
TOR1
5
TOR2
7
MDO
1
MIL
4
SNM
1
FON
2
3位 604
2015年 STP
15
NLA
11
LBH
1
ALA
3
IMS
10
INDY
4
DET
5
DET
20
TXS
1
TOR
8
FON
6
MIL
7
IOW
18
MDO
4
POC
9
SNM
1
1位 556
2016年 STP
7
PHX
1
LBH
2
ALA
10
IMS
7
INDY
8
DET1
19
DET2
5
RDA
22
IOW
3
TOR
8
MDO
22
POC
6
TXS
19
WGL
1
SNM
17
6位 477
2017年 ホンダ STP
3
LBH
4
ALA
2
PHX
5
IMS
2
INDY
32
DET1
2
DET2
6
TXS
9
ROA
1
IOW
8
TOR
10
MDO
9
POC
6
GMP
2
WGL
2
SNM
4
3位 621
2018年 STP
6
PHX
4
LBH
11
ALA
6
IMS
2
INDY
3
DET1
1
DET2
4
TXS
1
ROA
3
IOW
12
TOR
1
MDO
5
POC
3
GTW
3
POR
5
SNM
2
1位 678
2019年 STP
2
COA
13
ALA
2
LBH
3
IMS
2
INDY
17
DET
22
DET
1
TXS
17
ROA
5
TOR
2
IOW
2
MDO
1
POC
2
GTW
20
POR
16
LAG
3
4位 578
2020年 TXS
1
IMS
1
ROA
1
ROA
12
IOW
2
IOW
5
INDY
2
GTW
1
GTW
5
MDO
10
MDO
10
IMS
9
IMS
8
STP
3
1位 537
2021年 ALA
3
STP
5
TXS
1
TXS
4
IMS
9
INDY
17
DET
8
DET
7
ROA
4
MDO
4
NSH
2
IMS
17
GTW
19
POR
3
LAG
13
LBH
3
4位 481
2022年 STP
8
TXS
5
LBH
6
ALA
5
IMS
10
INDY
21
DET
3
ROA
9
MDO
5
TOR
1
IOW
5
IOW
4
IMS
8
NSH
1
GTW
8
POR
3
LAG
12
3位 521
2023年 STP
3
TXS
5
LBH
27
ALA
7
IMS
6
INDY
6
DET
4
ROA
4
MOD
2
TOR
4
IOW
6
IOW
6
NSH
5
IMS
1
GTW
1
POR
3
LAG
1
2位 578
チーム 出走数 ポールポジション 勝利数 表彰台
(勝利以外)**
トップ10
(表彰台以外)***
最速
ラップリード
インディ500勝利数 チャンピオン獲得数
16 1 310 30 50 123 197 26 1 (2008) 6 (2003 & 2008 & 2013 & 2015 & 2018 & 2020)
  • ** 表彰台(勝利以外):2位または3位
  • *** トップ10(表彰台以外):4位から10位まで

インディ500[編集]

シャシー エンジン スタート フィニッシュ チーム
2003年 パノス トヨタ 4 17 チップ・ガナッシ・レーシング
2004年 パノス トヨタ 13 8
2005年 パノス トヨタ 13 24
2006年 ダラーラ ホンダ 4 6
2007年 ホンダ 4 2
2008年 ホンダ 1 1
2009年 ホンダ 5 6
2010年 ホンダ 6 5
2011年 ホンダ 2 5
2012年 ホンダ 15 2
2013年 ホンダ 16 14
2014年 シボレー 11 29
2015年 シボレー 1 4
2016年 シボレー 13 8
2017年 ホンダ 1 32
2018年 9 3
2019年 18 17
2020年 2 2
2021年 1 17
2022年 1 21
2023年 6 6

A1グランプリ[編集]

エントラント 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 DC ポイント
2005-06年 A1チーム・ニュージーランド GBR
SPR
GBR
FEA
GER
SPR
GER
FEA
POR
SPR
POR
FEA
AUS
SPR
AUS
FEA
MYS
SPR
MYS
FEA
UAE
SPR

PO
UAE
FEA

PO
RSA
SPR
RSA
FEA
IDN
SPR
IDN
FEA
MEX
SPR
MEX
FEA
USA
SPR
USA
FEA
CHN
SPR
CHN
FEA
4位 77

(key)

スポーツカー[編集]

アメリカン・ル・マンシリーズ[編集]

チーム シャシー クラス 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 順位 ポイント
1999年 ドラン・リスタ・レーシング
ジム・マシューズ・レーシング
フェラーリ・333SP LMP SEB ATL MOS SON POR PET
Ret
MON LSV NC 0
2008年 ド・フェラン・モータースポーツ アキュラ・ARX-01b LMP2 SEB STP LNB UTA LIM MID AME MOS DET PET
5
MON 28位 18
2009年 アキュラ・ARX-02a LMP1 SEB
Ret
STP LNB UTA LIM MID AME MOS PET
9
MON 28位 12

(key)

ロレックス・スポーツカーシリーズ[編集]

チーム シャシー エンジン クラス 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 順位 ポイント
2005年 チップ・ガナッシ・レーシング ライリー・Mk.XI レクサス DP DAY
6
HMS FON LAG MTT WGL BAR WGL DAY MDO PHX WGL VIR MEX 77位 25
2006年 DP DAY
1
MEX HMS LBH VIR LAG PHX LIM WGL DAY BAR WGL SNM UTA
4
63位 63
2007年 DP DAY
21
MEX HMS VIR LAG LIM WGL MDO DAY IOW MTL BAR WGL SNM UTA 115位 10
2008年 DP DAY
1
HMS MEX VIR LAG LIM WGL MDO DAY BAR MTL WGL SNM NWJ UTA 85位 13
2009年 DP DAY
5
VIR NWJ LAG WGL MDO DAY BAR WGL MTL UTA HMS 50位 26
2010年 ライリー・Mk.XX BMW DP DAY
15
HMS BAR VIR LIM LAG WGL MDO DAY NWJ WGL MTL UTA 65位 16
2011年 DP DAY
2
HMS BAR VIR LIM LAG WGL MDO DAY NWJ WGL MTL UTA 32位 32
2012年 ライリー・Mk.XXVI DP DAY
4
BAR HMS NWJ DET MDO ELK WGL IMS
4
WGL MTL LAG LIM 26位 56
2013年 DP DAY
11
CTA BAR ATL DET MDO WGL IMS ELK KAN LAG
3
LIM 35位 50

ユナイテッド・スポーツカー選手権[編集]

チーム 使用車両 クラス 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 順位 ポイント
2014年 チップ・ガナッシ・レーシング ライリー・Mk XXVI DP P DAY
8
SEB
6
LBH LGA DET WGL MOS IMS ELK CTA PET
3
32位 81
2015年 P DAY
1
SEB
4
LBH LGA DET WGL MOS ELK CTA PET
2
13位 98
2016年 P DAY
7
29位 25
フォード・チップ・ガナッシ・レーシング フォード・GT GTLM SEB
5
LBH LGA WGL MOS LIM ELK VIR CTA PET
7
21位 52
2017年 GTLM DAY
10
SEB
4
LBH CTA WGL MOS LIM ELK VIR LGA PET
8
15位 73
2018年 GTLM DAY
1
SEB
4
LBH MDO WGL MOS LIM ELK VIR LGA PET
5
11位 89
2019年 GTLM DAY
4
SEB
6
LBH MDO WGL MOS LIM ELK VIR LGA PET
2
17位 85
2020年 コニカミノルタ・キャデラック キャデラック・DPi-V.R DPi DAY
1
DAY SEB ELK ATL MDO PET
1
LGA SEB
7
16位 94
2021年 キャデラック・チップ・ガナッシ・レーシング DPi DAY
5
SEB
5
MDO DET WGL MOS ELK LGA LBH PET
5
15位 858
2022年 キャデラック・レーシング DPi DAY
7
SEB MDO DET WGL MOS ELK LGA LBH PET
4
15位 572
2023年 キャデラック・Vシリーズ.R GTP DAY
3
SEB
7
MDO DET WGL MOS ELK LGA LBH PET
2
12位 952
2024年 DAY
10
SEB
LBH LGA DET WGL ELK IMS PET
10位* 242*

ル・マン24時間レース[編集]

ル・マン24時間レース 結果
チーム コ・ドライバー 使用車両 クラス 周回 順位 クラス
順位
2016年 アメリカ合衆国の旗 フォード・チップ・ガナッシ・チームUSA オーストラリアの旗 ライアン・ブリスコー
イギリスの旗 リチャード・ウェストブルック
フォード・GT GTE
Pro
340 20位 3位
2017年 オーストラリアの旗 ライアン・ブリスコー
イギリスの旗 リチャード・ウェストブルック
GTE
Pro
337 23位 7位
2018年 オーストラリアの旗 ライアン・ブリスコー
イギリスの旗 リチャード・ウェストブルック
GTE
Pro
309 39位 14位

デイトナ24時間レース[編集]

デイトナ24時間レース 結果
チーム コ・ドライバー 使用車両 クラス 周回 順位 クラス
順位
2004年 アメリカ合衆国の旗 チップ・ガナッシ・レーシング アメリカ合衆国の旗 スコット・プルーエット
イタリアの旗 マックス・パピス
メキシコの旗 ジミー・モラレス
ライリー・Mk. XI-レクサス DP 508 10位 10位
2005年 アメリカ合衆国の旗 ターゲット・チップ・ガナッシ・レーシング
メキシコの旗 フェリックス・サバテス
アメリカ合衆国の旗 ケーシー・メアーズ
イギリスの旗 ダレン・マニング
DP 694 6位 6位
2006年 イギリスの旗 ダン・ウェルドン
アメリカ合衆国の旗 ケーシー・メアーズ
DP 734 1位 1位
2007年 イギリスの旗 ダン・ウェルドン
メキシコの旗 メモ・ロハス
DP 538 DNF DNF
2008年 アメリカ合衆国の旗 チップ・ガナッシ・レーシング
メキシコの旗 フェリックス・サバテス
イギリスの旗 ダン・ウェルドン
メキシコの旗 サルバドール・デュラン
イギリスの旗 アレックス・ロイド
DP 515 DNF DNF
2009年 イギリスの旗 ダリオ・フランキッティ
イギリスの旗 アレックス・ロイド
DP 731 5位 5位
2010年 コロンビアの旗 ファン・パブロ・モントーヤ
イギリスの旗 ダリオ・フランキッティ
アメリカ合衆国の旗 ジェイミー・マクマレー
ライリー・Mk. XX-BMW DP 249 DNF DNF
2011年 コロンビアの旗 ファン・パブロ・モントーヤ
イギリスの旗 ダリオ・フランキッティ
アメリカ合衆国の旗 ジェイミー・マクマレー
DP 721 2位 2位
2012年 コロンビアの旗 ファン・パブロ・モントーヤ
イギリスの旗 ダリオ・フランキッティ
アメリカ合衆国の旗 ジェイミー・マクマレー
ライリー・Mk. XXVI-BMW DP 760 4位 4位
2013年 イギリスの旗 ダリオ・フランキッティ
アメリカ合衆国の旗 ジョーイ・ハンド
アメリカ合衆国の旗 ジェイミー・マクマレー
DP 594 DNF DNF
2014年 ブラジルの旗 トニー・カナーン
アメリカ合衆国の旗 カイル・ラーソン
イギリスの旗 マリーノ・フランキッティ
ライリー・Mk. XXVI-フォード P 667 DNF DNF
2015年 ブラジルの旗 トニー・カナーン
アメリカ合衆国の旗 ジェイミー・マクマレー
アメリカ合衆国の旗 カイル・ラーソン
P 740 1位 1位
2016年 アメリカ合衆国の旗 チップ・ガナッシ・レーシング ブラジルの旗 トニー・カナーン
アメリカ合衆国の旗 ジェイミー・マクマレー
アメリカ合衆国の旗 カイル・ラーソン
P 708 13位 7位
2017年 アメリカ合衆国の旗 フォード・チップ・ガナッシ・レーシング オーストラリアの旗 ライアン・ブリスコー
イギリスの旗 リチャード・ウェストブルック
フォード・GT GTLM 624 27位 10位
2018年 オーストラリアの旗 ライアン・ブリスコー
イギリスの旗 リチャード・ウェストブルック
GTLM 783 11位 1位
2019年 オーストラリアの旗 ライアン・ブリスコー
イギリスの旗 リチャード・ウェストブルック
GTLM 783 13位 4位
2020年 アメリカ合衆国の旗 コニカミノルタ・キャデラック オランダの旗 レンガー・ヴァン・デル・ザンデ
オーストラリアの旗 ライアン・ブリスコー
日本の旗 小林可夢偉
キャデラック・DPi-V.R DPi 833 1位 1位
2021年 アメリカ合衆国の旗 キャデラック・チップ・ガナッシ・レーシング オランダの旗 レンガー・ヴァン・デル・ザンデ
デンマークの旗 ケビン・マグヌッセン
DPi 807 5位 5位
2022年 アメリカ合衆国の旗 キャデラック・レーシング オランダの旗 レンガー・ヴァン・デル・ザンデ
フランスの旗 セバスチャン・ボーデ
スペインの旗 アレックス・パロウ
DPi 722 14位 7位

セブリング12時間レース[編集]

セブリング12時間レース 結果
チーム コ・ドライバー 使用車両 クラス 周回 順位 クラス
順位
2009年 アメリカ合衆国の旗 ド・フェラン・モータースポーツ ブラジルの旗 ジル・ド・フェラン
フランスの旗 サイモン・パジェノ
HPD・ARX-02a LMP1 246 DNF DNF
2014年 アメリカ合衆国の旗 チップ・ガナッシ・レーシング
メキシコの旗 フェリックス・サバテス
ブラジルの旗 トニー・カナーン
アメリカ合衆国の旗 セイジ・カラム
ライリー・Mk. XXVI-フォード P 291 6位 6位
2015年 アメリカ合衆国の旗 スコット・プルーエット
アメリカ合衆国の旗 ジョーイ・ハンド
P 340 4位 4位
2016年 アメリカ合衆国の旗 フォード・チップ・ガナッシ・レーシング オーストラリアの旗 ライアン・ブリスコー
イギリスの旗 リチャード・ウェストブルック
フォード・GT GTLM 235 15位 5位
2017年 オーストラリアの旗 ライアン・ブリスコー
イギリスの旗 リチャード・ウェストブルック
GTLM 334 10位 4位
2018年 オーストラリアの旗 ライアン・ブリスコー
イギリスの旗 リチャード・ウェストブルック
GTLM 328 13位 4位
2019年 オーストラリアの旗 ライアン・ブリスコー
イギリスの旗 リチャード・ウェストブルック
GTLM 330 15位 6位
2020年 アメリカ合衆国の旗 コニカミノルタ・キャデラック オランダの旗 レンガー・ヴァン・デル・ザンデ
オーストラリアの旗 ライアン・ブリスコー
キャデラック・DPi-V.R DPi 341 7位 7位
2021年 アメリカ合衆国の旗 キャデラック・チップ・ガナッシ・レーシング オランダの旗 レンガー・ヴァン・デル・ザンデ
デンマークの旗 ケビン・マグヌッセン
DPi 347 5位 5位

V8 スーパーカー[編集]

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 順位 ポイント
2010年 ケリー・レーシング YMC
R1
YMC
R2
BHR
R3
BHR
R4
ADE
R5
ADE
R6
HAM
R7
HAM
R8
QLD
R9
QLD
R10
WIN
R11
WIN
R12
HDV
R13
HDV
R14
TOW
R15
TOW
R16
PHI
R17
BAT
R18
SUR
R19

20
SUR
R20

Ret
SYM
R21
SYM
R22
SAN
R23
SAN
R24
SYD
R25
SYD
R26
NC 0 +

+ Not Eligible for points

経歴年表[編集]

  • 1994年 ニュージーランドFormula Vee参戦 シリーズチャンピオン
  • 1995年 ニュージーランドFormula Ford(クラス2)参戦,13勝 シリーズチャンピオン
  • 1996年 ニュージーランドFormula シリーズチャンピオン
  • 1997年 オーストラリア フォーミュラホルーデン参戦 シリーズ3位 ルーキーオブザイヤー獲得
  • 1998年 オーストラリア フォーミュラホルーデン 5勝 シリーズチャンピオン
  • 1999年 インディライツ参戦(チーム:ヨハンソン・モータースポーツ)(マシン:ローラB99/30ビュイック)1勝 シリーズ5位
  • 2000年 インディライツ(チーム:パックウエスト・レーシング)(マシン:ローラB99/30ビュイック)6勝 シリーズチャンピオン
  • 2001年 CART参戦(チーム:パックウエスト・レーシング)(マシン:レイナード01Iトヨタ)1勝〔ナザレス〕 シリーズ8位 ルーキーオブザイヤー獲得
  • 2002年 CART(チーム:PWR&チップ・ガナッシ)(マシン:ローラB2/00トヨタ)最高位2位 シリーズ13位
  • 2003年 インディカー・シリーズ参戦(チーム:チップ・ガナッシ)(マシン:パノスGフォースGF09 トヨタ)3勝〔マイアミ、パイクスピーク、リッチモンド〕,5PP シリーズチャンピオン
  • 2004年 インディカー・シリーズ(チーム:チップ・ガナッシ)(マシン:パノスGフォースGF09 トヨタ)最高位2位 シリーズ10位
  • 2005年 インディカー・シリーズ(チーム:チップ・ガナッシ)(マシン:パノスGフォースGF09 トヨタ)1勝(ワトキンスグレン)シリーズ13位
  • 2006年 インディカー・シリーズ(チーム:チップ・ガナッシ)2勝 シリーズ4位
  • 2007年 インディカー・シリーズ(チーム:チップ・ガナッシ)4勝 シリーズ2位
  • 2008年 インディカー・シリーズ(チーム:チップ・ガナッシ)6勝 シリーズチャンピオン
  • 2009年 インディカー・シリーズ(チーム:チップ・ガナッシ)5勝 シリーズ2位
  • 2010年 インディカー・シリーズ(チーム:チップ・ガナッシ)3勝 シリーズ3位
  • 2011年 インディカー・シリーズ(チーム:チップ・ガナッシ)2勝 シリーズ3位

出典[編集]

  1. ^ King Dixon
  2. ^ Scott Dixon Career Statistics
  3. ^ Records and Milestones
  4. ^ インディカー最終戦詳報:ディクソンが6度目のシリーズチャンピオン獲得。琢磨は自己最高ランキングを更新”. AUTOSPORT web (2020年10月26日). 2020年10月26日閲覧。
  5. ^ Champcarworldseries_biography:Scott Dixon
  6. ^ Press Democrat Staff Writer
  7. ^ Black Bullet Profile :Scott Dixon
  8. ^ This Is Your Life, TV1, 21 September 2008
  9. ^ 私がこれまで長く一緒に働いてきたドライバーはたったひとり、スコット・ディクソンです Motorsport.com 2017年4月25日
  10. ^ 連勝記録は2012年にウィル・パワーが並び、年間最多勝は2005年のダン・ウェルドンに次ぐ2人目である。

外部リンク[編集]

タイトル
先代
ジェイソン・ブライト
オーストラリアン・ドライバーズ・チャンピオンシップ
1998
次代
サイモン・ウィルズ
先代
オリオール・セルビア
インディ・ライツ・チャンピオン
2000
次代
タウンゼント・ベル
先代
ケニー・ブラック
CARTルーキー・オブ・ザ・イヤー
2001
次代
マリオ・ドミンゲス
先代
サム・ホーニッシュJr.
IRL インディカー・シリーズ チャンピオン
2003
次代
トニー・カナーン
先代
ダリオ・フランキッティ
インディ500優勝者
2008
次代
エリオ・カストロネベス
先代
ダリオ・フランキッティ
IRL インディカー・シリーズ チャンピオン
2008
次代
ダリオ・フランキッティ