スカーニャ級哨戒艦

スカーニャ級哨戒艦
基本情報
艦種 哨戒艦(OPV)
就役期間 1989年8月31日 - 現在
要目
満載排水量 1,928トン
全長 101.9メートル (334 ft)
最大幅 11.5メートル (38 ft)
深さ 6メートル (20 ft)
吃水 3.5メートル (11 ft)
主機 ディーゼルエンジン×2基
推進器 スクリュープロペラ×2軸
出力 12,100bhp (9,540 kW)
速力 21ノット
航続距離 7,000海里 (15kt巡航時)
乗員 運用140人、設計106人
兵装40mm単装機関砲×1基
・25mm機関砲×2基 (P55)
・12.7mm機関銃×4基
プリットヴィー3弾道ミサイル×2基 (P51)
搭載機 チェタク・ヘリコプター×1機
レーダー ・ラカル・デッカ2459 航海用×1基
・BEL 1245 航海用×1基
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スカーニャ級哨戒艦英語: Sukanya-class Offshore Patrol Vessel)は、インド海軍哨戒艦(OPV)。

3隻は設計を行った韓国タコマ社(1999年3月、韓進重工業と合併)の1,900t級OPVを輸入し、4隻はヒンドゥスタン造船にて建造し、合計7隻が建造された。本級からの派生型として、インド沿岸警備隊サマル級巡視船が6隻建造されている。

2000年に5番艦サリューがスリランカ海軍に売却され、スリランカ海軍の旗艦「サユラ」(Sayura)となった。 また、P51「スバドラ」は、後部ヘリコプター甲板上にプリットヴィー 3弾道ミサイルの発射システム(Dhanush)を搭載し、ヘリコプター格納庫を弾道弾格納庫に転用している。

2003年3月10日、スリランカ東240海里の公海上で、「サユラ」が国旗を掲揚せずに航行していたLTTEの商船を撃沈する武力衝突事件が発生しており[1]、その後もLTTEの武器輸入の阻止活動を行っている。また、2001年のインド海軍の観艦式には、売却されたばかりの「サユラ」が参加した。

同型艦[編集]

# 艦名 進水 就役
P 50 スカーニャ
INS Sukanya
1989年 1989年
8月31日
P 51 スバドラ
INS Subhadra
1989年 1990年
1月25日
P 52 スバルナ
INS Suvarna
1990年
8月22日
1991年
4月4日
P 53 サヴィトリ
INS Savitri
1989年
5月23日
1990年
11月27日
P 54 サリュー
INS Saryu
1991年
10月8日
P 55 シャラダ
INS Sharada
1990年
8月22日
1991年
10月27日
P 56 スジャータ
INS Sujata
1991年
10月25日
1993年
11月3日

外部リンク[編集]

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