ジョージ・ナイクルグ

ジョージ・ナイクルグ(George Neikrug, 1919年3月7日 - 2019年3月8日[1])は、アメリカチェロ奏者[2]

ニューヨーク出身。エマヌエル・フォイアマンの薫陶を受ける。24歳の時にデメトリアス・コンスタンティヌ・ドゥニスに出会い、以後15年にわたってドゥニスの下でメソッドの研究を行った。1947年にニューヨークでチェロ奏者としてデビューし、ボルティモア交響楽団の首席チェロ奏者や、ブルーノ・ヴァルターの指揮するコロンビア交響楽団の首席奏者などを務め、ヴァルターから「非凡なミュージシャンにして本当のチェロのヴィルトゥオーゾ」と称揚された[3]。1961年から後進の指導にも積極的に取り組むようになり、1971年からボストン大学で教鞭をとった。1996年にはインディアナ大学からシュヴァリエ・ドゥ・チェロ賞を授与されている。

出典[編集]

  1. ^ Сообщение о смерти(英語)
  2. ^ George Neikrug - Discogs
  3. ^ George Neikrug (1919 - )”. 2017年6月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年6月12日閲覧。