ジョン・ブアマン

ジョン・ブアマン
John Boorman
John Boorman
2005年撮影
本名 John Boorman
生年月日 (1933-01-18) 1933年1月18日(91歳)
出生地 イングランドの旗 イングランドサリー、シェパートン
国籍 イギリスの旗 イギリス
配偶者 Christel Kruse
主な作品
殺しの分け前/ポイント・ブランク
太平洋の地獄
最後の栄光
脱出
未来惑星ザルドス
エクソシスト2
エクスカリバー
戦場の小さな天使たち
ジェネラル 天国は血の匂い
クィーン アンド カントリー
 
受賞
カンヌ国際映画祭
監督賞
1970年最後の栄光
1998年ジェネラル 天国は血の匂い
芸術貢献賞
1981年エクスカリバー
東京国際映画祭
芸術貢献賞
1987年戦場の小さな天使たち
全米映画批評家協会賞
監督賞
1987年『戦場の小さな天使たち』
脚本賞
1987年『戦場の小さな天使たち』
ロサンゼルス映画批評家協会賞
監督賞
1987年『戦場の小さな天使たち』
脚本賞
1987年『戦場の小さな天使たち』
英国アカデミー賞
フェローシップ賞
2003年
その他の賞
平和映画賞
2004年イン・マイ・カントリー
備考
第61回ヴェネツィア国際映画祭 審査委員長(2004年)
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ジョン・ブアマンJohn Boorman CBE, 1933年1月18日 - )は、イギリスの映画監督。サリーで生まれ、現在はアイルランドを拠点としている。

来歴[編集]

幼少期から映画を観ており、17歳から批評家として映画雑誌に寄稿を始める。1950年代前半には朝鮮戦争に従軍し、除隊後に再び批評家として活動した後にBBCのドキュメンタリー部門で働くようになる。

1965年の『5人の週末』で監督デビューを果たすと直後に渡米し、1967年に『殺しの分け前/ポイント・ブランク』、その翌年には『太平洋の地獄』をリー・マーヴィン主演で発表。『太平洋の地獄』では三船敏郎も加わり、日米の豪華スター共演が話題となった。1970年には『最後の栄光』を発表し、カンヌ国際映画祭 監督賞を受賞。

1972年にはジョン・ヴォイト主演でサバイバルを主題としたサスペンス映画脱出』を発表し、興行的に空前の成功を収める。また、本作で自身としては初となるアカデミー作品賞監督賞にノミネートされる。

1974年の『未来惑星ザルドス』では興行的成功とまではいかなかったが、一部の熱狂的ファンの出現によりカルト的人気を誇るようになる。1977年には『エクソシスト2』の監督を務め、再び興行的成功を収める。

その後も1981年の『エクスカリバー』では円卓の騎士を描き、カンヌ国際映画祭芸術貢献賞を受賞し、興行的にも成功を収める。

1987年の『戦場の小さな天使たち』では第二次世界大戦中のロンドン空襲を子供の視点から描き、再び興行的にも批評的にも成功を収め、第60回アカデミー賞でも作品賞や監督賞を含む複数の部門でノミネートされる。この作品はブアマンの家族の故郷であるファラオズ・アイランドなどを舞台としている[1][2]

1998年の『ジェネラル 天国は血の匂い』では2度目となるカンヌ国際映画祭 監督賞を受賞する。2004年にはヴェネツィア国際映画祭で審査員長を務める。

主な監督作品[編集]

脚注[編集]

  1. ^ O'Brien, Christy (2022年9月5日). “Surrey island that's like being in Egypt and once home to famous actors and scene of boat tragedy”. Surrey Live. https://www.getsurrey.co.uk/whats-on/whats-on-news/surrey-island-thats-like-being-24922040 2023年3月16日閲覧。 
  2. ^ Boorman, John (2020). Conclusions. London. ISBN 978-0-571-35379-8. OCLC 1129705627. https://www.worldcat.org/oclc/1129705627 

外部リンク[編集]