ジョアン (アルバム)

ジョアン
レディー・ガガスタジオ・アルバム
リリース
録音 2015年 - 2016年
ジャンル カントリーダンスロック
レーベル ストリームライン
インタースコープ
チャート最高順位
レディー・ガガ アルバム 年表
チーク・トゥ・チーク
(2014年)
ジョアン
(2016年)
アリー/ スター誕生
(2018年)
『ジョアン』収録のシングル
  1. 「パーフェクト・イリュージョン」
    リリース: 2016年9月9日
  2. 「ミリオン・リーズンズ」
    リリース: 2016年11月8日
  3. 「ジョアン」
    リリース: 2017年12月22日
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ジョアン』 (英語: Joanne)は、2016年10月21日に発売された、レディー・ガガの5枚目のスタジオ・アルバム

背景[編集]

2014年に発売された『チーク・トゥ・チーク』はトニー・ベネットとのコラボレーション・アルバムだったため、単独名義でのアルバムリリースは2013年発売の『アートポップ』以来約3年ぶりとなる。 ガガの特徴とされてきた奇抜なファッションは今作では見られず、アートワークや楽曲のアレンジも比較的シンプルなものになっている。

タイトルは狼瘡のため19歳という若さで死去した自身の叔母の名前から付けられた。これについてガガは「私は叔母に会ったことはないけれど、父の話を聞いたり、父を見ていたりすると、ジョアンという女性がどのような人なのかよく分かった。彼女は、私の家族にとってとてつもなく大切な人。だから、私のミドル・ネームでもある“ジョアン”を、アルバム・タイトルにしたのよ。」と語っている。[2]アルバムのアートワークにも、父と叔母の写真、彼らが交わした手紙やメモ、叔母の学生証や運転免許証などがフィーチャーされている。

2016年9月9日にアルバムからのリード・シングル「パーフェクト・イリュージョン(Perfect Illusion)」が発表され、Billboard Hot 100にて最高15位を記録した。 10月5日にセカンドシングル「ミリオン・リーズンズ(Million Reasons)」を発売した。同曲の最高順位は当初52位だったが、2017年2月の第51回スーパーボウルハーフタイムショーでの歌唱が反響を呼び、異例の再ランクインによって最終的に4位まで上昇した。[3]

2016年10月にアルバムのプロモーションのため2年2か月ぶりに来日し、日本テレビ系「スッキリ!![4]、「NEWS ZERO[5]関西テレビフジテレビ系「SMAP×SMAP[6]に出演したほか、メディア向けの合同質問会も開催した。[7]

ツアー[編集]

2017年8月より本作を引っ提げ『Joanne World Tour』と題されたツアーを北米、ヨーロッパにて行った。 ツアー中、線維筋痛症による肉体的な激痛を理由にヨーロッパ公演を延期[8]し、一部の公演はキャンセル[9]された。日本公演は行われなかった。

収録曲[編集]

輸入盤
#タイトル作詞・作曲プロデューサー時間
1.「Diamond Heart」
  • Ronson
  • Lady Gaga
  • BloodPop
  • Homme
  • Jeff Bhasker
2.「A-Yo」
  • Germanotta
  • Hillary Lindsey
  • Ronson
  • Michael Tucker
  • Ronson
  • BloodPop
  • Gaga
3.「Joanne」
  • Germanotta
  • Ronson
  • Ronson
  • Gaga
  • BloodPop
4.「John Wayne」
  • Germanotta
  • Ronson
  • Tucker
  • Homme
  • Ronson
  • BloodPop
  • Gaga
5.「Dancin' in Circles」
  • Ronson
  • Gaga
  • BloodPop
6.「Perfect Illusion」
  • Kevin Parker
  • Germanotta
  • Ronson
  • Tucker
  • Ronson
  • Parker
  • Gaga
  • BloodPop
7.「Million Reasons」
  • Germanotta
  • Lindsey
  • Ronson
  • Ronson
  • Gaga
  • BloodPop
8.「Sinner's Prayer」
  • Germanotta
  • Josh Tillman
  • Ronson
  • Thomas Brenneck
  • Ronson
  • Gaga
  • BloodPop
9.「Come to Mama」
  • Tillman
  • Germanotta
  • Emile Haynie
  • Ronson
  • Haynie
  • Gaga
  • BloodPop
10.「Hey Girl」(featuring Florence Welch)
  • Germanotta
  • Welch
  • Ronson
  • Ronson
  • Gaga
  • BloodPop
11.「Angel Down」
  • Germanotta
  • Nadir Khayat
  • Ronson
  • Gaga
  • BloodPop
合計時間:
輸入盤・デラックスエディション
#タイトル作詞作曲・編曲Producers時間
12.「Grigio Girls」
  • Germanotta
  • Lindsey
  • Ronson
  • Tucker
  • Germanotta
  • Lindsey
  • Ronson
  • Tucker
  • Ronson
  • Gaga
  • BloodPop
13.「Just Another Day」GermanottaGermanotta
  • Ronson
  • Gaga
14.「Angel Down」(work tape)
  • Germanotta
  • Khayat
  • Germanotta
  • Khayat
  • RedOne
  • Gaga
合計時間:
日本盤
#タイトル作詞作曲・編曲時間
15.「Million Reasons」(work tape)  
合計時間:


チャート成績[編集]

Billboard 200において自身4枚目となる1位を獲得。また、世界73の国と地域のiTunesにおいて1位を記録した[10]。 その後もスーパーボウルへの出演などの効果により堅調なセールスを重ね、2017年10月に米レコード協会(RIAA)によりプラチナディスク認定された[11]


脚注[編集]


外部リンク[編集]