ジュナーガド
座標: 北緯21度31分 東経70度27分 / 北緯21.517度 東経70.450度
ジュナーガド(グジャラート語: જુનાગઢ junāgaḍh、ヒンディー語: जूनागढ़ jūnāgaṛh、英語: Junagadh)は、西インドのグジャラート州、ジュナーガド県の都市。ヒンディー語ではジューナーガル(Junagarh)と発音される。
歴史[編集]
15世紀、ラージプートの本拠地となったが、16世紀にムガル帝国の支配に入った
1748年、パシュトゥ-ン人の豪族だったムハンマド・バハードゥル・ハーンはムガル帝国のアフマダーバード知事の権力から自立し、ジュナーガドの独立を勝ち得た。
1807年、ムハンマド・ハミード・ハーンはイギリスと軍事保護条約を締結し、イギリス治下の藩王国となった。
1947年8月15日、インド・パキスタン分離独立の際、ムスリムのムハンマド・マハーバト・ハーン3世は帰属を決めかねており、ジュナーガドがヒンドゥーの多住地域であるにもかかわらず、9月15日にパキスタンへの帰属を宣言した。
当然、インド政府はパキスタンの飛び地がグジャラートに出来ることを嫌い、同年11月9日にインド軍はジュナーガドを占領した。
その後、1948年2月14日に帰属先を問う住民投票が行われ、ヒンドゥーが多かったこともあって、翌15日にインドへの帰属が決定された。なお、インドとパキスタンの国境はカシミール問題などにより未確定であるため、パキスタンはインドによるこの併合を正式には認めておらず、パキスタン国内の地図ではジュナーガドもパキスタン領となっているものが存在する[1]。
地理[編集]
気候[編集]
Junagadhの気候 | |||||||||||||
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月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年 |
平均最高気温 °C (°F) | 27.2 (81) | 28.3 (82.9) | 31.4 (88.5) | 32.7 (90.9) | 33.4 (92.1) | 32.9 (91.2) | 30 (86) | 29.3 (84.7) | 30.1 (86.2) | 32.5 (90.5) | 31.6 (88.9) | 28.7 (83.7) | 30.68 (87.22) |
平均最低気温 °C (°F) | 13.1 (55.6) | 14.7 (58.5) | 18.1 (64.6) | 21.6 (70.9) | 25.2 (77.4) | 26.5 (79.7) | 25.7 (78.3) | 24.7 (76.5) | 23.9 (75) | 21.9 (71.4) | 18.3 (64.9) | 14.9 (58.8) | 20.72 (69.3) |
降水量 mm (inch) | 0 (0) | 0 (0) | 2 (0.08) | 1 (0.04) | 3 (0.12) | 118 (4.65) | 372 (14.65) | 191 (7.52) | 116 (4.57) | 19 (0.75) | 5 (0.2) | 1 (0.04) | 828 (32.62) |
出典:Climate-Data.org[2] |
脚注[編集]
- ^ POLITICAL MAP OF PAKISTAN | Pakistan Embassy Tokyo Japan(在日パキスタン大使館のサイト) 2021年5月9日閲覧
- ^ “Climate Data for Junagadh”. 2013年4月7日閲覧。