シュテットル

シュテットル(shtetl, שטעטל)とは、イディッシュ語で小都市を意味し、ドイツ語 Städtchen に相当する。シュテートル、シュテーテレともいう。

東欧の小規模のユダヤ人コミュニティーや、その総体を指す。 19世紀のアシュケナジム社会の中心をなしたのがこのシュテットルであり、イディッシュ語の文化が保持された。キリスト教徒の都市やの中に作られたものが主だが、中にはユダヤ人(民族として見た場合)が他民族の人口を上回る地域もあった。 ドイツ語圏内のユダヤ人コミュニティー―例えばドイツアルザス地方でもシュテットルということばを使うこともある。

これらの都市・村には、キリスト教徒による名称のほかに、イディッシュ名があった。

主なシュテットル[編集]

ポーランドの最大領域
1905年en:Pale of Settlementポーランド立憲王国におけるユダヤ人の居住割合を示す地図。
  • ポーランド(ポーランド国内の主要な街のほとんどにはシュテットルがあった)

以上の地域は旧ポーランド・リトアニア共和国の地方であった。



その他、多数のユダヤ教徒人口を抱えていた大都市(ここにも旧ポーランド・リトアニア共和国の都市が多く含まれる)

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関連項目[編集]