シャルレ

株式会社シャルレ
CHARLE CO.,LTD.
種類 株式会社
機関設計 監査等委員会設置会社[1]
市場情報
大証2部(廃止) 9885
1990年10月2日 - 2013年7月16日
東証スタンダード 9885
2013年7月16日上場
本社所在地 日本の旗 日本
654-0161
兵庫県神戸市須磨区弥栄台三丁目1番2号
設立 1975年11月19日
業種 卸売業
法人番号 6140001008568 ウィキデータを編集
事業内容 レディースインナーを主体とする衣料品、化粧品、健康食品等の販売
代表者 代表取締役社長 林 勝哉
資本金 36億0025万円
(2016年3月31日時点)
発行済株式総数 2103万4950株
(2016年3月31日時点)
売上高 非連結188億36百万円
(2016年3月期)
営業利益 非連結12億07百万円
(2016年3月期)
純利益 非連結10億04百万円
(2016年3月期)
純資産 非連結211億73百万円
(2016年3月31日時点)
総資産 非連結242億22百万円
(2016年3月31日時点)
従業員数 単体:301名(2018年3月期)
決算期 3月31日
関係する人物 林雅晴・宏子(創業者)
三屋裕子(元代表取締役)
外部リンク https://www.charle.co.jp/
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株式会社シャルレ(CHARLE CO.,LTD.)は、女性用下着を中心とした衣料商社連鎖販売取引や代理店・特約店による訪問販売形式で商品を提供している。近年は訪問販売以外にも力を入れており、インターネットやカタログによる通信販売もある。2014年9月には同社初の店舗である「CHARLE the STORE - ウェイバックマシン(2014年8月11日アーカイブ分)」[2]を大阪市中央区西心斎橋に出店した。

本社は兵庫県神戸市須磨区弥栄台3丁目1番2号。『私たちの誓い』と称し『女性を元気にする日本一のグループへ』を方針として運営。

社名は、創業者の林雅晴が好きだったフランスの俳優シャルル・ボワイエに由来し、「シャルル」から字画を考慮して1画減らし「シャルレ」となった[3]

事業[編集]

  • 女性用下着、紳士や子供用の下着やソックス、タオル、化粧品などの販売。
  • ウエルネスをサポートする健康系商材。
  • 女性の健康サポートをコンセプトとした健康食品。

代理店・特約店制度[編集]

シャルレのビジネスモデルは、代理店や特約店と呼ばれるビジネスメンバーを通じて販売している。代理店や特約店は、試着会と呼ばれるホームパーティ形式で商品紹介をする仕組みで、顧客は試着をした商品の中から気に入ったものがあった場合のみ、予約できる。予約した商品は後日納品され、その際にも着用・使用方法や商品のケア方法等のアドバイスを受けられる。

百貨店・小売店ルートでの販売は実施されておらず、通信販売「シャルレウェブストア」にて購入可能。

代理店や特約店と呼ばれる人達は、元は一般消費者で、シャルレ商品を気に入った人が販売するネットワークに加わる。シャルレから5割あるいは6割で製品を仕入れ、友達や知り合いにホームパーティ等で商品特性を説明・試着・フィッティングアドバイス等をしながら、販売実績に応じて代理店や特約店になり、代理店の一部は法人化・会社設立を行い経営者として取引を行っている。

沿革[編集]

  • 1975年11月 - 創業者である林雅晴・宏子夫妻が、神戸市生田区(現・中央区)にて「株式会社関西ゴールデンユニバーサル」を設立し、婦人下着の販売を開始。
  • 1977年
    • 9月 - 神戸市葺合区(現・中央区)に本店移転。
    • 11月 - 「株式会社シャルレ」(初代)に商号(社名)変更。
  • 1983年9月 - 神戸市中央区(現在地)に本店移転。
  • 1990年
  • 1995年6月 - 林宏子副社長が、代表取締役社長に就任。
  • 1998年11月 - 大阪証券取引所2部に上場。
  • 2003年1月 - 株式会社シンワを子会社化、ギフト事業に進出。
  • 2004年
  • 2005年3月 - 子会社の株式会社シンワを「株式会社エニシル」に商号変更。
  • 2006年
    • 4月 - IT機器開発事業を行う子会社・株式会社エヌ・エル・シー コーポレーションを設立。
    • 6月1日 - 会社分割によって株式会社シャルレ(2代目)を新設、シャルレ事業を承継させる。分割後の初代シャルレは「株式会社テン・アローズ」に商号変更、純粋持株会社に移行した。林宏子が代表取締役会長を退任し、取締役になる。
  • 2007年
    • 6月27日 - 親会社である株式会社テン・アローズ(初代シャルレ)の株主総会にて、過半数の議決権を持つ創業家出身で元副社長の林勝哉が、三屋裕子取締役兼代表執行役社長ら取締役7人の再任に反対し、勝哉を含む別の5人の取締役選任を求める修正動議を提出。修正動議は圧倒的多数で可決され、三屋ら取締役7人は全員解任された。代わって、林勝哉が取締役兼代表執行役社長に就任。また、同日の株式会社シャルレの株主総会においても、三屋社長の解任が可決された。(詳しくは後述
    • 11月30日 - 株式会社エニシルを会社分割し、分割後の株式会社エニシル(新)をUCC上島珈琲グループでギフト業界最大手のシャディ株式会社に譲渡した。なお分割後の旧エニシルは「株式会社BE」に商号変更、清算処理を進め2008年4月30日付で解散。
  • 2008年
    • 9月19日 - マネジメント・バイアウト(MBO)実施を発表。
    • 10月1日 - 会社分割(吸収分割方式)により株式会社シャルレ(2代目)のシャルレ事業を株式会社テン・アローズが承継。株式会社テン・アローズは商号を以前と同じ「株式会社シャルレ」(3代目)に変更して事業持株会社に移行。分割後の2代目・シャルレは「株式会社BC」に商号変更後、解散(2010年9月に清算結了)。
    • 12月2日 - 林勝哉代表執行役社長を解任。(詳しくは後述
    • 12月17日 - 買付予定数に達せず、TOB不成立となり、MBOは失敗に終わる。
    • 12月31日 - 創業家の林宏子(元社長)と林勝哉(前社長)が取締役を辞任。
  • 2009年6月24日 - 株主総会定款を変更し、委員会設置会社から監査役会設置会社に移行。
  • 2010年5月 - 子会社・株式会社がいSを、KFE JAPAN株式会社からLED照明事業の事業譲受をしたうえで、第三者割当増資により同社との合弁会社とし、株式会社シャルレライテックに商号変更して、LED照明の販売・レンタル事業を開始。
  • 2012年
    • 3月30日 - KFE JAPAN株式会社との合弁契約を解消し、KFE保有の株式会社シャルレライテックの株式49.87%を3980円で取得し、完全子会社化[4]
    • 4月12日 - 岡本雅文代表取締役社長の辞任が発表され、橋本常務取締役が新代表取締役社長に就任。[5]
    • 4月20日 - 6月に橋本欣也代表取締役社長が退任し、奥平和良執行役員が新代表取締役社長に就任することを発表[6]
    • 12月- 株式会社シャルレライテックの全株式を株式会社サンコーテレコムに譲渡
  • 2013年7月16日 - 大阪証券取引所と東京証券取引所の現物株市場統合に伴い、東京証券取引所2部に上場。
  • 2014年9月6日 - 大阪市中央区西心斎橋1丁目10番9号に「CHARLE the STORE - ウェイバックマシン(2014年8月11日アーカイブ分)」を出店。
  • 2016年6月1日 - 東京都港区 赤坂見附にてエステ×フィットネスの新タイプ女性専用サロン「モアレジーム - ウェイバックマシン(2016年8月7日アーカイブ分)」を出店。

社会貢献[編集]

シャルレフェローシップ

様々な分野で人、地域、社会に貢献している女性、もしくは女性を中心としたグループを対象に「シャルレフェローシップ」を実施し、応援金(総額上限300万円)によって支援している。

ピンクリボン運動

2004年より、乳がんの早期発見・早期診断・早期治療の大切さを伝えるピンクリボン運動をスタート。2005年からは「ピンクリボンスマイルウオーク」に参加。また、ピンクリボン対象商品として「5daysショーツ」の売上の一部を活動に充てている。

企業のふるさと支援活動推進事業

兵庫県は農山村の活性化をめざし、過疎・高齢化に悩む地域と、企業による社会貢献を結びつける「企業のふるさと支援活動推進事業」を推進。シャルレはその第1号として、篠山市辻集落の辻営農生産組合、篠山市、兵庫県と4者で協定を締結。シャルレの社員及びその家族が、辻集落の特産品である黒大豆の定植、草引き、収穫や地域のイベント等に参加。「農・地域」への理解を深めながら、「美と健康」づくりの実践・発信。

屋上や壁面を緑化「ポートアイランドビル」

省エネルギーヒートアイランドの緩和を目指し、シャルレのポートアイランドビルでは屋上や壁面など敷地面積の50%を緑化。また、クールビズウォームビズに貢献する商品の開発・提供や、地球温暖化防止に取り組む「チャレンジ25」への参加など、積極的に地球温暖化防止に取り組んでいる。

東日本大震災支援

売上の一部(4,628万6,625円)、また、全国のビジネスメンバーから義援金を集め、支援。自社商品の寄付や子会社・株式会社シャルレライテックLED蛍光灯寄付、2011年秋発売商品の一部を東北レインボーハウス(仮称)建設のための寄付等に寄る支援などを実施。

綾戸智恵 "PRAYER" Live & Talk」を特別協賛。

提供番組(すべて過去)[編集]

出典・脚注[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]