バレー (アンギラ)

バレー
The Valley
バレーにあるウォールブレイクハウス(英語版)
バレーにあるウォールブレイクハウス英語版
位置
の位置図
位置
バレーの位置(カリブ海内)
バレー
バレー
バレー (カリブ海)
バレーの位置(小アンティル諸島内)
バレー
バレー
バレー (小アンティル諸島)
バレーの位置(アンギラ内)
バレー
バレー
バレー (アンギラ)
地図
座標 : 北緯18度13分15秒 西経63度3分6秒 / 北緯18.22083度 西経63.05167度 / 18.22083; -63.05167
行政
イギリスの旗 イギリス
 海外領土 アンギラの旗 アンギラ
 地区 バレー
 町 バレー
人口
人口 2011年5月11日現在)
  町域 1,067人

バレー(The Valley、ヴァリー、ザバレー[1]とも言う)は、カリブ海小アンティル諸島リーワード諸島に浮かぶ、イギリスアンギラの首府であり、アンギラ島の最大の町である。首府と言っても、人口1,000人ほどの特に見所もない様な小さい町である。しかし、ここにはTシャツを売る小さな雑貨屋や郵便局、ミュージアム、地元の美術品や工芸品を売る店などがあり、イギリス植民地時代を残す建物や教会などもある。郊外にクレイトン・J・ロイド国際空港(ウォールブレイク空港)がある。

歴史[編集]

1787年に造られたウォールブレイクハウス(Wallblake House)はアンギラ島で、最も古いプランテーション農園の大邸宅の一つである。しかし、1796年11月フランスの艦隊がバレーとサウスヒルのアンギラ島の主要な村を侵攻及び攻撃した。バレーにあるウォールブレイクハウスも攻撃された。アンギラ島はアンティグア島の管理下のイギリス植民地であったが、1825年アンギラ島の植民地政府側は反対の抗議をしたにもかかわらず、イギリスはアンギラ島をセントキッツ・ネイビスの管理下に置いた(セントクリストファー=ネイビス=アンギラ)。イギリスはほとんど全ての、アンギラ島のバレーの行政などの主権を、セントキッツ島バセテールに置いたため、イギリスはバレーにあった重要な植民地建造物などほとんど取り壊した。その結果、バレーはアンギラ島の中心地の村だが、ほとんど歴史的建造物など何も無い村だった。1980年にアンギラは独立を主張するセントキッツ・ネイビスから正式に分離され、イギリス自治領に留まると、バレーは再びアンギラの首府となった。

気候[編集]

バレーの気候
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
最高気温記録 °C°F 32
(90)
32
(90)
32
(90)
32
(90)
34
(93)
32
(90)
35
(95)
37
(99)
36
(97)
33
(91)
32
(90)
32
(90)
37
(99)
平均最高気温 °C°F 28
(82)
28
(82)
28
(82)
28
(82)
30
(86)
31
(88)
31
(88)
31
(88)
31
(88)
30
(86)
29
(84)
28
(82)
30
(86)
日平均気温 °C°F 26
(79)
26
(79)
26
(79)
27
(81)
27
(81)
28
(82)
29
(84)
29
(84)
29
(84)
28
(82)
27
(81)
26
(79)
27
(81)
平均最低気温 °C°F 23
(73)
23
(73)
23
(73)
25
(77)
25
(77)
26
(79)
26
(79)
26
(79)
26
(79)
26
(79)
25
(77)
24
(75)
23
(73)
最低気温記録 °C°F 18
(64)
20
(68)
21
(70)
20
(68)
18
(64)
20
(68)
22
(72)
22
(72)
22
(72)
22
(72)
21
(70)
20
(68)
18
(64)
降水量 cm (inch) 7
(2.8)
4
(1.6)
4
(1.6)
7
(2.8)
9
(3.5)
7
(2.8)
8
(3.1)
11
(4.3)
11
(4.3)
9
(3.5)
11
(4.3)
9
(3.5)
102
(40.2)
湿度 77 76 76 76 77 76 76 76 76 77 78 77 76
出典:Weatherbase[2][より良い情報源が必要]

脚注[編集]

  1. ^ デジタル大辞泉. “ザバレーとは”. コトバンク. 2022年8月14日閲覧。
  2. ^ Weatherbase: Historical Weather for The Valley”. 2016年4月13日閲覧。[より良い情報源が必要]