ザッツ★マジックアワー ダメ男ハワードのステキな人生

ザッツ★マジックアワー
ダメ男ハワードのステキな人生
The Great Buck Howard
監督 ショーン・マッギンリー
脚本 ショーン・マッギンリー
製作 トム・ハンクス
ゲイリー・ゴーツマン
出演者 ジョン・マルコヴィッチ
コリン・ハンクス
エミリー・ブラント
グリフィン・ダン
スティーヴ・ザーン
リッキー・ジェイ
トム・ハンクス
音楽 ブレイク・ニーリー
撮影 タク・フジモト
編集 マイロン・カースタイン
製作会社 ウォールデン・メディア
配給 アメリカ合衆国の旗 マグノリア・ピクチャーズ
公開 アメリカ合衆国の旗 2008年1月18日SFF
日本の旗 劇場未公開
上映時間 87分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
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ザッツ★マジックアワー ダメ男ハワードのステキな人生』(The Great Buck Howard)は、2008年に製作されたコメディ映画である。

概要[編集]

トム・ハンクスが製作、息子コリン・ハンクスが主演を務めた。実力派俳優のジョン・マルコヴィッチがかつて脚光を浴びるも、年を重ねて人気も陰り始めたメンタリスト(奇術師)をユーモラスかつ繊細に演じている。ちなみにマルコヴィッチが演じたメンタリストの“バック・ハワード”は、1970年代に活躍した超能力者のクレスキンにヒントを得ている。本作で製作を務めているハンクスは、劇中でも主人公の父親役で出演した。日本では劇場未公開でDVDでリリースされたのみである。米国ではサンダンス映画祭においてプレミア上映された。

ストーリー[編集]

法律学校へ通い、将来も約束されたかのように見える主人公トロイ(コリン・ハンクス)。彼の父親であるゲイブル氏(トム・ハンクス)も同じように法律学校を卒業し、順風満帆な人生を送っているのは重々承知だが、そんな父親の敷いたレールに身を任せた人生に疑問を感じたトロイは、法律学校の試験を突然ボイコット。そのまま学校を中退し、新たな人生を模索し始めたさなか、新聞広告に“付き人募集”の広告欄を目にする。エンターテイメントビジネスも面白そうだとトロイはその広告に早速応募。いざ面接へ向ってみると、そこへかつては一世を風靡した自称メンタリストのバック・ハワード(ジョン・マルコヴィッチ)がさっそうと現れる。マネージャーのジル(リッキー・ジェイ)から簡単な概要を説明され、ハワードからも気に入られたトロイは早速彼の付き人として採用されることに。そのうち軽い気持ちで始めた付き人生活も、いつしかハワード一色の生活に変わり始める。地味な地方公演しか行わず、ことあるごとにかつては人気トーク番組などへ出演して脚光を浴びていたという自慢話をチラつかせるハワードだが、今となっては明らかにその人気も下降気味だった。父親からの猛反対を受けながらもハワードの付き人として慣れ始めてきたトロイ。ある日、かつての栄光を取り戻そうと3年がかりで準備したという新技を引っ提げて足を運んだ地方都市で、ヴァレリー(エミリー・ブラント)という名の広報担当係も加わりショーを始めるのだが…。

出演者[編集]

※括弧内は日本語吹替

その他の声の吹き替え
古宮吾一新田万紀子橘凛東城光志栗田かおり渡辺育子喜多康平新田綾香

本人役[編集]

スタッフ[編集]

  • 監督・脚本:ショーン・マッギンリー
  • 製作:トム・ハンクス、ゲイリー・ゴーツマン
  • 撮影:タク・フジモト
  • 音楽:ブレイク・ニーリー
  • 編集:マイロン・カースタイン

評価[編集]

レビュー・アグリゲーターRotten Tomatoesでは94件のレビューで支持率は71%、平均点は6.40/10となった[1]Metacriticでは25件のレビューを基に加重平均値が63/100となった[2]

脚注[編集]

  1. ^ The Great Buck Howard”. Rotten Tomatoes. Fandango Media. 2022年9月5日閲覧。
  2. ^ The Great Buck Howard Reviews”. Metacritic. CBS Interactive. 2022年9月5日閲覧。

外部リンク[編集]