サモサ

サモサ またはサモーサーウルドゥー語سموسہヒンディー語:समोसा、英語:samosa)は、インド料理軽食のひとつ。

概要[編集]

ジャガイモタマネギエンドウ豆レンズ豆などを茹で潰して羊挽肉を加えた具を、クミンコリアンダーシードターメリックなど各種の香辛料で味付け、小麦粉食塩と水で作った薄い皮で多くは三角錐に包み、食用油で揚げる。ミントペーストに青唐辛子などを混ぜたホットソースやミントチャツネなどを添え[1]スープをかけることもある[2]

歴史[編集]

中世ペルシア語の「三角形のペイストリー」を意味するsanbosag(ペルシア語: سنبوسگ)が語源、中央アジアまたはペルシアが起源と考えられ、13 - 14世紀頃にインドへ伝来して独自の味付けで人気料理の一つになる。類似料理に中央アジアの「サムサ」がある。

ギャラリー[編集]

サモサの調理法を示すペルシアの文書Nimatnama-i-Nasiruddin-Shahi (16世紀)
中世インド・ペルシアでサモサが提供される様子を示すペルシアの文書Nimatnama-i-Nasiruddin-Shahi (16世紀)

脚注[編集]

  1. ^ インド家庭料理ラニ 横浜:ミントソースの秘密”. raani.org. 2019年2月9日閲覧。
  2. ^ 朝日新聞社コトバンクデジタル - 大辞泉 サモサ(samosa)

外部リンク[編集]