サイモン・イェーツ

サイモン・イェーツ
Simon Yates
個人情報
本名 Simon Philip Yates
愛称 Yates we can
生年月日 (1992-08-07) 1992年8月7日(31歳)
国籍 イギリスの旗 イギリス
身長 1.72 m (5 ft 8 in)
体重 58 kg (128 lb; 9.1 st)
チーム情報
所属 チーム・ジェイコ・アルウラー
分野 ロードレース、トラックレース
役割 選手
特徴 オールラウンダー
プロ所属チーム
2014-
オリカ・グリーンエッジ
オリカ・バイクエクスチェンジ
オリカ・スコット
ミッチェルトン・スコット
グランツール最高成績
ジロ・デ・イタリア 3位 (2021)
ツール・ド・フランス 4位 (2023)
ブエルタ・ア・エスパーニャ 総合優勝 (2018)
主要レース勝利
UCIワールドツアー 総合優勝(2018)
ブエルタ・ア・エスパーニャ 総合優勝(2018)
 複合賞(2018)
 区間通算3勝
ツール・ド・フランス
 ヤングライダー賞(2017)
 区間通算2勝
ジロ・デ・イタリア 区間通算6勝
ティレーノ〜アドリアティコ 総合優勝(2020)
パリ〜ニース 区間通算4勝
ツール・ド・ロマンディ 区間優勝
ボルタ・シクリスタ・ア・カタルーニャ 区間優勝
ツール・ド・ポローニュ 区間優勝
ツアー・ダウンアンダー 区間優勝
獲得メダル
トラックレース
イギリスの旗 イギリス
世界選手権
2013 ミンスク ポイントレース
最終更新日
2023年1月22日

サイモン・フィリップ・イェーツ(Simon Philip Yates、1992年8月7日 - )は、イギリスグレーター・マンチェスターベリー出身の自転車競技選手。トラックレースで頭角を現し、現在はロードレースをメインに活動している。双子の弟の関係にあるアダムも自転車競技選手として活動。

経歴[編集]

早くからイギリスの若手育成機関でトレーニングを積み、トラック世界選手権ポイントレースで名を挙げた[1]

2014年、チーム・スカイへのプロ入りが噂されていたが、選手層が厚すぎるために活躍の場を失ってしまうという事、弟のアダムとの加入を希望した結果、オリカ・グリーンエッジでのプロデビューが決定した。

2015年、アダムと共にツール・ド・フランス初出場を果たす[2]

2016年、ドーピング検査で使用していた喘息薬による陽性反応が検出されたが、チームドクターの不手際であったため、罰則は4ヵ月の資格停止にとどめられた[3]。その後のブエルタ・ア・エスパーニャ第6ステージにて独走勝利[4]

2017年、ツール・ド・フランスにて2016年のアダムに続いてヤングライダー賞を獲得[5]

2018年、ジロ・デ・イタリア第6ステージにて2位でゴールし、史上4人目のイギリスマリア・ローザ着用者となった[6]。その後、第8,11,15ステージにて区間優勝を獲得。絶好調の状態で3週目に入ったと思われたが、チーマコッピとなるフィネストレ峠を越える第19ステージで大きく遅れ、総合10位圏外へと脱落した。

ブエルタ・ア・エスパーニャでは同年のジロ・デ・イタリアでの失速を反省し、着実な走りを見せ第14ステージでステージ優勝、その他ステージでも安定した走りでライバル達と差を付けそのまま総合優勝に輝く。

2018年シーズンのUCIワールドツアーの年間総合1位を獲得[7]

2019年、「やり残した仕事をやり遂げるため」[8]として出場したジロ・デ・イタリアでは総合8位。続いて出場したツール・ド・フランス第12ステージで勝利を挙げ、全グランツールでのステージ勝利を達成した[9]。 第15ステージでも逃げ切り、大会2勝目を挙げた[10]

主な戦績[編集]

2010年[編集]

2011年[編集]

2013年[編集]

  • アン・ポスト・ラス ヤングライダー賞

2014年[編集]

2015年[編集]

2016年[編集]

2017年[編集]

2018年[編集]

2019年[編集]

2020年[編集]

2021年[編集]

2022年[編集]

2023年[編集]

2024年[編集]

脚注[編集]

参考文献[編集]