コードギアス 奪還のロゼ

コードギアス > コードギアス 奪還のロゼ
コードギアス 奪還のロゼ
ジャンル SFロボットアニメ
アニメ
原案 大河内一楼谷口悟朗
監督 大橋誉志光
シリーズ構成 木村暢
キャラクターデザイン 木村貴宏、島村秀一
メカニックデザイン 重田智
阿久津潤一
(ナイトメアデザイン)
音楽 川井憲次
アニメーション制作 サンライズ
製作 バンダイナムコフィルムワークス
コードギアス製作委員会
放送局
放送期間 2024年6月21日(予定) -
話数 全12話(予定)
全4幕(劇場公開時)
テンプレート - ノート
プロジェクト アニメ
ポータル アニメ

コードギアス 奪還のロゼ』(コードギアス だっかんのロゼ、CODE GEASS Rozé of the Recapture)は、サンライズ制作の日本のSFロボットアニメ。[1]

概要[編集]

2020年12月5日の配信イベントにて「コードギアスNext 10years Project」の一つとして制作を発表。当初のタイトルは『コードギアス 奪還のゼット』だったが、世界情勢の変化により「ゼット」の単語使用を控え、2023年12月18日の制作発表会イベントにて現題に変更されることが発表された。

全12話をDisney+スター」にて独占配信、うちそれらを3話ずつ4回に分けて劇場公開する形式をとる。

あらすじ[編集]

プロローグ[編集]

かつて、世界の1/3を占めた超大国。 神聖ブリタニア帝国は第99代皇帝ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアを最後にのその長き歴史に幕を下ろした。 いくつかの小国に分裂した混乱期もあったが、シュナイゼル・エル・ブリタニア指導のもと、大半の国が超合衆国に加盟するブリタニア共和国として新たな一歩を踏み出した。 世界は平和になったかに見えた。

光和三年  一部のブリタニア勢力が突如として宣戦布告、合衆国日本ホッカイドウブロックを吸収、武力制圧し、かの地でネオブリタニア帝国の建設を宣言した。 こうして、再び日本人は虐げられた。 日本はブリタニアの属領となり、エリア11と呼ばれていたころのように。

episode 1 雪解-Melting snow-[編集]

光和3年

冬の広大な雪原を背に、幼き頃の皇サクヤとその影武者である春柳宮サクラが逃亡していた。

サクヤは、かつてホッカイドウブロックを治めていた皇重護の娘であり、父がネオ・ブリタニア帝国の侵攻に敗れ処刑されたことにより、彼女もまた追われる立場となっていた。

光和7年

ホッカイドウブロックでナナシの傭兵と名乗りブリタニア人でありながらレジスタンスを支援する二人の傭兵、ロゼとアッシュ兄弟が名を馳せていた。

彼らは、七煌星団の琉高ハルカからの依頼でネオ・ブリタニア帝国の中枢戦力の「アインベルク」であるカークウェイン兄弟を殺害しようとしていた。

アッシュの戦闘スタイルは、遠距離武装を持たず、敵の武器を奪って戦うというもので、新型ナイトフレームZi-アポロと彼の天才的な操作技術でグラン・カークウェインを圧倒し、容易に勝利を収める。

その時、グリード・カークウェインとロゼは執務室で実際の戦況に対応したチェスをしていたが、グラン・カーウェインが負け、チェスはロゼの勝利に終わり、チェスに負けたグリード・カークウェインは、「私に手を出せば、ノーランド様が黙ってはいない」と脅迫するが、ロゼはその時、自らの真の正体を明かした。

ロゼは、ネオ・ブリタニア帝国がアバシリ強制収容所に捕らえているはずの皇サクヤで、彼女は首に装着したネックレス型の装置で外見を変え、ロゼに変装していた。

そして、皇サクヤは絶対遵守のギアスを発動し、

「皇サクヤが命じる。あなたが殺めてきたその100倍の日本人を救うと誓うなら生き延びる、でも、断れば、死ぬ」

とギアスをかけた。

しかし、グリードは誓わずに拒否したのでギアスが発動し、自らの命を絶つこととなった。

episode 2氷壁-Ice Wall-[編集]

ロゼとアッシュは、アインベルクの二人を倒し、それにより七煌星団から信頼を得て正式に雇われる、彼らの次の任務は、アバシリ強制収容所への攻撃、七煌星団のリーダーである黒戸剣成と サクヤの影武者であり、親友の春柳宮サクラの救出だ。

ロゼとアッシュは、Zi-アポロでアバシリ収容所に突入し、ギアスの力で管制室を掌握、ロゼは皇サクヤとして春柳宮サクラとの再会をはたした。

しかし、アバシリからの脱出の瞬間、アインベルクのキャサリン・サバスラが現れ、サクラを奪い去る。

一方、アッシュはアインベルクのアーノルド・レンクと対峙、過去にアッシュに敗れたことのあるアーノルドは、Zi-アポロの動きを見抜き、アッシュの正体を暴いたが、アッシュはアーノルドのヴァルプニルを圧倒し、撃破した。

七煌星団はリーダーと仲間たちを救出し、無事に帰還する。

夜、反乱の準備が整いつつある中、ロゼはアッシュに

「兄さんにとって大切な人って…誰?」

と尋ねる、アッシュは

「….弟…たった一人の….お前に決まっているじゃないか、ロゼ」

と答えたが、その目はギアスによって赤く光っていた、そしてロゼは、

「サクラを助ければ全てが終わる、全てが終わったら、父の仇、あなたを殺す…アッシュ・フェニックス」

と冷たく宣言した。

episode 3紅霞-Raspberry-[編集]

七煌星団のリーダー、黒戸剣成のもとでレジスタンスとして活動するアッシュたちは、アインベルクのヒースを難なく撃破する。

その後、休暇を取った二人は別々に行動していたが、偶然にもネオ・ブリタニア帝国内にあるナタリアが経営するカフェでアッシュは、変装を解いたロゼ、すなわちメイド姿の皇サクヤと出会った。

「俺は…好きな人できて…」

ロゼに戻った皇サクヤに、アッシュは驚きの告白をする、アッシュはカフェで見た皇サクヤ(変装を解いたロゼ)にアッシュは恋愛感情を抱くようになっていた。

一方で、ネオ・ブリタニア帝国に再び捕らえられた皇サクヤ(春柳宮サクラが変装中)の警護にはキャサリンがつきます。

そんな時、ネオ・ブリタニア帝国の100代目皇帝カリスがノーランドの策略により崩御、ブリタニアの正統な後継者でもあった皇サクヤ(春柳宮サクラが変装中)が後継者として選ばれた。

そして、101代目のネオ・ブリタニア帝国皇帝として、皇サクヤ(春柳宮サクラ)が即位することとなる。

ロゼはテレビで事態を知り、過去のある出来事を思い出します。

—-暗い森林のような場所で—

そこには、傷だらけで悲しみに暮れる皇サクヤと見下ろすL.L.の姿があった。

L.L.は言った。

「力が欲しいか?….王の力はお前を孤独にする…大切なものをお前から遠ざけるだろう…」

復活したルルーシュは、シャルルからコードを受け継ぎ、L.L.としてギアスとコードの両方の力を持つようになっていた、L.L.の力によって皇サクヤは絶対遵守の力を得て、ロゼとして覚醒したのだった。


登場人物[編集]

主要人物[編集]

ロゼ
声 - 天﨑滉平
本作の主人公。「ナナシの傭兵」の弟。
アッシュ
声 - 古川慎
「ナナシの傭兵」の兄。
皇サクヤ(すめらぎ-)
声 - 上田麗奈
ネオ・ブリタニアによる占領前のホッカイドウブロック領主・皇重護の娘。

ネオ・ブリタニア帝国[編集]

アインベルク[編集]

ノーランド・フォン・リューネベルク
声 - 安元洋貴
ネオ・ブリタニア皇帝直属騎士「アインベルク」を統率する仮面の男。白のキング。
ナラ・ヴォーン
声 - 内山夕実
黒のクィーン。
キャサリン・サバスラ
声 - 東山奈央
白のクィーン。
ヴァルター・リントシュテット
声 - 加瀬康之
黒のビショップ。
スタンリー・フォンブラウン
声 - 平川大輔
白のビショップ。
クリストフ・シザーマン
声 - 吉野裕行
黒のルーク。
ディボック・メルテ
声 - 水中雅章
白のルーク。
アーノルド・レンク
声 - 斉藤壮馬
黒のナイト。
ヒース・ロット
声 - 逢坂良太
白のナイト。
グラン・カークウェイン
声 - 小野友樹
黒のポーン。
グリード・カークウェイン
声 - 野島裕史
白のポーン。

行政府[編集]

カリス・アル・ブリタニア
声 - 市ノ瀬加那
ネオ・ブリタニア帝国第100代皇帝。
ナタリア・ルクセンブルグ
声 - 寺崎裕香
カリス付きの文官。

七煌星団[編集]

黒戸剣成(くろど けんせい)
声 - 黒田崇矢
団長。
物部勲(もののべ いさお)
声 - 小西克幸
黒戸不在時のまとめ役。
琉高ハルカ(るたか-)
声 - 富田美憂
KMFのパイロット。
小田友臣(おだ ともおみ)
声 - 千葉翔也
KMFのパイロット。
宗森葵太(むねもり しょうた)
声 - 坂泰斗
KMFのパイロット。
新城陽子(あらき ようこ)
声 - 杉山里穂
オペレーター。
佐野悠里(さの ゆうり)
声 - 春野杏
メカニック。

黒の騎士団[編集]

漣士郎(さざなみ しろう)
声 - 山本兼平
八戸基地所属。
志塚香(しづか かおる)
声 - 小林親弘
漣の部下。

その他[編集]

江間メイ(えま-)
声 - 白石晴香
喫茶店「シュマリ」の従業員。
ヴァレン・スターク
声 - 野川雅史
喫茶店「シュマリ」のマスター。
東見燦士郎(とうみ さんしろう)
声 - 藤井隼
「東の暁旅団」団長。
岩本時男(いわもと ときお)
声 - 青山穣
「北狼軍」リーダー。

主題歌[編集]

この節の主な出典[2]

オープニング主題歌「Running In My Head」
作詞・作曲 - MIYAVI ・ Lenard Skolnik ・ Seann Bowe ・ Notelle ・ Erich Lennig ・ Jonny Litten / 歌 - MIYAVI[3]
エンディング主題歌「ロゼ (Prod.TeddyLoid)」[4]
作詞 - 満島ひかり、Konnie Aoki、作曲・編曲・プロデューサー - TeddyLoid、 歌 - 満島ひかり

登場する組織[編集]

アインベルク
戦略面を得意とするヴァイスリッター6名と実戦面を得意とするシュヴァルツリッター5名で構成されている。
彼らはそれぞれ、チェスの駒になぞらえた地位を持ち、領地と騎士団を持っている。
七煌星団
ホッカイドウブロック最大のレジスタンス組織であり、反ネオ・ブリタニア活動を展開している。

スタッフ[編集]

この節の主な出典[5][6]

各話リスト[編集]

出典[7]

コードギアス 奪還のロゼ[編集]

話数 サブタイトル 脚本 コンテ 演出 作画監督 総作画監督 放送日
episode 1 雪解-Melting snow-
episode 2 氷壁-Ice Wall-
episode 3 紅霞-Raspberry-

脚注[編集]

外部リンク[編集]