ゲオルゲ・チッパー

ゲオルゲ・チッパー Gheorghe Chiper
生誕	(1978-04-08) 1978年4月8日（46歳） ルーマニア ミエルクレア＝チュク
身長	176 cm[1]
選手情報
引退	2006年
ISUパーソナルベストスコア
総合 191.95 2005 エリック杯 SP 67.66 2006 トリノ五輪 FS 125.70 2005 エリック杯

ゲオルゲ・チッパー（ゲオルゲ・キペル、ルーマニア語: Gheorghe Chiper、1978年4月8日^[1] - ）は、ルーマニア出身の男性、元フィギュアスケート選手(男子シングル)で現在はフィギュアスケートコーチ。ルーマニア選手権優勝8回、2002年ソルトレイクシティオリンピック、2006年トリノオリンピックルーマニア代表。2002年ゴールデンスピン優勝、2003年フィンランディア杯優勝、クリスタルスケート優勝2回。

なおルーマニア語では本来ゲオルゲ・キペルであるが、ここではトリノオリンピックやグランプリシリーズの報道に倣いゲオルゲ・チッパーと記述している。

経歴[編集]

ルーマニアのミエルクレア＝チュクに生まれ、5歳のころにスケートを始めた。1995-1996年シーズンの世界ジュニア選手権に初出場し23位。翌1996-1997年シーズンの世界ジュニア選手権では15位、シニアクラスの1997年冬季ユニバーシアード競技大会では14位となる。

1997-1998年シーズンから本格的にシニアクラスに転向したものの、初出場の1998年世界選手権では予選落ちを喫した。1998-1999年シーズンにはルーマニア選手権を制し、以後国内では負けなしが続いたが、国際大会での成績は上がらなかった。2001-2002年シーズン、フィンランディア杯で国際大会自身初メダルとなる3位、また同シーズンにはISUグランプリシリーズにも初参戦を果たした。2002年ソルトレイクシティオリンピックではショートプログラム23位、フリースケーティング21位となり、総合23位に終わった。

2002年ゴールデンスピンで優勝し、翌2003年フィンランディア杯でも優勝を飾る。2005-2006年シーズン、エリック・ボンパール杯で3位となりルーマニア選手として初めてISUグランプリシリーズの表彰台に上った。2度目のオリンピックとなった2006年トリノオリンピックでは、ショートプログラムで9位スタートとなったものの、フリースケーティングではミスを連発し17位。総合14位に留まった。2006年世界選手権を最後に競技引退した。

現在はスイスを拠点に妻で自身のコーチでもあったサンドラ・シェル＝チッパーとともにフィギュアスケートコーチとして活動している^[2]。

主な戦績[編集]

詳細[編集]

脚注[編集]

1. ^ ^{a b} 『フィギュアスケート選手名鑑 2006』新書館、2005年12月、p.98
2. ^ http://www.absoluteskating.com/articles/2008chiper.html

外部リンク[編集]

• ゲオルゲ・チッパー公式サイト
• 国際スケート連盟によるゲオルゲ・チッパーのバイオグラフィー（英語）
• ゲオルゲ・チッパー - Olympedia（英語）