ケイレブ・スミス (野球)

ケイレブ・スミス
Caleb Smith
ピッツバーグ・パイレーツ（マイナー）
マイアミ・マーリンズ時代
（2019年4月25日）
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 テキサス州ウォーカー郡ハンツビル（英語版）
生年月日 (1991-07-28) 1991年7月28日（32歳）
身長
体重		 6' 2" ＝約188 cm
205 lb ＝約93 kg
選手情報
投球・打席 左投右打
ポジション 投手
プロ入り 2013年 MLBドラフト14巡目
初出場 2017年7月17日
経歴（括弧内はプロチーム在籍年度）
この表について

ケイレブ・アンソニー・スミス（Caleb Anthony Smith, 1991年7月28日 - ）は、アメリカ合衆国テキサス州ウォーカー郡ハンツビル（英語版）出身のプロ野球選手（投手）。左投右打。MLBのピッツバーグ・パイレーツ傘下所属。

経歴[編集]

プロ入りとヤンキース時代[編集]

2013年のMLBドラフト14巡目（全体434位）でニューヨーク・ヤンキースから指名され、プロ入り。契約後、傘下のA-級スタテンアイランド・ヤンキースでプロデビュー。AA級トレントン・サンダーでもプレーし、2球団合計で14試合（先発10試合）に登板して1勝2敗、防御率1.93、57奪三振を記録した。

2014年はA級チャールストン・リバードッグスとA+級タンパ・ヤンキースでプレーし、2球団合計で27試合に先発登板して10勝9敗、防御率3.67、116奪三振を記録した。

2015年はAA級トレントンとAAA級スクラントン・ウィルクスバリ・レイルライダースでプレーし、2球団合計で26試合（先発25試合）に登板して10勝7敗、防御率3.47、96奪三振を記録した。

2016年はAA級トレントンでプレーし、27試合（先発7試合）に登板して3勝5敗3セーブ、防御率3.96、70奪三振を記録した。

2016年12月8日にルール・ファイブ・ドラフトでミルウォーキー・ブルワーズから指名[1]、さらにトレードによってシカゴ・カブスへ移籍した[2]が、2017年3月28日にウェイバー公示されたため、ルール・ファイブ・ドラフトの規約で同日中にヤンキースに戻ることとなった[3]。

2017年シーズンは開幕をAA級トレントンで迎えた。AAA級スクラントン・ウィルクスバリを経てから7月16日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りし[4]、翌17日のミネソタ・ツインズ戦でメジャーデビュー（3回を2失点で敗戦投手）[5]。この年メジャーでは9試合（先発2試合）に登板して0勝1敗、防御率7.71、18奪三振を記録した。

マーリンズ時代[編集]

2017年11月20日にマイケル・キング及びインターナショナル・ボーナス・プール（海外選手契約金枠）とのトレードで、ギャレット・クーパーと共にマイアミ・マーリンズへ移籍した[6]。

2018年は16試合に先発登板して5勝6敗、防御率4.19、88奪三振を記録した。

2019年は6月に一時戦線離脱したものの、ほぼ先発ローテーションを守り抜き、10勝11敗、防御率4.52、168奪三振を記録。初の二桁勝利を達成した。

ダイヤモンドバックス時代[編集]

2020年8月31日にスターリング・マルテとのトレードで、ウンベルト・メヒア、後日発表選手[注 1]と共にアリゾナ・ダイヤモンドバックスへ移籍した[8]。

投球スタイル[編集]

フォーシームを中心に、スライダー、チェンジアップを交えて組み立てる[9]。

詳細情報[編集]

年度別投手成績[編集]

年

度		 球

団		 登

板		 先

発		 完

投		 完

封		 無
四
球		 勝

利		 敗

戦		 セ
丨
ブ		 ホ
丨
ル
ド		 勝

率		 打

者		 投
球
回		 被
安
打		 被
本
塁
打		 与
四
球		 敬

遠		 与
死
球		 奪
三
振		 暴

投		 ボ
丨
ク		 失

点		 自
責
点		 防
御
率		 W
H
I
P
2017 NYY 9 2 0 0 0 0 1 0 0 .000 86 18.2 21 4 10 1 0 18 1 0 16 16 7.71 1.66
2018 MIA 16 16 0 0 0 5 6 0 0 .455 326 77.1 63 10 33 2 3 88 0 0 36 36 4.19 1.24
2019 28 28 0 0 0 10 11 0 0 .476 646 153.1 128 33 60 2 6 168 6 1 82 77 4.52 1.23
2020 1 1 0 0 0 0 0 0 0 ---- 15 3.0 1 1 6 0 0 3 0 0 1 1 3.00 2.33
ARI 4 3 0 0 0 0 0 0 0 ---- 45 11.0 5 2 6 0 0 12 0 0 3 3 2.45 1.00
'20計 5 4 0 0 0 0 0 0 0 ---- 60 14.0 6 3 12 0 0 15 0 0 4 4 2.57 1.29
2021 45 13 0 0 0 4 9 0 2 .308 500 113.2 93 20 63 3 6 124 2 0 64 61 4.83 1.37
MLB：5年 103 63 0 0 0 19 27 0 2 .413 1618 377.0 311 70 178 8 15 413 9 1 202 194 4.63 1.30
  • 2021年度シーズン終了時
  • 各年度の太字はリーグ最高

年度別守備成績[編集]

年
度		 球
団		 投手（P）
試

合		 刺

殺		 補

殺		 失

策		 併

殺		 守
備
率
2017 NYY 9 0 1 0 0 1.000
2018 MIA 16 3 5 1 0 .889
2019 28 7 12 2 1 .905
2020 1 0 0 0 0 ----
ARI 4 0 0 0 0 ----
'20計 5 0 0 0 0 ----
MLB 58 10 18 3 1 .903
  • 2020年度シーズン終了時

背番号[編集]

  • 41（2017年）
  • 31（2018年 - 2021年）

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 2020年9月19日にフリオ・フリアスと発表されている[7]。

出典[編集]

  1. ^ “2016 Rule 5 Draft results: Track every pick” (英語). MLB.com (2016年12月8日). 2019年7月20日閲覧。
  2. ^ Mark Gonzales (2016年12月8日). “Cubs acquire left-handed reliever Caleb Smith from Brewers” (英語). Chicago Tribune. 2019年7月20日閲覧。
  3. ^ MLB公式プロフィール参照。2019年7月20日閲覧。
  4. ^ “Yankees' Caleb Smith: Added to 40-man roster” (英語). CBS Sports (2017年7月16日). 2019年7月20日閲覧。
  5. ^ “New York Yankees at Minnesota Twins Box Score, July 17, 2017” (英語). Baseball-Reference.com. 2019年7月20日閲覧。
  6. ^ Joe Frisaro (2017年11月20日). “Outfielder Lee among 6 added to Miami roster” (英語). MLB.com. 2019年7月20日閲覧。
  7. ^ “D-backs acquire Julio Frias from Marlins to complete trade” (英語). MLB.com (2020年9月19日). 2020年9月20日閲覧。
  8. ^ “Marlins Acquire Starling Marte For Caleb Smith, Humberto Mejia” (英語). MLB Trade Rumors. 2020年8月31日閲覧。
  9. ^ 友成那智、村上雅則『メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2019』廣済堂出版、2019年、321頁頁。ISBN 978-4-331-52217-2。 

関連項目[編集]

外部リンク[編集]


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