クリテリウム・デュ・ドフィネ

クリテリウム・デュ・ドフィネ
(クリテリウム・ドゥ・ドーフィネ)
概要
開催時期 6月上旬
開催地域 フランスの旗 フランスドフィネ地方
地域名 : Critérium du Dauphiné
愛称 ドーフィネ
分野 ロードレース
カテゴリー UCIワールドカレンダー
形態 ステージレース
主催者 アモリ・スポル・オルガニザシオン (ASO)
責任者 ベルナール・テブネ
歴史
初回開催年 1947年
開催回数 75 (2023年現在)
初代優勝者 ポーランドの旗 エドゥアール・クラビニスキ
最多優勝者

3回:
フランスの旗 ヌロ・ロルディ
スペインの旗 ルイス・オカーニャ
フランスの旗 シャルリー・モテ
フランスの旗 ベルナール・イノー

イギリスの旗 クリス・フルーム
直近優勝者 デンマークの旗 ヨナス・ヴィンゲゴー (2023年)
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クリテリウム・デュ・ドフィネ: Critérium du Dauphiné)とは、UCIワールドツアーに組み込まれる自転車プロロードレースの一つ。ドフィネ地方を中心とした南フランスを舞台にしたステージレースで、1947年から開催されている。

概要[編集]

2009年までは、ドフィネ・リベレ新聞社が主催者であったため、クリテリウム・デュ・ドフィネ・リベレ(Critérium du Dauphiné Libéré、日本ではクリテリウム・ドゥ・ドーフィネ・リベレとも表記された)の名称で親しまれてきたが、ツール・ド・フランスを主催するASO2010年以降の開催権を取得し[1]、これに伴い大会名も上記に変更となった。また、ASO主催のUCIワールドカレンダー対象レースは、ヒストリカルレース (HIS) 扱いとされるのが通例だが、2010年の開催に関してはUCIワールドカレンダー内のUCIプロツアー (UPT) カテゴリのままとなった[2]

概ね1週間程度開催され、開催時期の関係から、ツール・ド・スイスとともにツール・ド・フランスの前哨戦として位置づけられている。またアルプス山脈を中心とする山岳コースが、ツール・ド・フランスでも、ほとんどそのまま使用されているケースも少なくない。したがって、著名選手の最終調整的なレースとしても位置づけられており、過去ないし後にツール・ド・フランスで総合優勝を果たした当大会の歴代優勝者は2020年現在、延べ22名(12選手)にも及ぶ。

また、「死の山」という俗称を持つモン・ヴァントゥへの頂上ゴールが設定される年度も少なくない。また2010年の開催では、ラルプ・デュエズがゴール地点として設定された。

歴代優勝者[編集]

脚注[編集]

  1. ^ ASO、ドーフィネ・リベレの開催権獲得 cyclingtime 1月10日付記事
  2. ^ 2011年からはUCIプロツアーとヒストリカルレースが統合され、UCIワールドツアー対象のレースとなっている。
  3. ^ a b c ドーピングにより優勝抹消、2位以下の繰上げは行われず「優勝者なし」の扱い。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]