クライヴ・オーウェン

クライヴ・オーウェン
Clive Owen
Clive Owen
生年月日 (1964-10-03) 1964年10月3日(59歳)
出生地 イングランドの旗 イングランドコヴェントリー
国籍 イギリスの旗 イギリス
職業 俳優
ジャンル 映画
活動内容 1988年:映画デビュー
配偶者 サラ=ジェーン・フェントン(1988年 - )
主な作品
映画
ベント/堕ちた饗宴
ゴスフォード・パーク
ボーン・アイデンティティー
クローサー
キング・アーサー
シン・シティ
インサイド・マン
トゥモロー・ワールド
シューテム・アップ
エリザベス:ゴールデン・エイジ
ザ・バンク 堕ちた巨像
キラー・エリート
私が愛したヘミングウェイ
ラスト・ナイツ
ジェミニマン
テレビドラマ
The Knick/ザ・ニック
 
受賞
ニューヨーク映画批評家協会賞
助演男優賞
2004年クローサー
放送映画批評家協会賞
アンサンブル演技賞
2001年ゴスフォード・パーク
英国アカデミー賞
助演男優賞
2004年『クローサー』
ゴールデングローブ賞
助演男優賞
2004年『クローサー』
全米映画俳優組合賞
キャスト賞
2001年『ゴスフォード・パーク』
その他の賞
第19回サテライト賞テレビ主演男優賞(ドラマシリーズ賞)
2015年The Knick/ザ・ニック
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クライヴ・オーウェンClive Owen, 1964年10月3日 - )は、イギリス俳優ハリウッド大作からインディペンデント系まで、様々なジャンルの映画に出演している。

経歴[編集]

イングランドウェスト・ミッドランズコヴェントリーにて、5人兄弟の四男として出生。父親はカントリー・シンガーだったが、オーウェンが3歳の時に家を出ている。

イギリス王立演劇学校で演技を学び、卒業後は劇団ヤング・ヴィク・シアターに所属して数々の舞台に出演。1988年に『ブルーム』で映画デビューするが、大きな役が得られず、しばらくテレビシリーズやテレビ映画などの出演が続いた。

1998年にイギリス映画ルール・オブ・デス/カジノの死角』でアメリカ国内で注目を集め、翌年放送のアメリカのテレビシリーズ『セカンド・サイト』で名前が知られるようになった。

2002年の『ボーン・アイデンティティー』で寡黙な殺し屋役を演じ、ハリウッド作品に初出演。また、同年からインターネット上のみで公開されたBMWの宣伝用短編映画『BMW Films』シリーズ全作で主演を務めた。このシリーズはアメリカの広告代理店ファロンが企画し、ガイ・リッチージョン・ウートニー・スコットなどが監督し、共演陣にはゲイリー・オールドマンジェームス・ブラウンなどがいた。

2004年公開の『キング・アーサー』では主役を演じ、同年公開の『クローサー』でゴールデングローブ賞 助演男優賞英国アカデミー賞 助演男優賞を受賞。アカデミー助演男優賞にもノミネートされ、トップスターの仲間入りを果たした。

抑制された演技で一見地味な印象を与えるが、悪役から善良な市民、英雄まで幅広い役柄をこなし、それぞれに強い印象を与える実力派俳優。

私生活[編集]

1988年に舞台『ロミオとジュリエット』で共演した女優サラ=ジェーン・フェントンと結婚。二人の娘(ハンナ、イヴ)がいる[1] 。現在も家族とともにロンドンで暮らしている。

コヴェントリー出身だが、リヴァプールFCのファンである。

主な出演作品[編集]

映画[編集]

公開年 邦題
原題
役名 備考
1988 ブルーム
Vroom
ジェイク
1991 クローズ・マイ・アイズ
Close My Eyes
リチャード
1993 南北戦争前夜
Class of '61
デヴィン・オニール  テレビ映画
1994 帰郷/荒れ地に燃える恋
The Return of the Native
デイモン テレビ映画
1996 潜在殺意
The Rich Man's Wife
ジェイク・ゴールデン
1997 ルール・オブ・デス/カジノの死角
Croupier
ジャック
ベント/堕ちた饗宴
Bent
マックス
1999 セカンド・サイト
Second Sight
DCI ロス・ターナー テレビシリーズ
2000 グリーンフィンガーズ
Greenfingers
コリン・ブリッジス
2001 ゴスフォード・パーク
Gosford Park
ロバート・パークス
2002 ボーン・アイデンティティー
The Bourne Identity
教授
2003 すべては愛のために
Beyond Borders
ニック・キャラハン
ブラザー・ハート
I'll Sleep When I'm Dead
ウィル
2004 クローサー
Closer
ラリー ゴールデングローブ賞 助演男優賞受賞
英国アカデミー賞 助演男優賞受賞
アカデミー助演男優賞ノミネート
キング・アーサー
King Arthur
アーサー
2005 シン・シティ
Sin City
ドワイト
すべてはその朝始まった
Derailed
チャールズ
2006 インサイド・マン
Inside Man
ダルトン・ラッセル
ピンクパンサー
The Pink Panther
ナイジェル・ボスウェル / エージェント006 クレジット表記なし
トゥモロー・ワールド
Children of Men
セオ・ファロン
2007 エリザベス:ゴールデン・エイジ
Elizabeth: The Golden Age
ウォルター・ローリー
シューテム・アップ
Shoot 'Em Up
スミス
2009 ザ・バンク 堕ちた巨像
The International
ルイス・サリンジャー
デュプリシティ 〜スパイは、スパイに嘘をつく〜
Duplicity
レイ・コヴァル
2010 チャット 〜罠に堕ちた美少女〜
Trust
ウィル
2011 キラー・エリート
Killer Elite
スパイク・ローガン
イントルーダーズ
Intruders
ジョン・ファロウ
2012 私が愛したヘミングウェイ
Hemingway & Gellhorn
アーネスト・ヘミングウェイ テレビ映画
シャドー・ダンサー
Shadow Dancer
マック
2013 マイ・ブラザー 哀しみの銃弾
Blood Ties
クリス
2015 ラスト・ナイツ
Last Knights
ライデン
2017 ヴァレリアン 千の惑星の救世主
Valerian and the City of a Thousand Planets
アルン・フィリット司令官
2018 オフィーリア
Ophelia
クローディアス 日本劇場未公開、WOWOWにて放映
ANON アノン
Anon
サル・フリーラン
2019 THE INFORMER/三秒間の死角
The Informer
モンゴメリー
ジェミニマン
Gemini Man
クレイ・ヴェリス
天才ヴァイオリニストと消えた旋律
The Song of Names
ドヴィドル・ラパポート

テレビシリーズ[編集]

放映年 邦題
原題
役名 備考
2014-2015 The Knick/ザ・ニック
The Knick
ジョン・サッカリー医師 兼製作総指揮
計20話出演
第19回サテライト賞テレビ主演男優賞(ドラマシリーズ賞)受賞[2]

参照[編集]

  1. ^ About Clive Owen”. Yahoo movies. 2012年7月31日閲覧。
  2. ^ Pond, Steve (2015年2月16日). “Satellite Awards: Complete Winners List”. TheWrap. 2020年11月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年7月25日閲覧。

外部リンク[編集]