キングカメハメハ・コナビーチ・ホテル

キングカメハメハ・コナビーチ・ホテル(2009年)
カイルア桟橋上空からキングカメハメハ・コナビーチ・ホテルと(後方)その手前のビーチを望む。中央左手に草ぶき屋根の「カマカホヌ」も見える。(2014年)

キングカメハメハ・コナビーチ・ホテル英語: King Kamehameha's Kona Beach Hotel)は、米国ハワイ州ハワイ島カイルア・コナにある老舗ホテルで、現在は「コートヤード・バイ・マリオット」ブランドのホテルとなっている。

概要[編集]

キングカメハメハ・コナビーチ・ホテルは、米国ハワイ州ハワイ島カイルア・コナにあるカイルア桟橋そばに1975年に建てられたホテルで、2011年からマリオット・インターナショナルが中価格帯のビジネス兼リゾート用のホテル・ブランド「コートヤード・バイ・マリオット」として運営されている[1]

この場所はカメハメハ大王が晩年を過ごした地で、カイルア桟橋のそばにあり、カイルア湾の聖地「カマカホヌ」も目の前にあり、カイルア・コナの目抜き通りであるアリイ通りにも面していて、フリヘエ宮殿モクアイカウア教会などへ歩いても行ける。ハワイ王朝の首都がラハイナホノルルへと移った後も、この地はカメハメハ一族がリゾートとして利用したので、王族の肖像画や、大型カヌーなどがホテル内に展示されている。

クリスマスあるいは他の機会のパレードは、旧飛行場公園で準備してアリイ通りに出るし、独立祭花火は近くのカイルア湾で打ち上げられる。

ホテルのボールルーム(Ballroom)は地元あるいは訪問して来る合唱団、音楽家の格好の公演会ホールになっている。バイキング料理が楽しめるレストラン「ホヌ」は、地元民も自前あるいは企業のクリスマス/忘年・新年会に利用し、特にカニ料理は有名。

アイアンマン世界選手権大会トライアスロン(競泳、自転車競技、マラソン)は、全てこのホテル脇の広場からスタート、フィニッシュする。

このホテルは、アリイ通りに面したロイヤル・コナ・リゾート[2]、ウィンダム・リゾート[3]など、数々の大中小ホテルと競合する。また、ハワイ島の西海岸に新しく開発された大型ホテル群(南から北へ、コナ地区ケアウホウシェラトンカイルア・コナのキングカメハメハ・コナビーチ・ホテル、カウプレフフォーシーズンズホテルコハラ地区ワイコロアビーチヒルトンマリオット、マウナラニ・リゾートのフェアモント・オーキッド・ホテルウェスティン・ハプナビーチ・リゾート/ハプナビーチ・プリンス、カウナオア湾に面したマウナケア・ビーチ・ホテル)の一角を占めている。

交通[編集]

コナ国際空港からはタクシー、レンタカーなどで、クイーン・カアフマヌ・ハイウェイを南下してからパラニロード(Palani Road)へ入り、15分位。ホテルのマウカ(山側)に広い駐車場がある。ホテルからカイルア・コナ近郊へは、桟橋に近いので、そこから出る「ホップオン・ホップオフ」バスが利用できる。ハワイ島内の北方面のワイメアや東海岸のヒロなどへはヘレオン・バスがある。

海上をクルーザーなどで来た場合は、大型船はカイルア桟橋には着岸できないので、テンダーボートに乗って上陸したら、ホテルはすぐ目の前である。

参照項目[編集]

脚注[編集]

外部リンク[編集]

座標: 北緯19度38分27秒 西経155度59分51秒 / 北緯19.640795744999213度 西経155.99761494171537度 / 19.640795744999213; -155.99761494171537