キョウワサンダー

キョウワサンダー
欧字表記 Kyowa Thunder
品種 サラブレッド系種
性別
毛色 芦毛
生誕 1981年4月12日
死没 1987年8月12日(7歳没・旧表記)
ゼダーン
キョウワレディ
母の父 バウンティアス
生国 日本の旗 日本北海道新冠町
生産者 協和牧場
馬主 浅川吉男
調教師 吉岡八郎(栗東
競走成績
生涯成績 23戦4勝
獲得賞金 9537万6000円
勝ち鞍
GI エリザベス女王杯 1984年
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キョウワサンダー(欧字名:Kyowa Thunder1981年4月12日 - 1987年8月12日)は、日本競走馬繁殖牝馬

1984年エリザベス女王杯GI)優勝馬。2022年現在、グレード制導入後に中央競馬のGI級競走で優勝した唯一のサラブレッド系種の競走馬である。

経歴[編集]

競走馬時代[編集]

1983年10月の新馬戦でデビューし8着。その後なかなか未勝利戦を脱出できず、1984年4月に実に13戦目にしてようやく初勝利を挙げた。その後400万条件でさらに1勝し、サファイヤステークスで重賞初挑戦ながら2着と好走し、収得賞金を加算することができた。その後、900万特別戦は3着、前哨戦のローズステークスは8着と敗れた。迎えたエリザベス女王杯では、14番人気と全く人気はなかった。しかし、最後方から一気の追い込みでキクノペガサス以下をアタマ差で差しきり優勝、GI初優勝となった。

その後は大敗続きで、1985年11月の大原ステークスに勝利したのを最後に現役を引退した。

引退後[編集]

引退後は繁殖牝馬となったが、牡馬を1頭産んだだけで急死してしまった。唯一の産駒であるサンダーキッド(父ミルジョージ)も9戦未勝利のまま引退したため、系譜は途絶してしまった。

競走成績[編集]

血統表[編集]

キョウワサンダー血統グレイソヴリン系 / Hyperion4×4=12.50%(母内)、Pharos(Fairway)5×5=6.25%(父内)) (血統表の出典)

*ゼダーン
Zeddaan
1965 芦毛
父の父
Grey Sovereign
1948 芦毛
Nasrullah Nearco
Mumtaz Begum
Kong Baytown
Clang
父の母
Vareta
1953 芦毛
Vilmorin Gold Bridge
Queen of the Meadows
Veronique Mon Talisman
Volubilis

キョウワレディ
1972 鹿毛 (サラ系)
*バウンティアス
Bounteous
1958 鹿毛
Rockefella Hyperion
Rockfel
Marie Elizabeth Mazarin
Miss Honor
母の母
キタノフジ
1959 鹿毛 (サラ系)
*ライジングライト
Rising Light
Hyperion
Bread Card
キタノヒカリ(サラ系) トサミドリ
バウアーヌソル(サラ系) F-No.8-e


脚注[編集]

注釈[編集]

出典[編集]

外部リンク[編集]