カントン島
カントン島 (Kanton Island, also known as Canton Island or Abariringa Island) はキリバスの島。南太平洋、ハワイとフィジーのほぼ中間（南緯2度50分、西経171度40分）に位置する。
概要[編集]
フェニックス諸島に属し、同諸島最大かつ最も北にある島である。フェニックス諸島で唯一有人の島でカントン島以外は無人島である[1]。エンダーベリー島から63km、首都タラワからは1765kmの距離にある。面積は9.1km2。2000年時点で人口は61人だったが、2005年の調査では41人に減少した。現在は約20人。
1939年以降の50年間はエンダーベリー島と共にアメリカとイギリスの共同管理地に置かれていた。第二次世界大戦後は、オーストラリアとハワイ、北アメリカを結ぶ太平洋横断路線のテクニカルランディングのための寄港地として重用されたが、その後の旅客機の航続性能向上により現在は使用されることは少ない。
島民約20人の島において、中華人民共和国が滑走路の改修を計画していることが2022年5月の各国メディアの報道であきらかになった[2]。
脚注[編集]
- ^ キリバス共和国ガイドブック p.39(太平洋諸島センター) 2021年10月22日閲覧
- ^ EXCLUSIVE-中国、キリバスで滑走路改修を計画 米国とアジアの中間地点
外部リンク[編集]
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