オールナイトフジ (1969-1975)

オールナイトフジ』は、かつてフジテレビで放送された深夜番組オールナイトフジ』(All Night Fuji)のうち、1969年から1971年まではレギュラーとして、1975年までは特別番組として放送されていたテレビ番組である。

概要[編集]

1969年11月1日、平日深夜のナイトショー番組『テレビナイトショー』の土曜版、そしてラジオ深夜放送の人気番組『オールナイトニッポン』(ニッポン放送)のテレビ版(ニッポン放送との共同制作)としてスタートした。深夜のバラエティ番組としては、『11PM』などと並ぶ草分け的な番組である。

司会者は当時人気歌手だった舟木一夫、オールナイトニッポンのパーソナリティであった高崎一郎、ニッポン放送『ザ・パンチ・パンチ・パンチ』のDJだったモコビーバーオリーブ。他に三遊亭圓楽 (5代目)小林大輔(当時フジテレビアナウンサー)もレギュラー出演していた。ゲスト歌手の大半は歌謡曲系で、比較的アダルトな雰囲気の内容だった。

初期には24:15 - 27:15の3時間番組として放送されていた[注 1]いずれは翌朝までの終夜放送を行う計画だった[要出典][注 2]が、当時テレビの深夜放送は全くの未知数だったためにスポンサーが付かず、放送時間は1時間半、後に1時間にそれぞれ短縮され、結局1971年12月31日深夜(1972年1月1日未明)の新春(年越し)スペシャルをもって一旦レギュラー放送を打ち切った。

その後は1975年12月31日(1976年1月1日未明)まで新春スペシャルが続いた。

ネット局[編集]

  • フジテレビ

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 初めの数回は25:15開始の2時間番組でスタートしたが、前番組の海外ドラマが残っていた関係。
  2. ^ フジテレビにおいて終夜放送が実現したのは1987年のことである。FNSの日JOCX-TV2を参照。

出典[編集]

関連項目[編集]