オーブラック

オーブラックまたはオブラック (Aubrac) は、フランスの一地方で台地高原[1]中央高地の一地域で、現行の行政区分ではミディ=ピレネー地域圏ラングドック=ルシヨン地域圏およびオーヴェルニュ地域圏の一部を含む交点にあたる。面積はおよそ1,300平方キロメートル。

石灰岩質のグラン・コース (Grands Causses) や[2]、花崗岩質の地形から成る。

この地方のチーズは古くから有名であり、プリニウスはこの地域のチーズ作りに言及している[3]。オーブラックの名を冠した赤身肉の牛の品種もある[4]

脚注[編集]

  1. ^ オーブラックの高原”. Kai Corporation. 2014年6月1日閲覧。
  2. ^ 三省堂編修所 編『コンサイス 外国地名事典』(3版)三省堂、1998年、324頁。ISBN 4-385-15338-8 
  3. ^ 日仏料理協会 編『フランス 食の事典(普及版)』株式会社白水社、2007年、699頁。ISBN 978-4-560-09202-6 
  4. ^ 前掲 (日仏料理協会 2007, p. 66)。

外部リンク[編集]

  • ウィキメディア・コモンズには、オーブラックに関するカテゴリがあります。