オブレゴン・ピストル

オブレゴン・ピストル
種類 半自動拳銃
原開発国 メキシコの旗 メキシコ
開発史
開発者 アレハンドロ・オブレゴン(Alejandro Obregón)
諸元
重量 1,130g
全長 216mm
銃身 127mm

弾丸 .45ACP弾
作動方式 ロータリーバレル式ショートリコイル
初速 253m/s
装填方式 7発着脱式箱型弾倉
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オブレゴン・ピストル(Obregón)は、1930年代中頃にメキシコで設計された半自動拳銃

概要[編集]

機械技師のアレハンドロ・オブレゴンが設計した。アメリカ製のM1911と同じ.45ACP弾を使用し、全体的なサイズや重量、レイアウトも類似している。ただし、内部構造にはオーストリア=ハンガリー帝国で開発されたステアーM1912に類似したロータリーバレル式ショートリコイルが用いられている。また、オブレゴン・ピストルの設計上の特徴の1つに、セーフティ・スイッチとスライドロックが同じ部品で構成されている点があげられる。

オブレゴン・ピストルは、1930年代に数百丁がメキシコシティの造兵廠で製造されたが、市場での成功を収める事はできなかった。以後はメキシコ政府向けの生産のみが行われた。

関連項目[編集]

参考文献[編集]