オフィスまめかな

株式会社オフィスまめかな
Office MAMEKANA Co.Ltd.
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
150-0012
東京都渋谷区広尾1-4-10
鴻貴ビル4F
北緯35度38分54.8秒 東経139度42分49.6秒 / 北緯35.648556度 東経139.713778度 / 35.648556; 139.713778座標: 北緯35度38分54.8秒 東経139度42分49.6秒 / 北緯35.648556度 東経139.713778度 / 35.648556; 139.713778
設立 2010年5月6日
業種 サービス業
法人番号 2011001067645 ウィキデータを編集
事業内容 芸能事務所
代表者 植野佳奈(代表取締役
資本金 400万円
従業員数 2名
主要子会社 まめかなエージェンシー(広告代理店業)
外部リンク https://www.mamekana.co.jp/
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オフィスまめかなは、東京都渋谷区にある日本芸能事務所である。6代目三遊亭円楽母心を中心とした演芸家のマネジメントと地方の落語興行の企画・運営に携わる[1]

概要[編集]

2010年に6代目 三遊亭円楽のマネージャー植野佳奈によって設立[2]

植野は1980年京都府京丹後市出身。早稲田大学第一文学部在学時から三遊亭楽太郎(当時)の事務所でアルバイトを始め、2001年4月卒業と同時にマネージャーになる。前任者の引退を受け2010年に独立[2]。夫は事務所に所属している母心嶋川武秀富山県議会議員)、一男一女の母[3]

事務所名は円楽の大師匠にあたり植野が落語界に携わるきっかけとなった6代目 三遊亭圓生の義太夫時代の芸名「豊竹豆仮名太夫」と自らの名前をかけたもの[4]

オフィスまめかなは円楽一門会全体の事務所ではなく、円楽の資本参加もない[2]。ただし、2021年2月9日に国会内で開催された落語界の実情と対策を考える落語議連会合には、新型コロナウイルスによる落語業界の現状についてのヒアリングに円楽一門会を代表する形で植野が参加している[5][6]

最盛期には植野の他に8人の社員がいたが[2]、コロナ禍で公演数が減少。資金繰りが苦しくなった中、2022年1月に事務所の稼ぎ頭だった円楽が脳梗塞で倒れて入院。療養が長期化することが見込まれたため、女性スタッフに希望退社を募り[7]、5人のうち4人が円満退社したことが週刊誌に報道された[8]

所属タレント[編集]

正式所属
業務提携

脚注[編集]

  1. ^ 渡辺寧久 (2021年8月27日). “寄席演芸の人びと マネジメント会社経営・植野佳奈さん”. 東京新聞 (東京). https://www.tokyo-np.co.jp/article/127110 
  2. ^ a b c d 渡辺寧久 (2023年10月1日). “【三遊亭円楽さん一周忌】元付き人・マネージャーの事務所社長・植野佳奈さんが語る師と歩んだ半生と“最期”の後悔「師匠は死を覚悟していなかったと思います」”. 週刊女性PRIME. 主婦と生活社. 2023年10月3日閲覧。
  3. ^ 芸能事務所社長・植野佳奈に密着!”. 人生が変わる1分間の深イイ話. 日本テレビ (2020年10月26日). 2020年11月10日閲覧。
  4. ^ 会社名「オフィスまめかな」の由来と、初お目見えのご挨拶 - 株式会社オフィスまめかな、2011年4月、2016年6月9日閲覧
  5. ^ この時、他に演者側としてヒアリングに参加したのは、柳家さん喬(落語協会)、高橋史記(落語協会事務局長)、田澤祐一(落語芸術協会事務局長)。
  6. ^ Koji Matsui 松井孝治(@matsuikoji) (2021年2月9日). “コロナ禍での落語界の実情と対策を考える落語議連会合が開催されてます。”. twitter. 2021年7月11日閲覧。
  7. ^ 社員は全員女性だった。
  8. ^ 藪入うらら (2022年3月17日). “三遊亭円楽、脳梗塞の療養延期でスタッフが大量退社!事務所を守り抜く「女社長の決断」”. 週刊女性PRIME. 主婦と生活社. 2022年3月18日閲覧。
  9. ^ 「売れてこそ」福島への恩返し お笑いコンビ 母心(6)”. 日本経済新聞社 (2014年10月28日). 2015年8月4日閲覧。

外部リンク[編集]