ウランプハ砂漠

ウランプハ砂漠
長軸全長170km
110km
面積9,900 km2 (3,800 sq mi)
地理
座標北緯40度00分 東経106度15分 / 北緯40.00度 東経106.25度 / 40.00; 106.25座標: 北緯40度00分 東経106度15分 / 北緯40.00度 東経106.25度 / 40.00; 106.25

ウランプハ砂漠(ウランプハさばく、モンゴル語:ᠤᠯᠠᠭᠠᠨᠪᠤᠬ᠎ᠠ
ᠴᠥᠯ
 Ulaanbuh tsöl、烏蘭布和砂漠)は、中華人民共和国内モンゴル自治区アルシャー盟からバヤンノール市中部にかけて広がる砂漠。最大で南北が170km、東西が110kmあり、面積は約1万1千平方キロメートルである。ウランブフ、ウランブハなどとも言う。

南は賀蘭山、北は狼山、東はジランタイ塩湖、西は河套平原(黄河を挟んでオルドス高原の北側にある)と接する。砂漠の平均標高は1,000~1,100mである。

「ウランプハ」はモンゴル語で赤い雄牛を意味する。

砂漠の南部は流砂(移動する砂丘)、中央部は畑の畝の形をした砂丘、北部は半固定の砂丘が多い。

また、130~140平方キロメートルほどが耕地となっており、小麦トウモロコシ甜菜ヒマワリなどが栽培されている。黄河から引いた灌漑用水や、砂漠に点々とある湖の水が利用されており、日照が豊かなため、牧畜、林業、漁業などが発展するための条件は良いとされる。

参考文献[編集]

  • 中国語版ウィキペディア『乌兰布和沙漠』 2007年5月2日 01:52の版より翻訳。
  • 乌兰布和沙漠 百度百科