ウィーン娘
『ウィーン娘』(ウィーンむすめ、ドイツ語: Weaner Madl'n)作品388は、カール・ミヒャエル・ツィーラーが作曲したウィンナ・ワルツ。
解説[編集]
1887年10月30日、ラントシュトラーセにあったドレーアー館で初演された[1]。好評を博して6回アンコールされ[1]、ツィーラーの代表作のひとつとなった。ヨーゼフ・バイヤーのバレエ『ウィーン巡り』改訂版でも、追加楽曲として登場している[2]。
このワルツから曲名を借用して、1949年に『ウィーン娘』と題した作曲者ツィーラーの伝記映画がオーストリアで制作されている。
ニューイヤーコンサート[編集]
出典[編集]
- ^ a b 若宮由美「ウィーンフィル・ニューイヤーコンサート2016 エドゥアルト・シュトラウス没後100年を祝して 曲目解説」より、ワルツ〈ウィーン娘〉op.388
- ^ 若宮 2012, p. 186.
参考文献[編集]
- 若宮由美「バレエの劇作法 : 《ウィーン巡り》の改作をめぐって」『埼玉学園大学紀要. 人間学部篇』第12巻、埼玉学園大学、2012年12月、181-194頁、NAID 110009555071。
外部リンク[編集]
音楽・音声外部リンク | |
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ワルツ「ウィーン娘」 - オペラパーク楽友アンサンブルによる演奏。楽団公式YouTubeチャンネルより。 |