アル・レオン

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アル・レオン Al Leong
本名	Albert Leong
別名義	Al "Ka Bong" Leong
生年月日	(1952-09-30) 1952年9月30日（71歳）
出生地	アメリカ合衆国, ミズーリ州セントルイス
職業	俳優、スタントマン
主な作品
映画 『ゴースト・ハンターズ』 『リーサル・ウェポン』 『アクション・ジャクソン/大都会最前線』 『ダイ・ハード』 『ビルとテッドの大冒険』 『ブラック・レイン』 『グラマラス・ハンターズ』 『ラピッド・ファイアー』 『ラスト・アクション・ヒーロー』 『エスケープ・フロム・L.A.』 『リプレイスメント・キラー』 テレビドラマ 『24 -TWENTY FOUR-』
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アルバート・レオン（英: Albert Leong、1952年9月30日 - ）は、アメリカ合衆国の映画俳優、スタントマンである^[1]。

別名義である「Al "Ka Bong" Leong」を使っているときもある。武術（北方少林拳（英語版）、テコンドー、カリ、柔術など）^[要出典]の心得があり、禿げ上がった額、波打った長髪、目立つフーマンチュー風の口髭（英語版）が特徴的な人物。『リーサル・ウェポン』や『ダイ・ハード』といった多くの人気アクション映画で、悪党の手下として小さいながらも記憶に残る役を数多く演じてきた。また、『ビルとテッドの大冒険』のチンギス・カン役でも有名である。

有名映画以外にも、B級映画やTVドラマと活躍の場は広い。また、スタントマンとしても活躍しており、鍛えられた体を使って格闘アクションシーンを演じることも多い。そういった場面では空中での回し蹴りを多用する。

ジョン・カーペンター監督の『ゴースト・ハンターズ』や『ゼイリブ』に出演したが、こうした出演により、カルト的な人気（英語版）を集めている^[2][3]。

台詞が無い、登場時間は数十秒ですぐ殺されるという役が多いが、数多い出演作、その印象的な容姿で映画ファンにはおなじみのキャラクター。カルトな人気があり、樋口真嗣も彼のファンであると公言している^[4]。

生い立ち[編集]

アルバートはミズーリ州セントルイスで生まれた^[5][6]。中国系アメリカ人の両親のもとに生まれた3人の子どもの末っ子で、両親が経営する洗濯店の裏で育った。1962年、彼が10歳のとき、家族はカリフォルニア州ロサンゼルスに引っ越し、アルバートはハリウッド・ハイスクール（英語版）に通った^[7]。

私生活[編集]

1993年に脳腫瘍を患い、2005年には脳梗塞を発症した^[8]。

キャリア[編集]

『リーサル・ウェポン』や『ダイ・ハード』、『バニシング・レッド』、『ゴースト・ハンターズ』、『スコーピオン・キング』、『ゼイリブ』など^[1]の作品に主に悪役のアジア人として出演し、TVドラマ『24 -TWENTY FOUR-』の第1シーズンでは複数話に出演していた。また、コメディ映画『ビルとテッドの大冒険』では、チンギス・カンを演じた。2003年、脚本家デヴィッド・キャラハム（英語版）の『ライターズ・リール』^[9]に出演した。この5分間のショートフィルムの中で、作家としての典型的な一日を過ごすキャラハムを演じることで、ハリウッドの伝統的な俳優や監督の「リール」をも風刺した。この「リール」は、多くの短編映画祭に出品された^[10]。

その他、『ゴールデン・チャイルド』や『ラスト・アクション・ヒーロー』、ローランド・エメリッヒ監督の『GODZILLA』、ティム・バートン監督の『PLANET OF THE APES/猿の惑星』、『デアデビル』など数多くの映画に、スタントマンとして携わった。また、映画以外にも『ナイトライダー』や『私立探偵マグナム』、『トワイライト・ゾーン』、『パトカーアダム30』、『冒険野郎マクガイバー』、『ザット'70sショー』、HBOの『デッドウッド 〜銃とSEXとワイルドタウン』などのテレビドラマにも出演している。低予算映画『Daddy Tell Me a Story...』では、脚本と監督を担当した。

近年ではスタントマンの経験を生かしてアクションシーンの指導も行っている。

フィルモグラフィ[編集]

※スタントマンとしてクレジットされているが顔が確認できる作品も含む。

スタントマンとしての出演作品[編集]

※スタントマンとしてクレジットされているが顔が確認できないものを分類。

テレビドラマ[編集]

ミュージック・ビデオ[編集]

• 2003： Poppin' Them Thangs by Gユニット

参考文献[編集]

• Leong, Al (August 1, 2011). The Eight Lives of Al Ka-Bong Leong. Al Leong. ISBN 978-0-615-38499-3.^[11]

脚注[編集]

1. ^ ^{a b} “Al Leong”. The New York Times. Baseline & All Movie Guide (2014年). 2014年7月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年3月10日閲覧。
2. ^ “Al Leong”. Hey! It's That Guy!. Fametracker (2001年8月8日). 2006年10月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2007年6月19日閲覧。
3. ^ As of June 2007, the fan site Al Leong: Cinematic Legend Archived October 4, 2007, at the Wayback Machine. campaigns for Leong to receive a Lifetime Achievement Award from Taurus World Stunt Awards and an MTV Lifetime Achievement Award.
4. ^ ニコニコ生放送ダイ・ハード特集にて
5. ^ An Exclusive Interview with Al Leong Archived April 12, 2014, at the Wayback Machine., World Wide Dojo
6. ^ A chat with Al Leong – martial artist & stuntman extraordinaire — Chiller Theatre, Planetchocko.com
7. ^ Taylor, Trey (2013年10月30日). “Al Leong: death becomes him”. Dazed. 2019年6月17日閲覧。
8. ^ McNeil, Jason William (2015年11月1日). “8 Things You Didn't Know About Al Leong”. Black Belt. 2022年3月10日閲覧。
9. ^ “David Callaham: Writer Reel (2004)”. IMDb. 2022年3月10日閲覧。
10. ^ “4th Bearded Child Film Festival”. Bearded Child Film Festival. 2022年3月10日閲覧。
11. ^ Leong, Al (2011-08-01) (英語). The Eight Lives of Al Ka-Bong Leong. Al Leong. ISBN 978-0-615-38499-3. https://books.google.com/books/about/The_Eight_Lives_of_Al_Ka_Bong_Leong.html?id=FDFIXwAACAAJ 

外部リンク[編集]

• Al Leong - IMDb（英語）
• Al Leong: Cinematic Legend Archived July 17, 2014, at the Wayback Machine.