アサマシジミ

アサマシジミ
アサマシジミ Lycaeides subsolana
分類
: 動物界 Animalia
: 節足動物門 Arthropoda
: 昆虫綱 Insecta
: 鱗翅目 Lepidoptera
: シジミチョウ科 Lycaenidae
亜科 : ヒメシジミ亜科 Polyommatinae
: Lycaeides
: アサマシジミ
L. subsolana
学名
Lycaeides subsolana(Edwards[1])
和名
アサマシジミ(浅間小灰蝶)
英名
 The Asama Silver-studded Blue
亜種
  • L. s. iburiensis(Butler)
    (北海道産亜種)
  • L. s. yagina(Strand)
    (中部地方中山帯亜種)
  • L. s. yarigadakeanus(Matsumura)
    (中部地方高山帯亜種)


アサマシジミ(浅間小灰蝶 Lycaeides subsolana)は、チョウ目(鱗翅目)シジミチョウ科に属するチョウの一種。

概要[編集]

翅裏は灰色で、外縁に沿ってオレンジ色の帯がある。ヒメシジミミヤマシジミとよく似ているが、この2種の雄の翅表にある青色はやや紫がかる。 卵で越冬する。幼虫の食草はナンテンハギ、イワオオキなどのマメ科植物。食草付近の枯葉などに1つずつ産みつける。年一化性で、成虫は6・7月に発生。

分布[編集]

北海道および中部地方の中高山帯の草原で見られる。国外ではロシア極東地域、中央シベリア中国東北部朝鮮半島に分布。

参考文献[編集]

  • 牧林功解説 『日本の蝶』成美堂出版、1994年、ISBN 4-415-08045-6
  • 日本環境動物昆虫学会編『チョウの調べ方』文教出版、1998年、ISBN 4-938489-11-2

関連項目[編集]

  1. ^ William Henry Edwards or シデナム・エドワーズ