とよ田みのる

とよ田 みのる
本名 豊田 実
生誕 (1971-10-07) 1971年10月7日(52歳)
日本の旗 日本東京都大島町
職業 漫画家
活動期間 2002年 -
代表作ラブロマ
受賞 アフタヌーン四季賞佳作(2000年
同大賞(2002年
マンガ大賞2023年
テンプレートを表示

とよ田 みのる(とよだ みのる、本名:豊田 実(読み同じ)[1]1971年10月7日[1] - )は、日本漫画家東京都大島町出身[2]江戸川区から埼玉県を経て、再び江戸川区に在住している[3]東京造形大学造形学部卒業[要出典]。妻は漫画家のトミイマサコ[4][5]

2002年に『月刊アフタヌーン』(講談社)掲載の「ラブロマ」でデビュー。翌2003年に同誌で連載化した同作で連載デビューし、代表作となった。

来歴[編集]

本格的に漫画家を志したのは25歳頃から[6]。しばらく作品の投稿を続け、2000年に『レオニズ』でアフタヌーン四季賞夏のコンテスト佳作[2](掲載は無し)。2002年に『ラブロマ』で同賞春のコンテスト四季大賞を受賞しデビューする[注 1]

2003年から2005年まで『月刊アフタヌーン』で『ラブロマ』を連載、高校生カップルのフレッシュな恋愛を描き老若男女を問わない広い支持を得た[要出典]

2010年に結婚[7]

2021年、『ゲッサン』にて『これ描いて死ね』を連載開始[8]。同作は「マンガ大賞2023」の大賞を受賞した[9][10]

作風[編集]

人物、背景ともに太くくっきりした線で描かれるのが作品の特徴。最初はますむらひろしなどの影響を受けたSFファンタジーを多く描いていたが、応募しても落選し続けたので『ラブロマ』で思い切って路線変換を図った。手塚治虫作品に見られるようなスターシステムに憧れている[11]

同人漫画家としても活動し、同人誌にも寄稿している。

作品リスト[編集]

連載[編集]

読み切り[編集]

  • とよ田みのる短編集 CATCH&THROW(短編集、2012年、小学館)
    • 素敵な面倒さん(2011年、『ゲッサン』、小学館)
    • CATCH&THROW(2011年、『週刊少年サンデー』、小学館)
    • ヒカルちゃん(同人誌初出作品)
    • 等価なふたり(原作:よしづきくみち、同人誌初出作品)
    • 片桐くん(同人誌初出作品)
  • 『ゲッサン』読切作品(単行本未収録)
    • イマジン(2016年3月号)
    • ポテ子さんの豊かで(カロリーが)控えめな食事(2016年4月号)
  • とよ田のコロコロ開拓史(2016年、『コロコロアニキ』第7号、小学館、読み切り)

受賞[編集]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 妻となるトミイはその次の回である2002年夏のコンテストで審査員特別賞を受賞しデビューしている。
  2. ^ 2014年よりツイッター上で発表(一部は同人誌として再録発表)している作品の商業連載化。

出典[編集]

  1. ^ a b とよ田みのる”. コミックナタリー. ナターシャ. 2020年6月18日閲覧。
  2. ^ a b とよ田 みのる(漫画家)”. マンガペディア. 2020年7月18日閲覧。
  3. ^ とよ田みのるの2017年2月18日のツイート2018年5月19日閲覧。
  4. ^ とよ田みのるの2010年11月22日のツイート2019年1月24日閲覧。
  5. ^ 単行本『最近の赤さん どうしたらお母さんみたいにモテますか?』前書き[要ページ番号]
  6. ^ カメントツ (2016年11月8日). “【マンガ家対談】カメントツ×とよ田みのる『エッセイ漫画を描く悩み』”. オモコロ ブロス. 株式会社バーグハンバーグバーグ. p. 1. 2020年7月18日閲覧。
  7. ^ 『月刊アフタヌーン』2010年7月号欄外[要ページ番号]
  8. ^ とよ田みのるがゲッサンに帰還、マンガ愛を込めて描く成長譚「これ描いて死ね」”. 2024年3月8日閲覧。
  9. ^ とよ田みのる「これ描いて死ね」マンガ大賞2023の大賞受賞”. 2024年3月8日閲覧。
  10. ^ マンガ大賞受賞とよ田みのる、「これ描いて死ね」は自分自身にいつも言っている言葉”. 2024年3月8日閲覧。
  11. ^ とよ田みのるの2014年2月10日のツイート2020年7月18日閲覧。

外部リンク[編集]