とうみケーブルテレビ

とうみケーブルテレビは、長野県東御市が運営していたケーブルテレビ局である。

概要と経歴[編集]

1999年(平成11年)、旧北御牧村が「みまきケーブルテレビ」として開局。東御市発足を経て長野県長野市周辺に地上デジタル放送が開始された2006年(平成18年)10月1日に、現在の名称に改称され、略称もMCTからTCTに変更された。

かねてから東御市東部地区や隣接自治体をサービスエリアとする上田ケーブルビジョン(以下UCV社)と自主制作やインターネットなどで提携していたが、2014年(平成26年)4月よりUCV社はとうみケーブルテレビの指定管理者となり関係を深め[1]、2020年(令和2年)4月に東御市はケーブルテレビ事業をUCV社に譲渡して[2]、とうみケーブルテレビは21年の歴史に幕を下ろした。

サービスエリア[編集]

長野県東御市(北御牧地区[注 1]のみ)

主な放送チャンネル[編集]

テレビ局[編集]

アナログ デジタル 放送局
2 TV011-012 NHK長野総合
9 TV021-023 NHK長野教育
5 TV041-042 テレビ信州
10 TV051-052 長野朝日放送
11 TV061-062 信越放送
8 TV081-082 長野放送
3 BS101-102 NHKBS1
BS103-104 NHKBSプレミアム
BS141-143 BS日テレ
BS151-153 BS朝日
BS161-163 BS-TBS
BS171-173 BSジャパン
BS181-183 BSフジ
23 BS191-193 WOWOW
BS200-202 スター・チャンネル ハイビジョン
6 001 上田ケーブルビジョン1ch
1 004 自主制作
007 信毎文字ニュース
36 008 ウェザーニューズ
15 212 GAORA
30 217 ゴルフネットワーク
13 218 日テレG+
225 東映チャンネル
24 226 衛星劇場
22 227 スター・チャンネル
228 スター・チャンネル プラス
229 スター・チャンネル クラシック
32 230 ファミリー劇場
14 231 スーパー!ドラマTV
234 時代劇専門チャンネル
34 236 アニマルプラネット
238 TBSチャンネル
241 アニマックス
20 251 日経CNBC
252 日テレNEWS24
31 258 朝日ニュースター
25 263 MTV
20 270 囲碁・将棋チャンネル
9 272 QVC
276 釣りビジョン
35 277 旅チャンネル
281 フジテレビTWO
282 フジテレビONE
26 285 グリーンチャンネル
286 グリーンチャンネル2
21   放送大学
27   クラシカ・ジャパン
28   歌舞伎チャンネル

地上アナログ放送の13 - 36chの視聴にはホームターミナルが別途必要(有料貸与)。デジタル放送はI-HITSを使用していた。

在京キー局各局の地上アナログ放送での区域外再放送には、上田ケーブルビジョンの受信点を共同利用していた。その関係で2005年度(平成17年度)まではTOKYO MXの地上アナログ放送も区域外再放送を行っていた。しかし1999年(平成11年)の本局開局時点で、在京キー局各局へ地上アナログ放送での区域外再放送の同意を申請していなかったことから、2009年(平成21年)9月までに在京キー局5局すべての地上アナログ放送での区域外再放送を停止した(地上デジタル放送での区域外再放送は元々行っていなかった)。これにより、“第2のINC”と化することになった[注 2]。県内に系列局のないテレビ東京については再送信停止後も再送信再開に向け協議する予定、としていた。

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 東御市自体は群馬県(関東広域圏:1都6県)と接しているが、当地区は群馬県(関東広域圏:1都6県)とは接していない。東御市内の当地区以外は2020年(令和2年)1月時点で上田ケーブルビジョンのサービスエリアとなっており、そのサービスエリアは群馬県(関東広域圏:1都6県)と接している。
  2. ^ ただし、INCはテレビ東京に関して、地上デジタル放送以降後の2020年(令和2年)時点でも区域外再放送を行っている。

出典[編集]

  1. ^ 会社案内”. 上田ケーブルビジョン. 2020年12月4日閲覧。
  2. ^ 北御牧地区を対象とするケーブルテレビ事業の民営化について”. 東御市 (2020年3月6日). 2020年12月4日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]