こちら芝浦探偵社

こちら芝浦探偵社
ジャンル テレビドラマ
脚本 清水有生
演出 生野慈朗、加藤浩丈、森山享
出演者 沢口靖子
中村雅俊
朝加真由美
高嶋政伸
斎藤晴彦
RIKACO
伊東四朗
オープニング 中村雅俊『闇の中のサファイア』
製作
プロデューサー 生野慈朗
制作 TBS
放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間1989年6月30日〜1989年9月22日
放送時間金曜日21:00〜21:54
放送枠TBS金曜9時枠の連続ドラマ
放送分54分
回数13
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こちら芝浦探偵社』(こちらしばうらたんていしゃ)は、1989年6月30日から同年9月22日まで、TBS系列の毎週金曜日21:00 - 21:54の枠で放送されたテレビドラマ。全13回。

概要[編集]

和波正太郎は張り込み、浮気や素行の調査などを主な仕事としている冴えない探偵教員を辞めた後に探偵になった身で、教員時代の教頭だった犬塚邦雄を探偵社の社長として、二人で東京芝浦の古いビルにささやかながら探偵事務所を構えている。ある日正太郎は、ピストルを構えて正太郎を狙っているように見えた、篠原みゆきという女性に出会う。みゆきは調査の仕事に協力し、そのお礼として、みゆきに頼まれるがまま助手として探偵社に採用する。しかしみゆきの行動は頓珍漢な所があって正太郎の足を引っ張ることも度々だった。

物語終盤になって、みゆきの父が内閣官房長官であることがわかり、それと共に探偵社は未公開株による贈収賄事件に巻き込まれる…[1]

生野慈朗プロデューサーは本作について「漫才で始まってメロドラマで終わると言った感じで、探偵の仕事を通じて現代社会の世相などを絡めていくと言う大人のドラマ」と語っている[2]

中村雅俊は『外科医 城戸修平』(1983年)以来6年ぶりのTBSドラマ出演で、沢口靖子とのドラマでの共演も『誇りの報酬』(1985年1986年 日本テレビ)以来3年ぶりとなった。

キャスト[編集]

ゲスト[編集]

第2話
第3話~第4話
第5話
第6話
第7話
第8話
  • 犬塚喜美子:内田あかり
    犬塚邦雄の妻。自動車教習所教官の山崎に頻繁に貢いでいるのではという疑いを邦雄自ら持つようになり、二人を引き離して欲しいと調査を正太郎に依頼する。
  • 山崎:桂三木助
  • 仲本:西村淳二
第9話
第10話
  • 山川雪江:岩本多代
    ダンス教室の先生。マスターが好意を持つ。
第12話〜第13話

スタッフ[編集]

主題歌[編集]

中村雅俊『闇の中のサファイア』(作詞:森雪之丞 作曲:都志見隆 編曲:西平彰 レーベル:日本コロムビア

サブタイトル[編集]

話数 放送日 サブタイトル 演出
1 1989年
6月30日
今日からハード・ボイルド 生野慈朗
2 7月7日 利用された探偵
3 7月14日 初恋の人・その1 加藤浩丈
4 7月21日 初恋の人・その2
5 7月28日 先生、ボクの彼女を調べてヨ!! 森山享
6 8月4日 パパ約束したよね 生野慈朗
7 8月11日 怪談! 依頼人が消えちゃったゾ~!! 森山享
8 8月18日 不倫お仕置きスパイ大作戦 加藤浩丈
9 8月25日 正太郎、心配してるスグ帰れ! 森山享
10 9月1日 3人で暮らそう 生野慈朗
11 9月8日 あたしのそばにずっといて 森山享
12 9月15日 二人だけの夜
13 9月22日 あたしの宝もの

脚注[編集]

  1. ^ 参考:毎日新聞朝日新聞読売新聞北海道新聞 各縮刷版(それぞれ1989年6月30日~1989年9月22日)、週刊TVガイド 1989年6月30日~1989年9月22日号、ザテレビジョン 1989年6月30日~1989年9月22日号、『1980年代全ドラマクロニクル』(TV LIFE学研パブリッシング)編集部編)「こちら芝浦探偵社」の項目
  2. ^ 週刊TVガイド 1989年6月30日号 p.159
TBS 金曜21時枠連続ドラマ
前番組 番組名 次番組
アイラブユーからはじめよう
(1989.4.7 - 1989.6.16)
こちら芝浦探偵社
(1989.6.30 - 1989.9.22)
俺たちの時代
(1989.10.6 - 1989.12.22)